山ある日々:創造と遊び
Introduction
序説
何を取り上げるコンテンツか
「問題解決と創造」などという大それた名称のコンテンツを作り始めて大分時間が経ったが、何を目指し、どういう内容にするのかが、いつまでたってもなかなか落ち着かない。 次々とランダムに目に入ってくる面白そうでかつ重要と思われるKindle本をクリティカルに読んで紹介していくこと、様々な領域の「問題解決」に資することを着地点にすること、問題を解決する検討する対象を、自然と環境、人、企業、政府の4要素及びこれらの相互作用からなる社会や世界の5領域に分類すること等は、おおよそ決めていた。要は「問題解決と創造」の観点から、関連する知識を整理しようと思ったのだ。
ただ手許にあるKindle本とR本を睨みながら買い足し(ついでにいうと、R本は事務所移転時に大半を処分してしまったので、R本の買い足し足しには二の足を踏んでしまう。)、重要と思う本の詳細目次を作成しつつ、5領域について、更にその細項目、詳細項目を作成・分類し、かつ重要と思われる本をそれに帰属させていくことは、際限のない作業であった。しかし5領域の項目立てと帰属する本を整理することは、「問題解決」の前提となる必須の作業と思われたので、飽きもせず、暇な時間を見つけては延々と作業を続けてきたが、いつまでたっても完成しない。 しかし、必然性、少なくても一貫性のない分類は完成するはずがないし(最近、本の分類は日本十進分類法によるべきで任意の分類をすべきではない、という指摘を見てなるほどと思ったが。)、私は「問題解決と創造」の各領域を考察する基礎的な資料を整理、充実させたいのであって、本を分類すること自体に大した意味はない。この泥沼はそろそろ脱しなければならない。
それとここで足踏みをしていると、文献探しとその整序に止まって、「問題解決と創造」の実践など、あの世での話になってしまう。まずは、私にとっての「問題解決と創造」を始めなければ。
問題解決と創造とは
ところで「問題解決と創造」の「問題解決」と「創造」の関係はどう考えればいいのだろうか。言葉の定義の問題なのでいろいろと考えられるが、ここでは「問題解決」は「創造」の一部であると整理することにした。
「創造」は、「目的」「目標」を設定して、新しい「物事」「事態」を作り出すこととする。
そして「問題解決」の「問題」を「目標と現状のギャップ」と捉え(これは、ハーバート・A. サイモンが、言い出したらしい。)、「問題解決」とは具体的な「目的」「目標」を設定し、ある程度定型的な解決プロセスによって、「出力(現状)」を変えることとしよう(「問題解決とは何か」を参照)。
「創造」は、「問題解決」を含むことも含まないことも一部を切り取ることもあるが、「問題解決」と対比した場合の典型的な「創造」は、当初の「目標」は漠然としているが、解決するプロセス、あるいは結果としての「出力」が新しいものといえるだろう。「問題解決」は知識に、「創造」は実践に重点がある場合が多いとイメージしてもいいだろう。
そこで今回、このコンテンツは、「問題解決と創造」を支える本の整理を中心とする「本の森:問題解決の知識」と、問題解決と創造」を実行しようとする「山ある日々:創造と遊び」に分けてまとめようと思う。知識篇は「問題解決」に重点があり、実践篇は「創造」に重点があるという考えだ。「本の森」や「山ある日々」はなくても良さそうだが、このWebの最初の作成時から、呟いていたので、象徴として活かすことにしよう。先行するのは、知識ではなく、実践である。
この項目は、「本の森:問題解決の知識」に先行する「山ある日々:創造と遊び」である。
山ある日々:創造と遊びの紹介
創造はシステムである
問題解決論として私が気に入っている「創造はシステムである~「失敗学」から「創造学」へ:中尾政之)は、「創造とは、自分で目的を設定して、自分にとって新しい作品や作業を、新たに造ること」と定義し、これは上記の「問題解決と創造とは」のうち、「自分にとって」ということに焦点を当て(特に「目的」)、解決プロセス(思考やアイディア)はTRIZを、「出力」は「モノ」を想定する、主としてモノ作り論である。 しかしこれを「創造」の基準とするのでは混乱するので、この中尾創造説は、「問題解決と創造」の一部であるとして強いて区別せずに扱い、ここでは「自分にとって」「新しい物事や事態」を実現することを「プチ創造」(当然、問題解決も含む)と名付けよう。
山ある日々:創造と遊びの構成を考える
これまで「創造と遊び」に相当する項目として、社会・世界の問題を解決する「世界の複雑な問題群」を作成していた。ただし、これは世界の「創造」であって、事柄の性質上極めて困難であり、私にはいささか遠い課題である。
その他「法律業務案内」の一環として「法とルールを問題解決と創造に活かす」を作成していたが、これは私の仕事の延長上にある、私には近しい課題である。
普通「創造」というとき思い浮かべるモノや芸術分野の「創造」は、とりあえずそれに取り組む者の課題であり、従って、多くの人にとって(残念ながら私にとっても)、受容の対象である。
また私は最近、上記の「プチ創造」について別の問題意識から「プチ創造_日々の創意工夫」としてまとめ始めていたので、「世界の複雑な問題群」、「法とルールを問題解決と創造に活かす」と併置しよう。当面足りないのは、「組織_人の相互協力」だ。
「プチ創造」は自分にとって新しい、日々の創意工夫そのものであり、私やあなたの日々の課題である。「山ある日々:創造と遊び」の中心を「プチ創造」に置くことにしよう。
次項に、今日時点(2023/03/19)での私の「プチ創造」を掲記しておく。
プチ創造_日々の創意工夫
創意工夫・知的生産をめぐる基本の本
アイデアのつくり方:ジェームス W.ヤング
創造はシステムである~「失敗学」から「創造学」へ:中尾政之
知的生活の設計―「10年後の自分」を支える83の戦略:堀 正岳
ライフハック大全 プリンシプルズ (角川新書):堀 正岳
エンジニアの知的生産術 -効率的に学び、整理し、アウトプットする:西尾 泰和
ルで鍛えるアルゴリズム>
<「こつ」と「スランプ」の研究 身体知の認知科学 (講談社選書メチエ)>
創造力の本
自然を経験する
自然を経験する・総論
自然を観察する
歩く・走る・登山する
自然を視聴する
日常生活の技能
花と野菜を育てる_家庭菜園
インコを飼う
日常・自然とつながる俳句の世界
人工知能が俳句を詠む ―AI一茶くんの挑戦― :川村秀憲, 山下倫央, and 横山想一郎
歳時記+景色
暦を理解する
鳥と虫の鳴き声
名句鑑賞
虚子
子規
芭蕉・蕪村・一茶
俳句への様々なアクセス
百人一首と短歌
ユーモアと滑稽
科学で読み解く笑いの方程式:欲求神経学研究センター 小林亮
笑わせる技術~世界は9つの笑いでできている~(光文社新書):西条みつとし
なぜあの人のジョークは面白いのか?―進化論で読み解くユーモアの科学:ジョナサンシルバータウン 未購入
ユーモアは最強の武器である―スタンフォード大学ビジネススクール人気講義:ジェニファー・アーカー;ナオミ・バグドナス
The Complete Short Stories by Mark Twain - Delphi Classics (Illustrated) (Delphi Parts Edition (Mark Twain) Book 13):Twain, Mark
Mark Twain: The Complete Novels:Twain, Mark
パズル・ゲームをする
宇宙を解くパズル 「真理」は直観に反している (ブルーバックス):カムラン・バッファ
パズルで鍛えるアルゴリズム力 (Japanese Edition):大槻 兼資
爆速! アルゴリズム―毎日の生活がみるみるうちに変わる (Japanese Edition):アリ・アルモッサウィ
頭の体操 BEST (Japanese Edition):多湖 輝
頭の体操 BEST2 (Japanese Edition):多湖 輝
頭の体操 第1集~パズル・クイズで脳ミソを鍛えよう~ (光文社知恵の森文庫):多湖 輝
代数を図形で解く 直感でわかる数学の楽しみ (ブルーバックス):中村義作; 阿邊恵一
パズルでひらめく 補助線の幾何学 “魔法の補助線”を見つけよう (ブルーバックス):中村義作
解ければ天才! 算数100の難問・奇問 たかが算数 されど算数 (ブルーバックス):中村義作
間違いさがしパズル傑作選 楽しく思考の盲点をつく65問 (ブルーバックス) :中村義作; 阿邊恵一
調べる
実践 自分で調べる技術 (岩波新書):宮内泰介、上田昌文
スキルアップ! 情報検索―基本と実践 新訂第2版:中島玲子、安形輝、宮田洋輔
記者のためのオープンデータ活用ハンドブック:熊田 安伸
記者のための裁判記録閲覧ハンドブック:ほんとうの裁判公開プロジェクト
武器としての情報公開 ──権力の「手の内」を見抜く (ちくま新書):日下部聡
調べる技術 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス:小林昌樹
真実をつかむ 調べて聞いて書く技術:相澤冬樹 未購入
読書する
R本を読む
Kindle本を読む
Kindle本の管理
外国語を学ぶ
ULTRA LEARNING 超・自習法 どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド:スコット H ヤング
脳が認める外国語勉強法:ガブリエル・ワイナー
7カ国語をモノにした人の勉強法 (祥伝社黄金文庫):橋本陽介
英語×IT ITツール活用で英語力10倍へ: 対訳コーパス、辞書、自動翻訳、校正、同時通訳、文字起こし:白辺 陽
自動翻訳大全 終わらない英語の仕事が5分で片づく超英語術:坂西 優; 山田 優
数学を学ぶ
5ソフトをマスターする
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DVDとCD、AUDIALの整理
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画像を加工して利用する
身のまわりを整理する
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頭の健康
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