古い本・新しい本– category –
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方法論
アイデアをカタチにする・各論
この記事は、「アイデアをカタチにする」の各論にあたる「商品・サービスを創る」、「健康になる」、「学ぶ・学習する」、「社会制度を改革する」の最初のたたき台として作成したものを投稿したものです。内容は今後順次、充実、改定していきますので、「アイデアをカタチにする」の該当項目を参照してください。 商品・サービスを創る これ... -
人1:人類・身心論・行動
自分の健康は自分で守る
「ジエンド・オブ・イルネス」 最近また少し体調を崩し、そろそろ「いつまでもいくら飲んでも大丈夫」とは言っておられないなあと感じている中で、たまたま目にした「ジエンド・オブ・イルネス」(デイビッド・エイガス著)(病気の消滅)を読んだ。 自分で自分を守るしかない この本の内容は、「アイデアをカタチに」の「健康になる」との関... -
集団・企業・政府
<プロフェッショナルの未来>を読む
「専門知識」を提供する仕事の明日はどうなるか、そのような仕事に携わるすべての人に一読をお勧めする この本「プロフェッショナルの未来 AI、IoT時代に専門家が生き残る方法」(The future of the profession)の著者のサスカインド親(リチャード・サスカインド)は、イギリスの法律家で、かねて「The End of Lawyers?: Rethinking th... -
自然・人工物・情報
<身近な自然の観察図鑑:盛口満>を読む
普段は遠い身近な自然 私が育った広島県大竹市は、林立した化学工場による大気汚染・水質汚濁・悪臭等々、ひどい公害の街であったが、工場地区を離れると全くの田舎で、私が子供のころ住んでいた社宅の横の棚田には、夏になると蛍が乱れ飛ぶ幻想的な光景が広がった。裏の畑の先は山であり、自然に満ち溢れていたが、さて私はその自然の何を知... -
方法論
<人工知能の哲学>を読む
~生命から紐解く知能の謎 著者:松田雄馬 人工知能を<生命→知能>と対比してとらえる今一押しの本だと思う 著者は、企業に在職しながら大学院で学び、今は、独立して起業家のようである。 著者の性格なのかもしれないが、この本は細部まで非常にきちんと整理された記述となっており、とても読みやすい。しかも章ごとに「本章の振り返り」... -
集団・企業・政府
<スタートアップ・バブル 愚かな投資家と幼稚な起業家>を読む
お薦めはするが この本は、「ニューズウィーク」でIT記事の担当だった50歳過ぎの記者である著者がリストラされ、販売拡大のためのブログツールの開発・販売をするIT企業「ハブスポット」(つい最近、Googleとの提携が報じられていた。)に転職して退職するまでの毎日の経験を辛辣に描いたものだ。スタートアップ企業の「IPO狂騒曲」... -
自然・人工物・情報
<動物になって生きてみた>を読む
「動物になって生きてみた」(著者:チャールズ・フォスター)(Amazonにリンク) 熟読するのは辛いがこの本の世界を這い回るのは楽しい 著者がこの本の中で「生きてみた」動物は、アナグマ、カワウソ、キツネ、アカシカ、アマツバメ!! 著者の文章はペダンチックだがウイットに富んでいて、エッセイとして面白いところも多いが、い... -
古い本・新しい本
<SIMPLE RULES>を読む
著者:ドナルド・サル他 切り口に違和感の多い本である 少し前になるが「SIMPLE RULES:How to Thrive in a Complex World」というKindle本を見つけ、ルールの一種としての法を考える際に参考になるのではと思い買っておいた。最近、翻訳のKindle本が出てのを見つけ、目を通してみた。 著者2人(サルの他は、キャスリーン・アイゼンハート)... -
社会・世界・地球環境
<経済学のすすめ-人文知と批判精神の復権> を読む
おじいさんのため息 私がまだ大学生だった頃、この本の著者の、当時は最先端だった計量経済学に関する本を購入し、その「数学を利用し科学となった経済学」にため息をついた記憶がある。 時は移り、著者は、「数学の僕」と化した経済学を批判し、内外を問わず経済学者の知のあり方を批判し、経済政策や大学制度に関する、政治家、日銀、役人... -
古い本・新しい本
「法のデザイン」を読む
著者:水野祐 若い世代の意欲的な試み この本は、少し前に、若い弁護士が書いた法のあり方について論じた珍しい本だと思い、紙本を買ったが、なんせ、文字が小さくてとても読む気にならず、放置していた(私の老眼というより「本のデザイン」の問題である?)。 それとは別に、「ネット時代では、商業活動と各種の共有活動が並置・相補関係に...