「データレバレッジ経営」の紹介

「データレバレッジ経営 デジタルトランスフォーメーションの現実解」(著者:ベイカレント・コンサルティング)(Amazonにリンク)

著者サイドによる紹介と目次

AI、IoT活用で悩んだら、これを読め! DXに行き詰っても、これを読め! デジタル時代の日本企業に贈る指南書
  「IoT(インターネット・オブ・シングズ)を導入してみたが、見るべき成果が出ない」「AI(人工知能)を活用したいが、何に使ってよいのか見当がつかない」。そんな悩みを抱える経営者やIT担当者が増えています。
  本書は悩みにDX(デジタルトランスフォーメーション)の第一人者がずばり答える待望の一冊。AIやIoTといった手段に惑わされず、経営上の目的の実現に向けデータを活用する「データレバレッジ」の発想を学びましょう。
  データレバレッジは、経営意志の達成や経営課題の解決に向けた取り組みをデータ収集・分析により加速させる方法論。経営視点で何のために、どんなデータを、どこで活用するのかを整理し、そのうえでAIやIoTなどの適切なツールを活用する。これにより従来の場当たり的な施策と違い大きな成果が得られるはずです。
  本書では、ビジネスで必要となるデータの本質や、データレバレッジの方法論の体系に加えて、すぐに実践できる具体的なアクションも詳しく解説しました。さらに基幹系などレガシーシステムからデータを解放して活用するための施策などにも言及しています。
  膨大なデータの活用により猛威を振るうGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)の強みや事業戦略を分析し、日本企業の戦い方についても豊富な事例を基に解説しました。 データレバレッジはDXを推進するためにも、強力な武器となります。
前著に『デジタルトランスフォーメーション』『デジタルトランスフォーメーションの実際』がある。

目次

第1章  データレバレッジ時代の幕開け
第2章  データ神話とその真実
第3章  データ産業、その構造と戦い方
第4章  データとの向き合い方
第5章  データレバレッジ実現へのアクション
第6章  データをレガシーの牢獄から解き放て
第7章  データレバレッジを実現する組織
第8章  データレバレッジ始動、CXを研ぐ

※詳細目次は次のページ

私の簡単なコメントとメモ

データは大事だが、データ、データといってもうまくいかないよという、アメリカではこうだという1章から3章は、分かりやすいが、本当にデータにレバレッジを利かせることができるかは、今後、検討しよう。

・「データを価値につなげる考え方は、テコの原理(=レバレッジ)になぞらえることができる。経営上の目的を実現するために、自社のデータに外部のデータを加え分析アルゴリズムでテコを効かせる。それが自社のデータを価値に変え、その価値を最大化するのだ。この考え方を「データレバレッジ」と名付ける」。

・データレバレッジ実現へのアクションは「「打ち手策定」「データ調達」「データ分析」「ビジネス変革」の4ステップと、それを支える「データガバナンス」は、データレバレッジのフレームワークに対応している。それらを推進するうえで重要となるのが「意識改革」「活動変革」「一体感醸成」である。」。

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