サイト移行記 中間報告

2019-08-25

現状

前回の投稿「この夏の課題-「未来の法律事務所」へ」に記したように、2019年のお盆休みを利用して、Wordpress.orgに「未来の法律事務所」を作成し、Wordpress.comからこのWebを移行する作業に取り組んでいる。

サイト全体の単なる引っ越しではなくて、構成、内容も見直しつつなので、始める前は、深淵に引きずり込まれるような「徒労感」があったが、やり始めると、あれこれつまずきながらであるが、現状、ほぼ目的地が見えてきた。備忘をかねて、中間報告をしよう。

備忘-様々な問題

今回の作業は、「弁護士村本道夫の山ある日々」がいつまでたっても仕事のサイトと見てもらえないので(原因は、ひとえに作成者にあるわけだが)、内容を見直そうと思ったのが動機なので、最初からOrgに移行すると決めていたわけではないが、やり始めてみると何とかなりそうなのでOrgに移行することにした(レンタルサーバーは、Comのビジネスプランより安価でMS Officeが5セット利用できるサービスがあったので、早晩移行しようと思い2年前に加入していたが,そのままになっていた。)。

今の   WordPressの最大の問題は、エディターをGutenbergにするか否かであるが、所詮エディターの問題なので、移行後の課題とした。WordPressを利用し始めた最初の頃、エディターの自動整形機能には凝りていたし、英語圏でも評判が悪すぎる。

WordPressのテーマは、和製のLightning Proとその機能を拡張するプラグインであるLightning Fortの組み合わせとした。7000円弱である。

ところがLightning Proが共用サーバーにインストールできない。あれこれ調べると、インストールできるデータ容量の上限の問題であることがわかり、おまじないのようなiniファイルを作成して FTPでサーバーにインストールした。これだけでも結構ストレスだ、同じく容量の問題が、このWebのデータ全体の移行でも生じている。

テーマのLightning Pro+Lightning Fortのカスタマイズ画面は、今までのComのビジネスプラン+Lovecraftのものと全く違っていてかなり戸惑った。というより、インストールした時点でサンプルがあるのだが、それがトップページ(フロントページ)、固定画面、投稿画面、ウィジットとどういう関係があり、どこをどうやって自前のWebを作っていけというのか、根本的なナビゲーションが欠けている。私は、一応、Comでのテーマの入れ替えの経験があるので、あれこれ触っているうちに大体理解できたが、細かい部分に手を入れるのは、これからだ。大雑把にいえば、トップページ(ホームページの表示)は「最新の投稿」にし(「固定ページ」にするとどうなるのかよく分からない。Lovecraftではそれが簡単だったのだが)、ヘッダーとトップページ・スライドショー、PRエリアを作成し(pixabayやfont awesomeの使用法も試行錯誤だ。)、あとはウィジットで調整すればいいのだろう。

私がComで使用していたウィジットに「人気の投稿とページ」や「翻訳」があるが、これはComのプラグイン「JETPACK」の機能のようだが、Orgではどうか。Orgでも「JETPACK」は無料で利用できと聞いていたが、インストールしようとすると有料画面が出てくる。頑張って有料を押さないで先に行くと、無事無料版がインストールできた。しかし、上記のウィジットが見当たらない。無料版ではだめなのかとググってみると、デバック画面から設定できるらしい。無事設定完了。

新しいコンテンツとして「持続可能性」と「DX・AI・IT」を始めることにしたが、トップページ・スライドショー、PRエリアでの表示内容を考えながら、今までどおりの固定ページの内容を考えているうちに大分かんがえがまとまってきた、今まで、「問題解決と創造」であれこれ考えていたからだが、2015年のSDGs、足下のAIブームを考えると時宜にかなっているし、私の残された人生を託すに値する重要な問題である。

本の森は、書評ではなく、私が設定した問題(法とルール、持続可能性、DX、問題解決のヒント)に関連する情報として、大げさでなく取り上げていこう。

残された問題

SSLの設定(その後完了。適切な説明がないが、とにかくサーバーサイドで無料SSLの設定をし、WordPress側の一般設定で、ドメインをhttpsに書き換えてなんとかなった。慎重にやらないととにかくお金を取られる方に誘導されてしまう。)、データの移転、閲覧者のRedirection、誘導、これまでの利用システム等の縮小、解約等の技術的な問題が残っている。

もちろんコンテンツの内容のブラシュアップ、デザインの改善等々、ずっと続く課題である。