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学習と読書_百花繚乱の学習園と本の森

目次

百花繚乱の学習園と本の森

学習園の構成

追って、次のような情報を集め、「百花繚乱の学習園」にします。1~3は、「今から学び始める方法-オンライン講義と読書」で検討しています。4は弁護士以外アクセスできません。

  1. 放送大学講義で学ぶ
  2. Great Course Plusで学ぶ
  3. Udemyで学ぶ
  4. 日弁連研修(法律学)
  5. 法とルールの基礎理論
  6. PCソフト覚書
  7. スマホアプリ覚書
  8. AI語学教室
  9. 高校までに学ぶこと
  10. 数学教室
  11. 自然科学教室
  12. 社会科学教室

自然と文化を経験する」、「生成AIと共に」とその下位ページも「百花繚乱の学習園」と重なるでしょう。

本の森

本の森」は、別のブロックです。

学習と読書

学習論

私は「残された日々」として、家住期(学生期のあと、30歳から60歳ないし70歳ぐらいまでだろうか)とその後に死を迎えるまでの林住期を考えていることは、他でも指摘した。
そうすると「学習論」は、主として学生期の問題とされることが普通であるから、「残された日々を生きる」家住期、林住期では、余り問題にならないのではないかと考えたりすると、学習マニアの絶好の「反撃」の対象となる。家住期、林住期こそ、読む・学ぶが重要なのだと。
しかし、家住期は時間のやりくりが大変だという問題があり、林住期は記憶力が…という問題がある(「人生後半の戦略書」は、これを「流動性知能から結晶性知能へシフトチェンジする」と美しく表現しているが。)。重要だと言われてもそれだけでうまく行くわけではない。
読むは措くとして、オンラインでの学びはそれなりに隆盛を極め、「学ぶ・読む」の前提となる「問い」についても誰もがググったり、生成AIのプロンプト作りに熱中しているではないか。
一方、読むについては、私も含めて本が読めなくなったのではないか(本屋が次々に潰れつつある中では反論は難しいだろう。もっとも昔から本屋で売れるのは雑誌だけだと言われてはいたが。)。
あれこれの状況の中で、学生期で終わりにした人も多いであろう「学ぶ・読む」を、家住期、林住期の中でこそ盛り上げていくのは、結構の極みである。
誰もが少なくても学生期には、「学ぶ・読む」を実行してきたから、それぞれ一家言あるし、軽々に踏み込むと収拾が付かなくなるので、取り上げる本はできるだけ少なくしよう。それに本を書いて「私は、読める、学べる」などと自称することは結構恥ずかしいことだ。それを気にも掛けない、付き合いたくない本、独自路線を行くマニアックな本も多い。
なおこの固定ページは少し前に作成し網羅的でもなく、他のコンテンツとダブル本もあるが、「学習総論」であり、各分野の「学習各論」は上記の「百花繚乱の学習園」として作成するので、各論の作成状況を睨みながら本コンテンツに手を入れることとし、以後の記述はそのままにしておく。

学習論の基本書

学習論の基本書として、次の3書を挙げておこう。選択にあまり意味はないが。追って増補する。

  1. Learn Better ― 頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ :アーリック・ボーザー
  2. ULTRA LEARNING 超・自習法 どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド:スコット H ヤング
  3. 「覚える」と「わかる」 ──知の仕組みとその可能性 (ちくまプリマー新書):信原幸弘
  • イントロダクション
    • ダーツの実験 「究極のサバイバルツール」 体系的アプローチ
  • Value 第1章   価値を見いだす
    • 意味を自ら発見する
    • 学びを自ら「作り上げる」
    • 探索する
    • 「知的努力には伝染性がある」
    • 意味とは学ぶこと
    • 言語の摩滅
    • マインドセットの大切さ
    • MET研究
  • Target 第2章   目標を決める
    • 短期記憶の容量の小ささ
    • 知識は学習の土台
    • 学習にコンフォートゾーンはない
    • 思考の質を上げる
    • 思考についての思考──そして情動
    • 感情管理の必要
    • 自己効力感
    • 学習は難しくて当たり前
  • Develop 第3章   能力を伸ばす
    • モニタリング 外部からのフィードバック 苦労の本質と反復 「検索練習」 脳の可塑性 間違いの心理
  • Extend 第4章   発展させる
    • マイルス・デイヴィスの傑作 学習の発展としての議論 応用の必要性 「ハイテック・ハイ」 人に教えるという学習方法 不確実性の価値 「多様性は人を賢くする」 疑問の大切さ
  • Relate 第5章   関係づける
    • システム思考 「最大の認知上の障害」仮定思考 ハッキング 視覚的アプローチ アナロジーの価値 問題解決のスキル
  • Rethink 第6章   再考する
    • 過信 直感型思考と熟慮型思考 評価する必要性 自分に分かっていないことを知る 分散学習 内省の必要 静かな時間 「こぶし」実験 無限のプロセス
  • エピローグ ツールキット 参考文献・原注
  • 第1章  MITに行かずにMITの学生より短期間で学ぶ
    • ▼私の最初の挑戦「MITチャレンジ」ーー専門化・高度化する時代のための新しい勉強法
    • ▼たった3ヶ月で外国語をマスターするーー次々に語学が習得できる非常識なアプローチ法
    • ▼クイズ番組で20万ドルを勝ち取った男の戦略と分析ーー「集中的な学習」が不可能を可能にする
    • ▼最低賃金から億万長者にーーウルトラ・ラーニングでヒットゲームをつくったバロンの話
    • ▼MITチャレンジとその後ーー私は「スキル習得のための万能薬」を見つけた
    • ▼さまざまなウルトラ・ラーナーたちーー個性的な学習者たちから見つけた共通の原則
  • 第2章  ウルトラ・ラーニングが「あなたの価値」を高める
    • ▼ウルトラ・ラーニングが私たちの人生を豊かにするーー奇抜だが非常に実用的なメソッド
    • ▼「中流」というライフスタイルが送れる時代は終わったーー常に学習することが要求される現代社会
    • ▼大学に通うコストの高まりーー役に立つかわからない授業を受ける意味はあるのか?
    • ▼テクノロジーが拓く学習の新しいフロンティアーー学習の効率を高められるかどうかはあなた次第
    • ▼ウルトラ・ラーニングでキャリアアップーーウルトラ・ラーニングが適用できる3つの分野
    • ▼ウルトラ・ラーナーたちを駆り立てた原動力ーー「仕事での成功」だけを目指しても続けることはできない
    • ▼才能とは何かーテレンス・タオの場合ーー私たちに天才の真似はできるのか?
    • ▼戦略や学習法によって凡人でも圧倒的な成果を出せるーーどんなスタート地点に立っているかは関係ない
    • ▼ウルトラ・ラーニングのための時間を見つけるーーカスタマイズして自分なりの学習計画を立てる
    • ▼ウルトラ・ラーニングの価値についての議論ーー誰でも習得可能な手法なのか?
  • 第3章  ウルトラ・ラーナーになる方法
    • ▼誰でも「優れた学習者」になれるのか?ーー「普通の人」を「ウルトラ・ラーナー」に変える実験
    • ▼ウルトラ・ラーニングの第1ステップーー「どうやって学べばいいのか」を把握する
    • ▼準決勝進出、そしてキャリアチェンジへーー継続すれば新しいスキルは必ず身につく
    • ▼ウルトラ・ラーナーになるためには?ーー私が見つけた9つの原則
  • 第4章 【原則1】メタ学習 最初に地図を描く
    • ▼メタ学習とは何か?ーー1つ目の原則「学習について学習すること」
    • ▼メタ学習の地図が持つ力ーーウルトラ・ラーニング・プロジェクト成功のカギを手に入れろ
    • ▼どうやって地図を描くか?ーー「メタ学習準備」と「メタ学習スキルのストックを増やす」という2つの方法
    • ▼「なぜ」「何を」「どうやって」を決めるーー「メタ学習準備」は3つの質問に分解して考える
    • ▼「なぜ」に答えるーー実利のために学ぶのか、興味のために学ぶのか
    • ▼「何を」に答えるーー「概念」「事実」「行動」に分けて学習対象を把握する
    • ▼分析結果から地図を描くーーボトルネックを見つけて学習の効率を上げる
    • ▼「どうやって」に答えるーー「ベンチマーク」と「強調/除外法」
    • ▼どの程度まで計画すべきか?ーー「良い準備」をするための2つの指針
    • ▼メタ学習の長期的なメリットーーウルトラ・ラーニングを繰り返すほどメタ学習の能力が上がる
  • 第5章 【原則2】集中 ナイフを研ぎ澄ます
    • ▼第1の問題:集中を始められない (先延ばしする)ーー「先延ばしにしようとしている自分」をまず認識する
    • ▼第2の問題:集中を維持できない (気が散る)ーー集中力を失ってしまう原因は3つある
    • ▼第3の問題:適切な集中ができないーー「興奮レベルの最適化」で理想的な集中状態をつくる
    • ▼集中力を改善するーー気を散らしたいという衝動は、それに抵抗するたびに弱まる
  • 第6章 【原則3】直接性 一直線に進む
    • ▼直接取り組むことの重要性ーー「講義を受ける」よりも「試験問題を解く」ことに時間を割け
    • ▼「転移」が起こらないという学校教育の残念な事実ーー教育機関での学習はあまりにも「間接的」だ
    • ▼「直接性」で問題を解決するーー自分の学習をデザインする前に絶対に知っておくべきこと
    • ▼「転移の問題」を回避する方法ーー「より深い知識」を得ることが転移を促す
    • ▼どうやって直接学ぶか?ーーウルトラ・ラーナーたちが採用している4つの戦術
    • ▼ウルトラ・ラーナーは直接学ぶーー新しいことを学ぶときは、得た知識を使う状況をイメージする
  • 第7章 【原則4】基礎練習 弱点を突く
    • ▼学習の化学反応ーー全体のパフォーマンスを左右する要素を特定する
    • ▼基礎練習と認知負荷ーー1つのスキルに「一点集中」して能力を伸ばす
    • ▼「直接から基礎練習へ」アプローチーー「直接学習」と「基礎練習」の間を行き来するのが有効
    • ▼基礎練習を設計する際の戦術ーー基礎を身につけるための5つのワザ
    • ▼「創造」と「想像」を引き出すーー「やらされる基礎練習」と「自分からやる基礎練習」は全然違う
  • 第8章 【原則5】回想 学ぶためにテストする
    • ▼ラマヌジャンの才能ーー「解説のない数学の教科書」が天才を育てた
    • ▼「思い出す」が最強の戦略だったーー「回想」は非常に強力な学習ツール
    • ▼学習のパラドクスーー「受動的な復習」は長期記憶を形成しない
    • ▼「困難な回想」がより学習効果を上げる?ーー学習直後より時間を置いてからテストする方が効果的
    • ▼テストは勉強を始める前にやった方がいい?ーー先行テスト効果で「検索」の機能を強化する
    • ▼何を思い出すべきか?ーー頭の中に一定量の知識がないと、難しい問題を解決することはできない
    • ▼回想を練習する方法ーー学習に「思い出す」を組み込むための5つの戦術
    • ▼ラマヌジャン再考ーー「回想」が偉人たちの才能を伸ばした
  • 第9章 【原則6】フィードバック パンチから逃げない
    • ▼ウルトラ・ラーニングとこれまでの学習法を分けるものーー即時性、正確性、厳しさのあるフィードバックを求めろ
    • ▼フィードバックの逆効果ーーマイナスの影響を与えるフィードバックに気をつける
    • ▼どんなフィードバックが必要か?ーー「結果フィードバック」「情報フィードバック」「修正フィードバック」
    • ▼フィードバックの種類に関する補足ーーウルトラ・ラーナーはフィードバックの取捨選択が上手い
    • ▼最適なタイミングはいつなのか?ーーなるべく早くフィードバックを受けて間違いを認識する
    • ▼フィードバックを改善するーー学習の質を高めるフィードバックを得るための4つの戦術
    • ▼感情的になってはいけないーーネガティブなフィードバックには「慣れ」が大切
  • 第10章 【原則7】保持 穴の開いたバケツに水を入れない
    • ▼ナイジェル・リチャーズの秘密ーー「隠された記憶術」をわずかな手がかりから探る
    • ▼なぜ、覚えるのは難しいのか?ーー私たちが忘れてしまう3つの理由
    • ▼どうすれば忘却を防げるか?ーー記憶の4つのメカニズム「間隔反復」「手続き化」「過剰学習」「記憶術」
    • ▼忘却との戦いに勝利するーー優れた努力と戦略があれば記憶力は上げられる
  • 第11章 【原則8】直感 構築を始める前に深掘りする
    • ▼ファインマンの秘密を解き明かすーー数学と物理学に対する驚異的な直感の仕組み
    • ▼魔術師の心の中ーー最初から「本質」にフォーカスして「核心」に直接切り込む
    • ▼どうやって鋭い直感を手に入れるか?ーー「質の高い直感」のための4つのルール
    • ▼ファインマン・テクニックーー「説明深度の錯覚」を回避する
    • ▼直感の謎を解くーーファインマンの最も偉大な才能とは「執拗な練習」と「遊び」を結びつける能力
  • 第12章 【原則9】実験 安全地帯の外に出て探求する
    • ▼ゴッホはどのように絵画を学んだのか?ーー「天才ではなかったゴッホ」の才能の磨き方
    • ▼熟練するにつれて「実験の重要度」が増す理由ーー習熟するほど「教えられる人」がいなくなる
    • ▼実験の3つのタイプーー学習リソースと方向性とスタイル
    • ▼「実験マインドセット」で学習するーー成長できると信じ、すべての可能性を探る
    • ▼どのように実験するか?ーー効率的に実験するための5つの戦術
    • ▼「自分にとってのベスト」を見つけるーー原則の間にあるトレードオフを超える
  • 第13章  最初のウルトラ・ラーニング・プロジェクト
    • ▼【ステップ1】リサーチする
    • ▼【ステップ2】スケジュールを立てる
    • ▼【ステップ3】計画を実行する
    • ▼【ステップ4】結果を評価する
    • ▼【ステップ5】学んだ知識をどうするか?
    • ▼ウルトラ・ラーニングの代替策ーーウルトラ・ラーニング以外の2つの戦略
    • ▼生涯を通じての学習ーーウルトラ・ラーニングにチャレンジしよう
  • はじめに
  • 第一章   覚える
    • 1 丸暗記
    • 2 身体でも知る
    • 3 「まなぶ」と「まねぶ」
    • 4 体験して学習する
  • 第二章   わかる
    • 1 意味を理解する
    • 2 知識と真の理解
    • 3 視覚的な表現と操作可能な表現
    • 4 直観の正体
  • 第三章   状況を把握する
    • 1 計画とその限界
    • 2 状況に応じて行為を決める
    • 3 関連性をつかむ
    • 4 場の空気を読む
  • 第四章   人間特有の知とは何か
    • 1 徳
    • 2 真理の探究と課題の解決
    • 3 批判的思考とは何か
  • 第五章   機械がひらく知の可能性
    • 1 自己認識と他者理解はどう変わるのか
    • 2 架空と現実の違いがなくなるのか
    • 3 拡張する心

投稿の紹介

この領域の素材はたくさんあるが、取り急ぎ、各分野からこれまでの私の投稿から一つずつあげておこう。ただ、それぞれ癖のある投稿になっているので参考までに。

  1. 読む 読書メモを作る  
  2. 学ぶ 学びを極めたシニアに学ぶ本2冊
  3. 問う 今求められる問いと質問

読書論

読書論は、次の投稿を挙げておこう。基本3書をまとめた「読書入門:本の世界を旅するためのガイド」も掲載している。

目次
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