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知的生産の学習実験室

目次

ご案内

このページは、「知的生産の学習実験室」ブロックのTOPページです。ここで来訪者の皆様を「知的生産の学習実験室」へ迎え入れ、次項以下で、ブロック全体の構成とその簡単な内容をご案内します。
「知的生産の学習実験室」は、他のコンテンツブロック(「残された日々を生きる」、「社会・世界の問題解決」、「未来の法律事務所」)で展開する「問題解決と創造」の基盤となる総論と方法論を検討し、これを学習実験するブロックです(これまでその一部として組み込んでいたデジタル(PC・IT)、生成AI関係については、見やすくするために「PC・IT・AI研究所」として別のコンテンツブロックに独立させました。)。
「知的生産の学習実験室」及び「PC・IT・AI研究所」で学習実験することを、下記のブロック3「残された日々を生きる」、4「社会・世界の問題快活」、5「未来の法律事務所」の各論の内容に活かします。5「未来の法律事務所」は「知的生産の学習実験室」に付設する(私の弁護士業務も紹介する)法律事務所コンテンツです。1「本の森」は前提となる知識を獲得・集積するコンテンツです。下記でリンクをご案内します。なお「知的生産の学習実験室」という場合、「PC・IT・AI研究所」を含める場合があります。

  1. 本の森
  2. PC・IT・AI研究所
  3. 残された日々を生きる
  4. 社会・世界の問題解決
  5. 未来の法律事務所

「知的生産の学習実験室」への導入

導入1として「「知的生産の学習実験室」を開設する」を、導入2として「「知的生産の学習実験室」の役割」を考える。

導入1ー「知的生産の学習実験室」を開設する

知的生産事始め

「知的生産の学習実験室」というコンテンツを開設する。文字どおり「知的生産」を学習し実験するための材料を集め、実践しようという趣旨である。
知的生産という表現は、一時期広く使われ、その響きが人々を魅了していた。「知的活動を通じて新しい情報を生み出し、それを社会に役立てることを目指すもの」という意味合いと考えればいいだろうか。最初に、梅棹忠夫が「知的生産の技術」として使用したと言われている。ただ梅棹は、当時の知的生産に関する方法の「技術」レベルに焦点を挙げて論じたことが画期的であり、知的生産そのものを主題として論じてはいない。そうではあっても梅棹の知的生産についての考えには、滋味聞くべきものがある。
私流には、「知的生産」とは、「問いが知識・問題解決・創造を生み出すプロセス」及びそれに先立つ「適切な問いが生まれるプロセス」の総称と考えたい。

心の平静・生成AI・問い

梅棹の考えの中で、私は、梅棹の次の指摘を最も高く評価する。
「このような整理や事務の技法についてかんがえることを、能率の問題だとおもっているひとがある・・・ これはむしろ、精神衛生の問題なのだ。つまり、人間を人間らしい状態につねにおいておくために、なにが必要かということである。かんたんにいうと、人間から、いかにしていらつきをへらすか、というような問題なのだ。整理や事務のシステムをととのえるのは、「時間」がほしいからでなく、生活の「秩序としずけさ」がほしいからである。」。生活の「秩序としずけさ」を言い換えれば、「心の平静」ということだろう。
梅棹の時代には、知的生産の「技術」として画期的なPC、スマホは利用できなかった。最近になって「心の平静」を保ちつつ、生成AIと共に「知的生産」に取り組むことができる時代となったのである。ただ当たり前だが、「できる時代」となったことと、私やあなたが「できる」かは別問題である。そこに「知的生産の学習実験室」の存在意義がある。
そして私は、「知的生産」のプロセスで最も重要なのは、「問う」ことであると考えている。

問題を小刻みにして解決する

「心の平静」=「いらつきを減らす」ということで是非とも注意を喚起したいのは、デジタルの時代には、とりわけ「問題を小刻みにして解決する」ことが重要だということだ。小さな躓きは往々にして全体の流れを妨げるが、小さな躓きはほとんど小さな努力で解決できる。小さな努力とは、レベルを変え、角度を変えて(矯めつ眇めつ)問いを発するということだ。「問い」について生成AIとChatすることも多いが、「ハルシネーション」は別としても、デジタル関係の「問い」について、似たような近そうな答えは出るが、まず正解は出ない。これをヒントにどう解決するかが、「問題を小刻みにして解決する」上での重要な手法だ。
「知的生産の学習実験室」を通じて、「問題を小刻みにして解決する」手法を確立し、「問い」の力とセンスがあれば、様々な「問題解決と創造」の核心的な部分に、(生成AIと共に)アクセスし、解決に近づけるのではないかと考えている。  

導入2ー「知的生産の学習実験室」の役割

これまで私がこのサイトでしたかったこと

私はずっとこのサイトを、本を読み、考えたことを表現する<知の場>にしたいと考えていた。
しかし、サイト作り(特にWordPressの扱い)は面倒で、下手に触るとあらぬ動作をしてしまい、すぐに作業を放り出したくなるし、せっかく何かをマスターしても少し離れると忘れてしまう。
Kindle本はすぐに情報が手元に来る画期的なツールだったが、必要な情報をたぐり寄せ「読み込む」のは、なかなかうまくいかない。ここ10年ぐらいは、Kindle本に目を通しつつ、目次作りに(ハイライトを集めたり、画像を文字化したりして)精を出していたが、それだけでは知的生産に結びつかず、このサイトもさっぱり充実しない。Kindle本の泥沼の中でもがいていると表現するのがふさわしい状態だった。

今後は

これまでも時々思いたってはサイトの修正に手を出してみたが、本を主力とする「知的生産」が停滞し表現できない状況では、すぐに嫌になってしまう。しかし今後は成AIを利用することで、本を読んだり、調べたりすることに、少し違った状況を生みだせるのではないかと期待している。このような状況を活かすため、「知的生産の学習実験室」(及び「PC・IT・AI研究所」を、他のコンテンツブロックの基盤となる総論・方法論を検討する充実したブロックとしたい。

「知的生産の学習実験室」の構成

構成

「知的生産の学習実験室」は、以下のパート(下位ページ)から構成されている。このブロックには、「残された日々を生きる」、「社会・世界の問題解決」、及び「未来の法律事務所」の基盤となる総論・方法論・ソースを掲載する。
1で「知的生産」について概観し、2はその中核となる「問い」を、3は問いを起点として対話し「問題を見極め解決する」プロセスを、4は「問い」の源泉となる「観察・学習と読書・データ 」をそれぞれ検討する。5では、以上では整理しづらい「その他の方法やツール」を検討する。「残された日々を生きる」や「社会・世界の問題解決」は、私の主張とそれにつながる材料を掲載することを主眼とするが、「知的生産の学習実験室」や「PC・IT・AI研究所」に掲載する「知的生産」のための総論・方法論は、広く材料を渉猟する中で、当面、私にとって有用な方法とツールを提示すれば足りる、プラクティカルな話である。したがって、紹介する本の中身は特に価値評価はせずに(「本_を読む」ではなく「本_を調べる」)掲載することを原則とする。

  1. 知的生産論
  2. 問いは世界を創造する
  3. 問題を見極め解決する
  4. 観察・学習と読書・データ
  5. その他の方法とツール

生成AIとの関係_PC・IT・AI研究所へ

ところで今、生成AIが登場して人の思考・行動を拡張する「共同作業者」となりつつある。「問い」への回答を生成AIに求めることで、「問題解決と創造」をめぐる「問い」と「回答」(対話)を、より深く、広く展開し、これまで到達できなかった質の高いアウトプットを生み出せるようになったと言えよう。人は「生成AIと共に」「問題を見極め解決する」ことができるようになりつつあるのである。ただ質の高い「問い」を用意するのは人であり、「問題解決と創造」を仕上げるのも人である。ここで人が手を抜けば、早晩、人にとって意味のない「デジタル情報の羅列」を生み出すだけになってしまう。自主出版されるKindle本や、ネットを流れる情報を見ると、はやそのような傾向が表れつつある

なおデジタル、生成AI関係の材料は、相当量になことと見やすさの関係から、「PC・IT・AI研究所」として独立させた。
なお「本の森」は前提となる知識を獲得・集積するコンテンツである。

  1. PC・IT・AI研究所
  2. 本の森


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