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AIライティングへの途

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Obsidian人気

最近、生成AIが作成する文章はマークダウン(MD)形式が主流だという理解が広がり、これまでも第二の脳として熱狂的なファンがいたMDエディターのObsidianが広く使われてきている。実際、ChatGPT、Gemini、NotebookLMのCHAT(回答)をコピーして、Obsidianの新規ノートに貼り付けると、読みやすいだけでなく、Obsidianがデータ庫として機能するようになる。
そしてObsidianのデータを対象として、CursorというAIエコードディターを利用してそれを処理しようというのが最新のトレンドだ。ObsidianとCursorがAIラウティングの最強のコンビと言われているが、使い込んでいる人はいるのだろうか。

さくちょさんの試み

さくちょさん(Hayato Sakurai)という人がUdemyで「【CursorXObsidian】分身AIをつくり独自コンテンツを超高速で生み出す!基礎から応用までの完全マスター講座:【ブログやnote·X投稿·Kindleなどメディア運営の新常識】あなたの思考をマークダウンデータに変換し、自分の分身AIがコンテンツを量産させる仕組みを作ろう!バイブコーディングで過去の発信を「価値ある情報資産に変換する方法」まで完全習得」という講義をしている。技術的に参考になる点は多いが、その目的は、自分の過去の文章を参照してCursorで「似たような文章」を効率的に量産しようというもので感心しない。ただそのなかで「コンテンツクリエーター(私の文脈では、AIライター)に求められる
役割・能力として次の3点を挙げていることには感心した。
行動力 質の高い一次情報·二次情報を仕入れる行動力
表現力 仕入れた情報を自分の言葉でまとめる表現力
判断力 AIが加工した情報の良し悪しを見極める判断力

私の文脈におくと

これを私の文脈に置き、2番目と3番目を並び替えて、コメントすると、
行動力 多面的な「プロンプト」を作り質の高い情報を仕入れる行動力 情報収集にずぼらはダメだ
判断力 AIが加工した情報の良し悪しを見極める判断力 やりっぱなし・横流しはダメだ
表現力 仕入れた情報を自分の言葉でまとめる表現力 自分で創造しよう

やっと生成AI で自動化しずぼらに生きられると思ったのにまずは行動力とは。これを生成AI 3原則と呼ぼう。

AIエージェンシーを利用すると

AIエージェンシーと言われる「Genspark」、「Gamma」を利用すると、最初にごく短文の指示、語句を入れると、極めて質の高い「報告書」、「スライド」を作成する。NotebookLMは、対象となる資料を指定した範囲で、これも質の高い「要約」をしてくれる。
問題は、これだけでは「外注丸投げ」で、私には、行動力、判断力、表現力の欠片もないことになってしまう。
これから文書作成に生成AIを利用する場合、行動力、判断力、表現力を発揮することに決して力を抜かないことにしよう。そうでなければ、意味のある問題解決、創造にならないことは明らかだ。

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