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人1:人類・身心論・行動
<元気で長生きするための、とても簡単な習慣>を読む
著者:デイビッド・B エイガス 「ジエンド・オブ・イルネス」の要約版だ 「ジエンド・オブ・イルネス」(The End of Illness)という本は,健康を考える上でとても参考になるが(年賀状でも紹介した。),アメリカの本らしく,豊富な話題が登場してあちこちに飛ぶので,これを踏まえていざこれから何をしようかと考えると,分からなくなる。... -
方法論
「「人工超知能」 -生命と機械の間にあるもの-」を読む
著者:井上智洋 後半は混乱している? 著者は、AIに堪能な経済学者ということだが、私は「人工知能は資本主義を終焉させるか」という著者と齊藤元章氏(医師で、スパコンの開発者だが、つい最近詐欺で逮捕されたことを知り、いささか驚いた。)との対談を読んでいて、経済分析はさておき、著者のAI論が知りたくなって、急遽、この本を読んで... -
日々雑感
深夜の激突
最近,孫娘は,ずいぶん大人びたいい方をするようになってきて,時折,びっくりさせられる。正確な言い方は忘れたが,昨日は,じいじが,彼女の力作のレゴブロックにふれて少し崩れたことに対して,「どうしてそういうことをするの。そんなことをされてはたまらない。どうしていいかわからない。」というようなことを言った。うちにはそうい... -
方法論
AIの最先端を知る
AIのわかりやすいとらえ方 今AIは何を目指しているのだろうか。 カーネマンのシステム1(直観的ないし無意識的思考)とシステム2(論理的思考)を持ち出すと、人間の思考は、システム1とシステム2の複雑な絡み合いで成り立っているが、生物誕生以来の進化と共にあるシステム1が圧倒的な影響力を持つと共に繁殖、生存レベルで優れている... -
社会・世界・地球環境
「経済」は分からないー経済指標にアクセスするー
「経済」が分かるとは? 社会を理解するには,「経済」が分かることが第一歩だといわれれば,そのような気がする。でも「経済」がわかるとは,いったいどういうことなのだろうか。 ひとつは,自分が置かれた「経済」に関わる立場に応じて,自分の効用を最大化する行動を立案し,実行できるということだろう(金儲けがうまいといってもいいか... -
方法論
IT・AIの基本を学ぶ
「IT・AIの基本を学ぶ」を「AIと法」の下位メニューの固定ページに設けました。今は、「DSを支える理論と技術」にあり、そちらを改定していきます。 IT・AIの基本を学ぶ ITとAIについてきちんと理解し、AIを今後の法実務に生かしていくためには、その論理と現在の技術をきちんと押さえる必要がある。そうでないと単なる「物好き」に終... -
PC世界の迷路
Amazon EchoとAmazon Alexa(エコーとアレクサ)
一体何? アマゾン エコーとアマゾン アレクサと聞いても?という人も多いかもしれない。 アマゾン エコーは,簡単に言えば,「アレクサ」と呼び掛けて起動させ,その後に口頭で指示するとその音楽が聴けるスピーカーである。また,アマゾン アレクサはそれを実行するクラウド上の機能,AIである。 初期のマッキントッシュでよく「電脳」と... -
方法論
<働きたくないイタチと言葉がわかるロボット>を読む
~人工知能から考える「人と言葉」 著者:川添愛 イタチがAIを作る? 著者は、「こちらの言うことが何でも分かって、何でもできるロボット。そんなものができるかもしれないとか、そうなったら私たち人間の生活はどう変わる?とか、そういう話が今の世の中にはあふれて」いるが、そううまくはいかない、「言葉が分かる」という言葉の意味を... -
方法論
社会を理解する方法・ツールを探す-年末・年始の頭の旅-
遅ればせながら社会と向き合う 私はある時期から政治や社会の問題に積極的には関わることをやめ,弁護士として,法によって縛られるのはもっぱら国家(立法,行政,司法)だという限りで,政治や社会の問題と関わればよいと考えてきた。政治や社会の方向付けについては,自信満々の多くの政治家,官僚,企業家,実務家,学者等々が,世界中に... -
集団・企業・政府
「政府の政策」を読み、活用する
アイデアをカタチにする 「政府の政策」を読み、活用するという「アイデアをカタチに」しようと思っています。これは今後、固定ページで展開していきますが、その最初の投稿です。最新の内容は、固定ページで確認してください。 「政府の政策」を読み、活用する 政府は、必要と判断する多くの「政策」を実行するために、国民・企業から資金...