これからこのWEBをどこに向かわせよう
😻2ヶ月間の空白
前回の投稿が6月末だったのであっという間に2ヶ月が経ってしまった。この間、少し長い起案がたまって忙しかったのと、すぐに暑い夏が始まり、少し多めのお酒を頂くとしばらく具合が悪くなったり、庭の雑草取りをして激しい汗をかき久しぶりに痛風の発作が出たりで、事務所で仕事をする日数も減るし、休みの日はクーラーの効く部屋で横になっていることが多く、散々な夏であった。しかも書斎の机は、2階の日当たりのよい東向きの部屋にあるので、冷房も効きにくく、この2ヶ月は自宅で机に向かうことはほとんどできなかった。というのが期間が空いた言い訳だ。 来年は夏の過ごし方はもう少し考えなければならないだろう。
私は本を読むのが好きなのだろうか
残された日々を生きる上で大切なことは人によって違うだろうが、私はもともと本好きであった。中年以降は、山登りとその後の温泉・お酒、さらに降って湧いた「孫守」が大好きであったが、まあこれからの残された日々ではなかなかそれもできないので、もともとの本好きに戻るのが「自然」である。でもそもそも「私は本を読むのが好きなのだろうかと改めて問うてみると、少なくても随分前から「物語」の大半は視野から消えてしまった。では何を読むのか、人間の身心、社会、自然のあり方を緻密に捉え、更にその先を論理的に推論して「知識」に定着できる、説明書、論説書というところだろうか。でもこれらの内容を追うのはかなりしんどい。それで最近は「本が読めない」というのが現実だ。内容は措いても、R本は字が小さい、Kindle本は全体が見えにくい等の問題もある。でも毎日のようにKindle本を買って揃える気は衰えない。好きなのは、本を読んで世界全体に関する「知識」が得られた状態なのだろう。だから、本を買う→「知識」が得られるにはどうしたらいいかが課題である。
小さく刻んで表現しよう
多分、これまでのように手元のKindle本を見ては目次を作成し、次のKindle本に手を出し続けるというのでは、いつまでたっても世界全体に関する「知識」は得られないだろう。「知識」はつながりだから。
ここは常識的に、本を刻んで小さく読み、それを(WEBで)表現する。そこから、次のつながりに手を出す。これが正解だろう。
何から始めようか
すぐに忘れてしまうのだが、私が残された日々に、本の森を彷徨うのは、それ自体が目的ではなく、山ある日々の中で、某かの問題解決と創造を達成したいからである。
問題解決と創造の対象
対象は、「山ある日々」のコンテンツの、次のような項目である。
身近な自然を経験する
行動する_公共・仕事・生活・文化
デジタルの活用と陥穽_PC・IT・DX・生成AI
法とルールの基礎理論
地球環境と資本主義の行方_人類の未来のCritical Thinking(環境と資本主義)
新しい本を読む・古い本を読む
そこで当面次のような本を刻んで読んでいこうと思う。そういえば、そのまえに久しぶりに読んだ今年の芥川賞を受賞した「バリ山行:松永K三蔵」の感想でも書こう。
High Conflict よい対立 悪い対立 世界を二極化させないために:アマンダ・リプリー
知識とは何だろうか:ダンカン・プリチャード 1365
賢い人の秘密 天才アリストテレスが史上最も偉大な王に教えた「6つの知恵」:クレイグ・アダムス 1351
The Intelligence Trap(インテリジェンス・トラップ) なぜ、賢い人ほど愚かな決断を下すのか :デビッド・ロブソン 1367
大人のための生物学の教科書 最新の知識を本質的に理解する (ブルーバックス):石川香; 岩瀬哲; 相馬融
共感の正体 つながりを生むのか、苦しみをもたらすのか:山竹伸二共感の正体 つながりを生むのか、苦しみをもたらすのか:山竹伸二
サピエンス前史 脊椎動物の進化から人類に至る5億年の物語 (ブルーバックス):土屋健
情動と理性のディープ・ヒストリー 意識の誕生と進化40億年史:ジョセフ・ルドゥー
早回し全歴史――宇宙誕生から今の世界まで一気にわかる:デイヴィッド・ベイカー