本の森– category –
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方法論
<人工知能の哲学>を読む
~生命から紐解く知能の謎 著者:松田雄馬 人工知能を<生命→知能>と対比してとらえる今一押しの本だと思う 著者は、企業に在職しながら大学院で学び、今は、独立して起業家のようである。 著者の性格なのかもしれないが、この本は細部まで非常にきちんと整理された記述となっており、とても読みやすい。しかも章ごとに「本章の振り返り」... -
集団・企業・政府
<スタートアップ・バブル 愚かな投資家と幼稚な起業家>を読む
お薦めはするが この本は、「ニューズウィーク」でIT記事の担当だった50歳過ぎの記者である著者がリストラされ、販売拡大のためのブログツールの開発・販売をするIT企業「ハブスポット」(つい最近、Googleとの提携が報じられていた。)に転職して退職するまでの毎日の経験を辛辣に描いたものだ。スタートアップ企業の「IPO狂騒曲」... -
自然・人工物・情報
<動物になって生きてみた>を読む
「動物になって生きてみた」(著者:チャールズ・フォスター)(Amazonにリンク) 熟読するのは辛いがこの本の世界を這い回るのは楽しい 著者がこの本の中で「生きてみた」動物は、アナグマ、カワウソ、キツネ、アカシカ、アマツバメ!! 著者の文章はペダンチックだがウイットに富んでいて、エッセイとして面白いところも多いが、い... -
法とルール
<SIMPLE RULES>を読む
著者:ドナルド・サル他 切り口に違和感の多い本である 少し前になるが「SIMPLE RULES:How to Thrive in a Complex World」というKindle本を見つけ、ルールの一種としての法を考える際に参考になるのではと思い買っておいた。最近、翻訳のKindle本が出てのを見つけ、目を通してみた。 著者2人(サルの他は、キャスリーン・アイゼンハート)... -
社会・世界・地球環境
<経済学のすすめ-人文知と批判精神の復権> を読む
おじいさんのため息 私がまだ大学生だった頃、この本の著者の、当時は最先端だった計量経済学に関する本を購入し、その「数学を利用し科学となった経済学」にため息をついた記憶がある。 時は移り、著者は、「数学の僕」と化した経済学を批判し、内外を問わず経済学者の知のあり方を批判し、経済政策や大学制度に関する、政治家、日銀、役人... -
本の森
アイデア倉庫
アイデア倉庫とは アイデア倉庫は、アイデアをカタチにする上で、参考となる本(原則として私が所有するKindle本。一部紙本(Rと表記)及び購入予定本(nと表記)も含む。)を集めたものです。今後、改定していきます。 内容によって「アイデア・デザイン編」、「IT・AI編」、「経営編」、「心身の向上技法編」、「世界の構造と論理編」... -
古い本・新しい本_を読む
「法のデザイン」を読む
著者:水野祐 若い世代の意欲的な試み この本は、少し前に、若い弁護士が書いた法のあり方について論じた珍しい本だと思い、紙本を買ったが、なんせ、文字が小さくてとても読む気にならず、放置していた(私の老眼というより「本のデザイン」の問題である?)。 それとは別に、「ネット時代では、商業活動と各種の共有活動が並置・相補関係に... -
社会・世界・地球環境
私たちの不安
「決断科学のすすめ」 「決断科学のすすめ」(矢原徹一著)は、「持続可能な未来に向けて、どうすれば社会を変えられるか?」という問題意識にたち、そのためのリーダーを養成しようというプロジェクトのためにまとめられたお薦めできる優れた内容の本であり、いずれ全体について紹介したいと思うが、これに欠けている基本的な問題がある それ... -
方法論
「哲学入門」を読む 2
著者;戸田山和久 とても気になる本だがいったい何が書いてあるのだろう-全体の流れが見えない 「哲学入門」」を最初に紙本(Real本)で買ってから3年以上が経っていると思う(その後、Kindle本も買った。「「哲学入門」を読む 1」という記事も前に作成した。)。この本は、モノだけのこの世界で、生物に「アフォーダンス(オシツオサレツ... -
読書論
Kindle 本再考
Kindle 本を読む 私が、最初に kindleと kindle 本を買ったのは amazon com で、2009年10月であった。何年かして日本のAmazon .co.jp のサービスも始まり今では kindle 本は、合計で2000冊を超えている。私は気に入った本が kindle 本であれば原則として実物本よりも kindle 本を選ぶ。 ただし kindle 本には何点かの不満もある。 Kindle 本...