本の森– category –
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<ビジネスツールとしての知的財産>を読む
~ストーリー漫画でわかる 作者:大樹七海,監修:杉光一成 知的財産についての入門の入門として 理系の大学を経て,国立研究機関に在籍したあと弁理士資格を得て人生で初めて漫画を描いたという,非常に勉強家であることがうかがわれる作者の作品である。 ストーリー漫画で描かれた「ビジネスツールとしての知的財産」という触れ込みであり... -
<創造はシステムである>を読む
~「失敗学」から「創造学」へ 著者:中尾政之 原因,結果,因果関係 ある分野の学問的な解明は,ある事象(ものごと)についてなぜその「結果」が生じたのか,「結果」に因果関係のあるその「原因」は何かという形をとることが多い。著者の「失敗学」も,その典型であろう。 しかしこれをひっくり返して,ある「結果」を生じさせるためには... -
IT・AI本がたまっていく
未読・半読・一読の本 5 (18/07/06) IT・IAの技術的な面とは別に,IT・AIがビジネス,文化,社会に及ぼす影響やその動向をしっかりと見きわめていこうと思い,あれこれ本を買ったり買おうと思ったりしているが,さすがにIT・AI本がたまる一方では視野から雲散霧消してしまうので,ここに備忘のために掲記しておこう。これらを「本... -
「問題解決と創造の方法」基本3書の詳細目次
「問題解決と創造の方法」基本3書 新版[図解]問題解決入門 創造はシステムである 問題解決大全 詳細目次 新版[図解]問題解決入門~問題の見つけ方と手の打ち方 著者:佐藤 允一 目次 はしがき 1 問題とは何か 1 見える問題と見えない問題 /2 問題意識はどこからくるか /3 問題をとらえるものの見方 /4 目標と現状のギャップ... -
社会の行方を読む本
未読・半読・一読の本 3 (180607) 最近,コーポレートガバナンスについての本を読み,派生してドラッカーにいき,更にこのWebに手を入れたりで,なかなか購入済みの本を読めないが,たまたまこの2,3日で,Kindleストアを検索していて,今後の社会がどうなるかについて書かれた(のであろう)「面白そうな本」を4冊見つけた。未読の... -
ドラッカー あれこれ
「ドラッカー あれこれ」の種本 ドラッカーについて,備忘のために,あれこれまとめておく。参考にするのは「P.F.ドラッカー 完全ブックガイド」(上田惇生),「ドラッカー入門 新版」(上田惇生),「究極のドラッカー」(國貞克則)等である。 ドラッカーの略歴と「傍観者の時代」 ドラッカーは,1909年ウィーンに生まれ,ドイツ,... -
「ドラッカーと会計の話をしよう」を読む
著者:林 總 ドラッカー経営学のケーススタディ第3弾だ 「もしドラ」,「もしドラ2」が,クリエーターが作った野球の物語によるドラッカー経営学のケーススタディだとすれば,本書は公認会計士さんが作った営利組織(イタリアンレストラン)と,非営利組織(病院)の物語によるドラッカー経営学のケーススタディである。著者の職業故という... -
「もしドラ2」を読んで,笑う
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら」(著者:岩崎 夏海)を読む 「もしドラ2」を,案の定「もしドラ」に続けて読んでしまった。しかもあっという間に。でも「もしドラ2」には涙せず,笑ってしまった。 「もしドラ2」も「もしドラ」と同じように,「イノベーションと企業家精神」は... -
「もしドラ」を再読し,涙する
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 」(著者:岩崎 夏海)を読む ここのところ「コーポレートガバナンス」についてまとめていて,その中でマネジメントについても考えている。いま取り組んでいるのは,「財務3表とマネジメントを理解する…コーポレートガバナンスの基礎3」であり,そこで國貞克則... -
<あなたの生産性を上げる8つのアイディア>を読む
「あなたの生産性を上げる8つのアイディア」(著者:チャールズ・デュヒッグ)(Amazonにリンク) 興味深い「物語」で構成された優れた本だ-生産性を上げるために役立つ(かもしれない) 原書は,「SMARTER FASTER BETTER」であるが,著者も,「本書は,生産性を高めるのに最も重要な8つのアイディアを提案し,探求する」といっているので...