古い本・新しい本– category –
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社会・世界・地球環境
私たちの不安
「決断科学のすすめ」 「決断科学のすすめ」(矢原徹一著)は、「持続可能な未来に向けて、どうすれば社会を変えられるか?」という問題意識にたち、そのためのリーダーを養成しようというプロジェクトのためにまとめられたお薦めできる優れた内容の本であり、いずれ全体について紹介したいと思うが、これに欠けている基本的な問題がある それ... -
方法論
「哲学入門」を読む 2
著者;戸田山和久 とても気になる本だがいったい何が書いてあるのだろう-全体の流れが見えない 「哲学入門」」を最初に紙本(Real本)で買ってから3年以上が経っていると思う(その後、Kindle本も買った。「「哲学入門」を読む 1」という記事も前に作成した。)。この本は、モノだけのこの世界で、生物に「アフォーダンス(オシツオサレツ... -
人2:思考・思想・生活・文化
音が出る英語学習書
English the American Way: A Fun ESL Guide to Language and Culture in the U.S. (with Embedded Audio & MP3) (English as a Second Language Series) posted with amazlet at 15.04.03 Research & Education Association (2015-01-04) Amazon.co.jpで詳細を見る これは?!! 音が出る絵本ではない。これは英語学習書の話だ。 ... -
集団・企業・政府
日本生産性本部の記念シンポジウム「2025年を見据えた生産性運動の進路」
生産性運動60周年 昨日(2015年3月2日)、日本生産性本部が、「生産性運動60周年」を記念し、標題のシンポを開催した。記録として残されるかどうか知らないが、備忘のために、取り急ぎ印象に残ったことだけを記述しておく(ただ手許にメモ帳もなかったので、本当に印象だけである。)。 私は生産性本部が取り組んでいる「マクロ領... -
方法論
<現代哲学>を読む
現代哲学 (哲学教科書シリーズ) posted with amazlet at 15.01.15 門脇 俊介 産業図書 売り上げランキング: 127,927 Amazon.co.jpで詳細を見る 一口コメント 昔読んだとき、よく整理されていて良い本だと思った記憶がある。それで、今、物事を分析するとき、例えば「○○とは何か」について考えるとき、「○○とは××である」と記述することはど... -
自然・人工物・情報
「山の名作読み歩き」を読む
山の名作読み歩き 山の文章世界の道しるべ YS003 (ヤマケイ新書) posted with amazlet at 15.01.06 大森 久雄 山と渓谷社 売り上げランキング: 221,220 Amazon.co.jpで詳細を見る 一口コメント 帯にあるとおり「豊かな山の世界を綴った紀行、記録、エッセー、詩歌のアンソロジー」である。53編も収録されているそうだから1編当たりは抄... -
古い本・新しい本
「未来予測を嗤え!」を読む
未来予測を嗤え! (oneテーマ21) posted with amazlet at 15.01.05 神永 正博 小飼 弾 KADOKAWA/角川書店 売り上げランキング: 11,320 Amazon.co.jpで詳細を見る 一口コメント 冒頭部は切れ味鋭く世界の現在を垣間見せてくれる。ただ、その後は、雑多な親父トークも多く、多少迷路のようだ。ともあれ、使えるアイディアに満ちているので一... -
集団・企業・政府
冬休みだから経営書を読もう
弁護士と経営 経営法曹という古い言葉がある。一見、経営問題が分かる法曹という意味のようだが、昔は経営問題が分かる法曹ほとんどいなかったから、単に「経営寄り」の法曹を揶揄していう言葉だったと理解することが正しい。 もちろん、企業は、様々な法律問題を抱えているから、経営に関わる、例えば「商事法務」や「コンプライアンス」と... -
方法論
「逆問題の考え方」を読む
結果から原因を探る数学 一言コメント 充満したおやじギャグと展開された数式の間には深い闇がある。 入口にて とても読んだとはいえないけれども 私はこの本の数式部分は飛ばし読みするしかないけれども(もっとも数学の本だから論述の大部分は数式に支えられているが)、活字部分を追っていくだけでも、新鮮な感動(快感)を覚えた。数式部... -
方法論
「哲学入門」を読む 1
哲学入門 (ちくま新書) posted with amazlet at 15.01.06 戸田山 和久 筑摩書房 売り上げランキング: 62,069 Amazon.co.jpで詳細を見る 最初のひとこと 今、私のいち押しである。諸学と実践の基礎となり得るか、要するに役に立つかどうかは、自分次第だ。熟読されたい。 入口で考える まずは褒め称えよう この本を何回かに分けてざっと目を...