生成AIと共に
生成AIと共に
これまで問いを展開する「推論、アイデア、リサーチ」は、人手(脳)が行っていた。しかし今これに加えて生成AIが利用できる状態になった。 私は、今後このサイトで、私の人手(脳)に加えて、生成AIと共に<知的生産の学習実験室>と<未来の法律事務所>を展開する。やっとずっとやりたかったことに踏み出せそうだ。 生成AIについては、甲論乙駁であるが、自分が行いたい知的作業の補助者として、焦点を絞って利用すれば、充分に実用的なレベルに達しつつある。ただ気になるのは、ほとんどのサービスは、日本語→英語→日本語で回答しているようで、表現の齟齬が気になる。ただこれも時間の問題だろう。 私がこれから利用するのは、GoogleのNotebookLM(「GNote」と略称する)とGemini Advanced 1.5 Pro with Deep Research(「GReseach」と略称する)である。前者は無償でも利用できるが、後者(Gemini Pro)は有償である(月額2900円)。後者を利用すると、Google Driveも2TB利用できるし、前者も(多分)拡張されたサービスが利用できる。ただこのあたりのサービスの内容、利用料金は、日々変わっているので、適宜調べてもらいたい。
GNote
GNoteは、当面メインで利用するので、試行錯誤しながら今後もあれこれ説明することになるだろうが、無償で利用できるので触ってみてもらうのがいい。自分でソースを提供するとその範囲でChat(質問)し、回答を得られるというサービスである。私の有償サービスでは、一つのノートのソースとして(おおよそ)100GBまでのDoc及び200GBまでのPDF(自動的にOCRされる)が合計300文書までアップロードできる。これが一つのノートで、500ノートまで作成できる。仕事の文書や研究上の文書をまとめて分析することができる。要旨(備忘メモ)を作るのが利用の第一歩だろう。
GReseach
GReseachは、ある質問をすると、リサーチ計画をたて、それをもとにサイトを検索して情報を入手し、報告書を作成するというサービスである。自分の持つ情報も提供できる。 「古代日本の地形、景観、気候及び交通手段についてまとめてください」のリサーチを添付してみた。かなり丁寧な調査だと思う。もちろん自分の専門分野であれば、あれこれチェックが入るだろう。 Chat Gptでも同じようなことができると思うが、GNoteとGReseachは、Google Driveも含めて、文書管理のために整備されつつあるシステムと思うので、当面これを利用しよう。 たまたま目にしたChat Gpt with Researchは相当の高機能であることを強調していたが、例の月額300ドルのChat Gpt利用できるサービスのようだった。