未来の法律事務所

2024-05-28

ご案内

このページは、コンテンツ「未来の法律事務所」ブロックのTOPページです。ここでは「未来の法律事務所」を紹介し、ブロック全体の構成とその簡単な趣旨・目的をご案内します。せっかくですので、末尾で「弁護士の仕事も問い続けることが重要だ」に言及します。

「未来の法律事務所」は、依頼者の今を未来に繋げる「法律事務所」という意味合いと、「未来社会」の存続・発展に貢献する「法律事務所」という意味合いの両者を併せ持つ趣旨です。

全体は、次の4項目で構成されています。弁護士である私へ「相談」、「法律事務の依頼」等をお考えの方は、まず「事務所案内」をご覧下さい。

私が受任する法律事務の紹介」では、依頼者の今を未来に繋げるために弁護士である私が受任する法律事務(弁護士業務)について紹介しています。ただこの大半はかなり以前に作成したもので他でも入手できる情報がほとんどですので、最近、余り手を入れていません。「知的生産の学習実験室」を基盤として作成する「未来の弁護士を予見する」に、新しい法律問題についてまとめていきますので、そちらを見て頂いた方がいいかも知れません。
未来の弁護士を予見する」には、「未来社会」の存続・発展に貢献するために、「知的生産の学習実験室」の技法を基盤として展開する新しい弁護士業務についてはまとめます。「知的生産の学習実験室」で展開する知的生産の技法(GnoteやGresearch)、特に新しい法律問題を把握するための「法律問題のリサーチ」は、「私が受任する法律事務」を遂行するための極めて重要な要素になります。
そしてどちらの基礎としても、法とは何であるかという洞察(=「法とルールの基礎理論」)が重要なのは言うまでもありません。

「未来の法律事務所」の構成と趣旨・目的

このコンテンツの全体の構成は、次のとおりです。

弁護士の仕事も問い続けることが重要だ

私は若い頃、少しの間、高校や予備校の国語の講師や問題作りをしたことがあるだけで、ずっと弁護士業をしてきたが(私の紹介は「弁護士紹介」をご覧下さい。)、どうもそれほど熱を入れてきた気がしない。しかし、「残された日々」を思うようになって、何であれもう少し熱中する仕事があればと思うようになった。
私は弁護士しかできないが、これまでの弁護士とは少し違うことができないか、弁護士の枠をはみ出て何かできないかと思う。
ここではカタチにしたいアイデアを二つほど述べるが、その前に私が「問い続けるアイデアの泉」になるべきことを確認しよう。

問い続けるアイデアの泉になろう

アイデアはカタチにならないと消え去るが、次々と出し続けないとその泉が枯れてしまう。また多産されるアイデアのレベルは概して軽く、低く、ときに人に対する害意・攻撃を含むこともある。アイデアは手放しにすることはできない。
私は色々な分野に関心があるが、それは所詮好奇心であり、アイデアとして私の世界で完結するだけだ。しかしそれだけではつまらない。いろいろな人がそれを受けてアイデアを展開し、カタチにできるような環境を作りたい。そのためにこのサイトを活性化し、「知的生産の学習実験室」のデジタルスキル、「本の森」の知的集積、「山ある日々」の実践課題に挑もう。
ところで法律問題を解決しようとする場合も、矯めつ眇めつ、事実関係や法とルールを眺め回すと、アイデアが浮かぶことがある。だから法律問題の解決にも、アイデアはカタチにするという取り組みが大事だと思う。
これらは角度を変えれば、「問い」続けるということだ。

アイデアをカタチにする_支援法務

弁護士としてこれまでと少し違うこととして「アイデアをカタチにする」仕事を支援する法務ができないかと考えている
これは、通常の弁護士がする法律事務を踏まえつつ、より不定型な(創造的な)ビジネス分野に関わろうということだ。このアイデアは6年以上前に一度頭を過ったようだが、そのままになってしまった。実はこのようなことを考えていたことも忘れていたのだが、思いつく必然性があったのであろう。
これも弁護士が取り組もこれからの法律事務だ。これに関連する今最もホットな問題は、「デジタル世界を生きる_その活用と陥穽」だろう。

残された日々を生きる_支援法務

「残された日々を生きる」ことを支援する法務という枠組みを考えてみよう。これは概ね通常の弁護士の法律事務の枠内ではあるが、次のように整理できる。
あなたの「残された日々」(明日までかもしれないし、あと1000週続くかもしれない)の中で、ずっとあなたの重荷となるか、あなたがいなくなった後で残された人達の重荷となることについて、可能な限り「残された日々」のうちに処理することを法的に支援することが、「残された日々」を支援する法務である。
今現在あなたが抱えている仕事や生活上のトラブル・重荷について今のうちに対処し、見通しをつけておくとどんなに気が楽になるだろう(そういえば私にもある。)。
あなたが亡くなった後残された人達が争ったり、困らないようにしてあげられるといいですよね、相続(遺言)とか、事業承継もこれに入るだろう。税理士や信託銀行がメインで対応するようなことではないと思う。
これも私は、「中高年のお医者さんへ-医業の承継と相続その他」や、「「高齢者の法律相談に回答する-私たちの生活と終活-」を作成する」で着手はしたのだが。

先ず相談

法的問題を抱えていて、どうしたらいいか分からないときは、とりあえず相談されることをお薦めする。

Posted by murachan54