本の森– category –
-
知覚力・観察力が世界を拓く
Mのコメント 序 知覚力・観察力は、「問い」を充実させる基盤となる。その知覚について論述した後記の「観察力を磨く」、「知覚力を磨く」という似通った本がある。いずれも絵画の研究者、愛好者として、基本に絵画を据え、知覚力・観察力を磨く議論を展開する。レオナルド・ダ・ヴィンチや、シャーロック・ホームズに注目する点も重なってい... -
<問いの編集力:安藤昭子>を読む
Mのコメント 「問いの編集力 思考の「はじまり」を探究する:安藤昭子」は、故松岡正剛のスキーム(例えば「知の編集工学」)と重なる部分があるが、文化・教養に関わる問題をきちんと整理していて、格好いいし、応用範囲も広いので参考になる。 CNoteのまとめ ところで本書について、作者が重要だとと考えている点について、GNoteに5点挙げ... -
<知的生産の技術:梅棹忠夫>を読む
Mのコメント まず手始めに「知的生産の技術」の「目次と要約」を生成AIを利用して作成してみた。少し長すぎるが、この本を振り返り、新たな領域を解体するには悪くないできだ。ただこれを見る人は参考に止めてほしい。私は「要約」の内容についてはざっと見ただけで、チェックしていない。あくまで一つの手掛かりだ。この本の中で私が今で... -
<アイデアのつくり方>を読む
書誌 アイデアのつくり方:ジェームス W.ヤング(TBSブリタニカ) A Technique for Producing Ideas:James Webb Young これは電子書籍がない。英書電子書籍は入手容易で安価。 備忘録 前を向いたコメント アイデアを作り、実現するための基本中の基本となる本。古い時代の「広告屋」さんだが、叙述を支える教養がすばらしい。 アイデアの作... -
すぐやる、続ける、やり抜く力_を読む
書誌 すぐやる、続ける、やり抜く力: 100冊読んで分かった!目標達成力を高めるシンプルな方法:習慣化研究会 備忘録 前を向いたコメント 著者らは100冊読んだそうだが、大事なことはこれを読むことはほどほどにだ。目次を見るだけで充分に役立つ。関連図書も多いが、適当にあしらおう。 雑言 改定すると公言しているが? 目次 はじめに 1... -
<目標達成の技術>を読む
書誌 目標達成の技術 ペンタゴン式:カイゾン・コーテ 備忘録 前を向いたコメント ペンタゴン式だそうで少し「きつめ」を目指しているが、中身はまともだ。随分前の本で、しばらく忘れていたが、呼吸、瞑想、健康部分は手頃で良い。、 雑言 認知、知識、自律、時間と分けると、後者の構成はは余り馴染めないかもしれない。 目次 ◆ まえがき... -
<バリ山行>を読む
書誌 バリ山行|講談社|松永K三蔵|Amazonで開く| 読み進む 覗いてみる 一見すると、何だ?と思うタイトルだが、バリが、バリエーションルートだと分かれば、山行に容易に結びつく。だがこの作品が、2024年の芥川賞を受賞したと聞くと、ほほー、どんな小説かなと覗いてみたくなる。私は小説をほとんど読まなくなって久しいが、題名につられてK... -
NotebookLMは使える
文章の内容の把握と分析はどうすればいいか つい最近、Googleの「NotebookLM」(NotebookLM | Note Taking & Research Assistant Powered by AI)が利用できるようになった。私は今日初めてその存在を知り、触ってみた。 これまで私は、ある文章について、その内容の把握や分析が生成AIを利用してできないかと、WORDの「Co-Pilot」や、Go... -
残された日々を生きるという視点_人生論
残された日々を生きるという視点_人生論 私が前提とすること 「残された日々を生きる」を検討する場合、「残された日々」が真に限定されていると得心しているということと、残された日々に向き合うヒトがどういう現状にあるかということが前提となる。 死後の世界があると信じる、あるいは期待する心性を持つと「残された日々」の切実性に欠... -
アイデアをカタチにする
アイデアをカタチにする仕組み造り プラットフォーム 最近私は、アイデアをカタチにする仕組み造りに取り組もうと思っています。「アイデア」は、「思い」、「発想」、「夢」、「目標」等とも言えますし、「カタチにする」は、「実現する」、「解決する」、「創造する」とも言えるでしょう。もともと発明分野で使われていたものが、ビジネス...