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24節気と72候ー桜始開から
野毛山公園の桜始開 野毛山公園の桜 3月20日が24節気の春分の日であったが、昨日(3月25日)から72候の「櫻始開」(さくらはじめてひらく)である。2日ほど朝ジョグしなかったが、今日近所の野毛山公園を朝ジョグすると、確かに「櫻始開」で、桜が綺麗に咲いていた。この週末はいろいろと愉しみだ。 24節気と72候 24... -
イノベーションと戦略
坂村健さん 先日(2021年3月16日)、あるオンラインセミナーで坂村健さんの話を聞いた。話したことは「イノベーションはいかに起こすか AI・IoT時代の社会革新 (NHK出版新書) :坂村 健」(Amazonにリンク)のエッセンスだといっていたから、聞く機会のなかった人はこれに目を通せばいいだろう。 まず話の核心部分はとても有... -
隙間を埋める
プラトンとフッサール さて前回の記事が1月25日なので2ヶ月近く間が空いてしまった。 ただこの間、(本人としては)無駄に過ごしていたわけではなく、竹田青嗣さん(「哲学とは何か」(Amazonにリンク))や西研さん(「哲学は対話する」(Amazonにリンク))が注目し新しい目線で切り拓いたプラトン(アリストテレス)、フッサールを見... -
警告が恐い!!
Warningが占拠したTOPページ ここ何日か、このWordPressのTOPページにWarningが4つくらい出て、しかも管理画面(ダッシュボード)のアドレスにアクセスしてもそのWarningが表示されるだけで管理画面は表示されなくなってしまった。この間、アクセスしてくれた人には、ウイルス汚染か何かという恐怖を与えてしまったかも知れない。お詫びした... -
企業集団における内部統制制度
序論 内部統制制度は子会社には重荷のことが多い 上場企業と連結計算書類を作成している子会社(の一部)は、親会社が、金融商品取引法(金商法)の内部統制報告書を作成し、監査法人の監査を受けて届け出て、公開するのに対応し、その内部統制制度の整備・運用について、親会社(の主として内部監査室)から評価され、監査法人の監査を受け... -
精神現象学から認知科学へ
ヘーゲルは分からない ヘーゲルの法哲学、歴史哲学、あるいは論理学等は、読んでいて何を論じているのかが全く分からないわけではない。しかし、「精神現象学」、それも前半部分はお手上げだ。読んでいて、論じている対象が分からない、内容も分からない、言葉遣いが不快だ、等々がごく普通の反応だと思う。今後、こういう本を手に取ることも... -
法とルールの基礎理論Ⅱ 方法としての哲学
方法としての哲学 実定法学から「法とルール」を眺める場合、「哲学」は役に立たないと思われていることは間違いないだろう。哲学が自然科学を含む諸学を論じていた時代には、法則とか、道徳、正義とかも含意する「法」に関する哲学は大きな地位を占めていたが、現代では「法哲学」は余り相手にされない。しかし、「法とルールの基礎理論」を... -
法とルールの基礎理論Ⅰ ルール論(暫定版)
取り上げる基本書 ルールズ・オブ・プレイ ゲームデザインの基礎 :ケイティ・サレン, エリック・ジマーマン(Amazonにリンク)はじめての言語ゲーム:橋爪大三郎 ルールに従う 社会科学の規範理論序説:ジョセフ・ヒース 課題設定 法とルールの基礎理論(法、規範、ルールが何であり、どのように機能するのか等)を「法」の考察から始める... -
2021年年賀状
謹んで新春のおよろこびを申し上げます。 皆様方にとってこの一年が希望に満ちた年でありますように心よりお祈り申し上げます。 今私よりはるかに年長の人たちが新たに世界の政財界のリーダーになっています。頑張るねえ、私も、と慶賀したいところですが、後の世代に負担を転嫁して怪しまないところが怪しくて仕方ありません。 ただ持... -
ようこそ-未来の法律事務所へ 旧稿
「弁護士村本道夫の未来の法律事務所」は、非力を顧みず私が独力・自力で、企画、作成、発信しています(私の自己紹介は「弁護士紹介」を、このWeb全体の簡単な紹介は「HOME」や「事務所案内」をご覧ください)。 「未来の法律事務所」というサイト名は事務所名ではなく、私がかろうじて存在しているかもしれない未来-2052年に法律事務...