知的生産– category –
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「問題解決と創造」を見直しています
「問題解決と創造の頁」を「問題解決と創造」として内容を見直しました。できるだけ,幅広い観点から,「問題解決と創造」について考えようと,あれこれ本を物色してきましたので,それをそろそろ反映したいと思っています。 これまで「システム思考」について全く取り上げていなかったので,これを複雑な問題についての「問題解決と創造の方... -
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「読解力」から見えるAIと人を分かつもの
読解力ブーム? 「読解力」がブームである。 といっても,それはもっぱら私の読書範囲に限られるのかもしれないが,私は,最近,「国語ゼミ―AI時代を生き抜く集中講義」(著者:佐藤 優)(Amazon),「大人のための国語ゼミ」(著者:野矢 茂樹)(Amazon),そして「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」(著者:新井 紀子)(Amazon)に目... -
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問題解決と創造の方法を考える
この投稿は,固定ページ「問題解決と創造の方法」に新しく追加した部分を投稿したものです。固定ページの方はその内容を,適宜,改定していきますので,この投稿に対応する最新の内容は,固定ページ「問題解決と創造」をご覧ください。ただしその後,「問題解決と創造の方法」の内容を改め,前半部分は,別項目に,移動しました。 問題解決と... -
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<創造はシステムである>を読む
~「失敗学」から「創造学」へ 著者:中尾政之 原因,結果,因果関係 ある分野の学問的な解明は,ある事象(ものごと)についてなぜその「結果」が生じたのか,「結果」に因果関係のあるその「原因」は何かという形をとることが多い。著者の「失敗学」も,その典型であろう。 しかしこれをひっくり返して,ある「結果」を生じさせるためには... -
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問題解決と創造の頁を少し充実させました
問題解決と創造 このWebはかなり盛りだくさんなので,乏しい時間をやりくりしてあちらをいじればこちらが倒れ,こちらをいじれば,あちらと矛盾するというようなことになってしまうが,私としては,最終的には,法というルールが,硬直性,複雑・難解性,権威性を離れ,個人,企業の生活を利する,柔軟,平明,合理的なものになるよう,努... -
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<あなたの生産性を上げる8つのアイディア>を読む
「あなたの生産性を上げる8つのアイディア」(著者:チャールズ・デュヒッグ)(Amazonにリンク) 興味深い「物語」で構成された優れた本だ-生産性を上げるために役立つ(かもしれない) 原書は,「SMARTER FASTER BETTER」であるが,著者も,「本書は,生産性を高めるのに最も重要な8つのアイディアを提案し,探求する」といっているので... -
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人の知能・思考がとらえる世界とは何か-方法論の基礎
「知ってるつもり」と「武器化する嘘」 人の知能は,世界を(実験によって)観察し,論理的に思考・分析して,表現・評価し,「問題解決と創造」につなげることができるが,その過程に様々な誤りが紛れ込む。 最近入手した二つの本(「知ってるつもり 無知の科学」(著者:スティーブン スローマン, フィリップ ファーンバック)と「武器化す... -
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問題解決と創造の頁
今まで「新しい社会とビジネスを創る」としていた項目を,「問題解決と創造の頁」に改めることにしました。これに応じて,あちこち見直す必要があるので面倒くさそうです。 「問題」を生活・仕事,政府・企業,環境という観点から考える このメニューはこれまで「新しい社会とビジネスを創る」としていたが,考えてみれば私が注力したいと思... -
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IT活用を妨げるもの-生産性上昇の方法
IT活用を妨げるもの ビジネスあるいは生活の場で,ITはどのように受け止められているのだろうか。パソコンがセットされて「情報」「プログラミング」の授業を受けた世代はともかく,それより上の世代にとっては,「何かすごい能力を持っている」が,自分には「近寄りがたく面倒なもの」ということだろうか。 実際,我が国におけるITの... -
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AIの最先端を知る
AIのわかりやすいとらえ方 今AIは何を目指しているのだろうか。 カーネマンのシステム1(直観的ないし無意識的思考)とシステム2(論理的思考)を持ち出すと、人間の思考は、システム1とシステム2の複雑な絡み合いで成り立っているが、生物誕生以来の進化と共にあるシステム1が圧倒的な影響力を持つと共に繁殖、生存レベルで優れている...