本の森– category –
-
社会・世界・地球環境
複雑な問題を検討する方法
「社会・世界の問題解決」で用いる方法 注 この論述は、固定ページの後半に記載され埋もれていたので、切り離して新たに投稿する。若干文献等のバージョンアップをする必要があるが、投稿した方がやりやすいので、投稿後、対応する。 序 「問題解決と創造」のための方法論として「持続可能性と複雑系」、及び社会・世界を把握・モデル化して... -
古い本・新しい本
創造はシステムである_を読む
書誌 創造はシステムである 「失敗学」から「創造学」へ (角川oneテーマ21):中尾政之(Amazonにリンク)新書は絶版のようだが、Kindle本がある。 Mのコメント この本を最初に手にしたのは、十数年前だろう。「創造」とあるが、「問題解決論」として読めば秀逸である。なかなかその魅力を伝えられないが、「機械的要約」を試みたところ、十... -
古い本・新しい本
AI時代の質問力_を読む
この投稿は、固定ページの「問いは世界を創造する:問題解決と創造」のために作成した記事の一部を投稿したものです。 現代の問いープロンプティング プロンプティングは付き合い方が少し難しい という「いちづけだろうか・プロンプティングとは、生成AIに指示・質問する「問い」(プロンプト)のやり方のことである。当然自然言語で行う。従... -
人1:人類・身心論・行動
知覚力・観察力が世界を拓く
Mのコメント 序 知覚力・観察力は、「問い」を充実させる基盤となる。その知覚について論述した後記の「観察力を磨く」、「知覚力を磨く」という似通った本がある。いずれも絵画の研究者、愛好者として、基本に絵画を据え、知覚力・観察力を磨く議論を展開する。レオナルド・ダ・ヴィンチや、シャーロック・ホームズに注目する点も重なってい... -
古い本・新しい本
<問いの編集力:安藤昭子>を読む
Mのコメント 「問いの編集力 思考の「はじまり」を探究する:安藤昭子」は、故松岡正剛のスキーム(例えば「知の編集工学」)と重なる部分があるが、文化・教養に関わる問題をきちんと整理していて、格好いいし、応用範囲も広いので参考になる。 CNoteのまとめ ところで本書について、作者が重要だとと考えている点について、GNoteに5点挙げ... -
古い本・新しい本
<知的生産の技術:梅棹忠夫>を読む
Mのコメント まず手始めに「知的生産の技術」の「目次と要約」を生成AIを利用して作成してみた。少し長すぎるが、この本を振り返り、新たな領域を解体するには悪くないできだ。ただこれを見る人は参考に止めてほしい。私は「要約」の内容についてはざっと見ただけで、チェックしていない。あくまで一つの手掛かりだ。この本の中で私が今で... -
人2:思考・思想・生活・文化
<アイデアのつくり方>を読む
書誌 アイデアのつくり方:ジェームス W.ヤング(TBSブリタニカ) A Technique for Producing Ideas:James Webb Young これは電子書籍がない。英書電子書籍は入手容易で安価。 備忘録 前を向いたコメント アイデアを作り、実現するための基本中の基本となる本。古い時代の「広告屋」さんだが、叙述を支える教養がすばらしい。 アイデアの作... -
人1:人類・身心論・行動
すぐやる、続ける、やり抜く力_を読む
書誌 すぐやる、続ける、やり抜く力: 100冊読んで分かった!目標達成力を高めるシンプルな方法:習慣化研究会 備忘録 前を向いたコメント 著者らは100冊読んだそうだが、大事なことはこれを読むことはほどほどにだ。目次を見るだけで充分に役立つ。関連図書も多いが、適当にあしらおう。 雑言 改定すると公言しているが? 目次 はじめに 1... -
人2:思考・思想・生活・文化
<目標達成の技術>を読む
書誌 目標達成の技術 ペンタゴン式:カイゾン・コーテ 備忘録 前を向いたコメント ペンタゴン式だそうで少し「きつめ」を目指しているが、中身はまともだ。随分前の本で、しばらく忘れていたが、呼吸、瞑想、健康部分は手頃で良い。、 雑言 認知、知識、自律、時間と分けると、後者の構成はは余り馴染めないかもしれない。 目次 ◆ まえがき... -
古い本・新しい本
<バリ山行>を読む
書誌 バリ山行|講談社|松永K三蔵|Amazonで開く| 読み進む 覗いてみる 一見すると、何だ?と思うタイトルだが、バリが、バリエーションルートだと分かれば、山行に容易に結びつく。だがこの作品が、2024年の芥川賞を受賞したと聞くと、ほほー、どんな小説かなと覗いてみたくなる。私は小説をほとんど読まなくなって久しいが、題名につられてK...