本の森– category –
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人の知能・思考がとらえる世界とは何か-方法論の基礎
「知ってるつもり」と「武器化する嘘」 人の知能は,世界を(実験によって)観察し,論理的に思考・分析して,表現・評価し,「問題解決と創造」につなげることができるが,その過程に様々な誤りが紛れ込む。 最近入手した二つの本(「知ってるつもり 無知の科学」(著者:スティーブン スローマン, フィリップ ファーンバック)と「武器化す... -
政府:力と公共政策
この投稿は,固定ページ「問題解決と創造の頁」「政府:力と公共政策」の記事を投稿したものです。固定ページは,その内容を,適宜,改定していますので,この投稿に対応する最新の記事は,固定ページ「政府:力と公共政策」をご覧ください。法を制定し(立法),適用する(行政,司法)ことも政府の役割ですから,この分野は,弁護士業務と... -
企業:経営と統治
「問題解決と創造の頁」の「企業:経営と統治」の「固定ページ」を作ったので,投稿しておきます。ここらあたりこそ,私がいちばん力を入れなければならないところだと思っています。 株式会社と会計(複式簿記) 市場は,株式会社制度と複式簿記制度を見出したことから,現代企業への発展に結びついた。株式会社は,資本提供者(委託者)が... -
問題解決と創造の頁
今まで「新しい社会とビジネスを創る」としていた項目を,「問題解決と創造の頁」に改めることにしました。これに応じて,あちこち見直す必要があるので面倒くさそうです。 「問題」を生活・仕事,政府・企業,環境という観点から考える このメニューはこれまで「新しい社会とビジネスを創る」としていたが,考えてみれば私が注力したいと思... -
出張先でこんな本を読んだ
未読・半読・一読の本 2 (180412) 先週金,土と仕事で長崎に行き,その行き帰りと宿泊先で,3冊ばかりのKindle本に目を通した(おいしい魚のお店で一杯やることも忘れなかった。)。今見ると,1冊は前日,もう一冊は滞在中に購入している。 教養としてのテクノロジー 「教養としてのテクノロジー AI,仮想通貨,ブロックチェーン」( ... -
イソップ寓話(童話)の魅力
イソップ寓話は英語の学習に役立つか 私は,これまでイソップ寓話(童話)に興味を持ったことはなかったが,その英訳(新訳)のKindle本とAudibleが手許にあったので,速読用にどうかなと思って試してみた。単語は基本的に簡単だが(ただし,動植物名は分からないものも多い。),修飾関係,構文はかなり複雑なので,英語の頭の体操(読解)... -
易しい世界史の本を読む
未読・半読・一読の本 1 (180411) いろいろな問題を考えるとき,それを世界史(これは文明発祥以降になるので,できれば「サピエンス史」を踏まえる方が視野が広がる。)の中に位置付けて考えることが重要だ。ただ世界史の迷路に踏み込むと出て来らなくなるので,ここでは,その「案内図」のさらに「概要」を頭に入れておくことを考える。... -
未読・半読・一読の本 序
未読・半読・一読の本 序 (180410) 「未読・半読・一読(みどく・はんどく・いちどく)の本」では,ざっと目を通し,あるいはそれも途中で止めてしまった本,買っただけで目も通してもいない本,さらにはKindle本でサンプルだけダウンロードしそのうち買おうと思っている本,まとめれば積読本(つんどくぼん)を紹介していこうと思います。... -
日本生産性本部の「生産性シンポジウム」を聞く
第2回生産性シンポジウム 先週の金曜日(2018年3月30日),日本生産性本部が主催し,経産省が後援する「生産性シンポジウム(第2回)」を聞きに行った。2つのパネルディスカッションから構成されていたが,私は「サービス産業の生産性向上戦略」に興味深かったので,主としてそれを紹介しよう。 「サービス産業の生産性向上戦略」... -
<ポストキャピタリズム>を読む
(著者:ポール・メイソン)( Postcapitalism: A Guide to Our Future) これからの仕事と生活を考える材料に満ちているが… これからの私たちの仕事と生活を考えるために「ポストキャピタリズム」を紹介したい。著者は,イギリスのBBCの元キャスターで,ジャーナリストという人だそうだが,本書を読む限り非常に教養があり,かつ経済学や...