人2:思考・思想・生活・文化– category –
-
人2:思考・思想・生活・文化
残された日々を生きるという視点_人生論
残された日々を生きるという視点_人生論 私が前提とすること 「残された日々を生きる」を検討する場合、「残された日々」が真に限定されていると得心しているということと、残された日々に向き合うヒトがどういう現状にあるかということが前提となる。 死後の世界があると信じる、あるいは期待する心性を持つと「残された日々」の切実性に欠... -
人2:思考・思想・生活・文化
人生の短さについて_を読む
※修正中です 書誌 人生の短さについて:セネカ(光文社古典新訳文庫) 備忘録 出版社や解説者の紹介 人生は浪費すれば短いが、過ごし方しだいで長くなると説く表題作。逆境にある息子の不運を嘆き悲しむ母親を、みずからなぐさめ励ます「母ヘルウィアへのなぐさめ」。仕事や友人、財産との付き合い方をアドヴァイスする「心の安定について」... -
人2:思考・思想・生活・文化
学びを極めたシニアに学ぶ本2冊
学びを極めたシニアに学ぶ本2冊 学びを極めたと自負していると思われる男女のシニアによる、それぞれ「学び」のエッセンスを主張する2冊の本が目に止まった。これこそが本当の「学び」だと主張している本は世の中に何十冊もあるが、たまたま私とほぼ同年代で、学びの経験を重ねたシニアが、それぞれ目次に学びのエッセンスとなる項目を掲記... -
人2:思考・思想・生活・文化
個の持続-生老病死を知る
「病気」かなあ ここ2週間ほど、熱の出ない風邪?にかかって体調がよくなく、休みは(平日も少し休みを取って)家にいて横になっていることが多かったが(やっと朝ジョグができるようになり、ほぼ完治したと思う)、妻には「子供は熱が出ない風邪は学校に行かされる」と叱咤され、さりとて病院に行く「理由」もなく、例によってKindle本を読... -
人2:思考・思想・生活・文化
様々なる意匠
未読・半読・一読の本 6 (19/06/10) 「様々なる意匠」を思い出す ここ最近,某市がした公文書非開示処分についてその取消し,及び文書の開示を求めて提訴した行政訴訟の準備書面を書いていて時間がとられ,併行してあれやこれやの本に目を通しているものの,記事の投稿はできなかった。 そういうあれやこれやの中で「人類が永遠に続くので... -
人2:思考・思想・生活・文化
人の知能・思考がとらえる世界とは何か-方法論の基礎
「知ってるつもり」と「武器化する嘘」 人の知能は,世界を(実験によって)観察し,論理的に思考・分析して,表現・評価し,「問題解決と創造」につなげることができるが,その過程に様々な誤りが紛れ込む。 最近入手した二つの本(「知ってるつもり 無知の科学」(著者:スティーブン スローマン, フィリップ ファーンバック)と「武器化す... -
人2:思考・思想・生活・文化
イソップ寓話(童話)の魅力
イソップ寓話は英語の学習に役立つか 私は,これまでイソップ寓話(童話)に興味を持ったことはなかったが,その英訳(新訳)のKindle本とAudibleが手許にあったので,速読用にどうかなと思って試してみた。単語は基本的に簡単だが(ただし,動植物名は分からないものも多い。),修飾関係,構文はかなり複雑なので,英語の頭の体操(読解)... -
人2:思考・思想・生活・文化
音が出る英語学習書
English the American Way: A Fun ESL Guide to Language and Culture in the U.S. (with Embedded Audio & MP3) (English as a Second Language Series) posted with amazlet at 15.04.03 Research & Education Association (2015-01-04) Amazon.co.jpで詳細を見る これは?!! 音が出る絵本ではない。これは英語学習書の話だ。 ... -
人2:思考・思想・生活・文化
「遊動論 柳田国男と山人」を読む
遊動論 柳田国男と山人 (文春新書) posted with amazlet at 15.01.13 柄谷 行人 文藝春秋 売り上げランキング: 24,579 Amazon.co.jpで詳細を見る 最初のコメント 柄谷行人さんは、実はあまり読んだことがなかった。英語教師をしている「文芸評論家」という存在とはあまり接点がないし、「マルクスその可能性の中心」といわれてもねというこ... -
人2:思考・思想・生活・文化
「中学生からの作文技術」を読む
中学生からの作文技術 (朝日選書) posted with amazlet at 15.01.13 本多 勝一 朝日新聞社 売り上げランキング: 9,571 Amazon.co.jpで詳細を見る 一口コメント 「中学生からの」としたことで、本多さんの論争癖が押さえられ、読みやすくなった。語順と、読点が、「目玉」だが、この本の指摘する原則を頭の隅に置いて書くだけで文章の読みや...