IT・AI本がたまっていく

未読・半読・一読の本 5 (18/07/06)

IT・IAの技術的な面とは別に,IT・AIがビジネス,文化,社会に及ぼす影響やその動向をしっかりと見きわめていこうと思い,あれこれ本を買ったり買おうと思ったりしているが,さすがにIT・AI本がたまる一方では視野から雲散霧消してしまうので,ここに備忘のために掲記しておこう。これらを「本の森」に紹介する日が来るであろうか。

ビジネス・法実務を支えるテクノロジーからみたIT

和書2冊を読む

  • 「ビジネススクールで教えている武器としてのITスキル」(著者: グロービス経営大学院
  • 「エンジニアが生き残るためのテクノロジーの授業」(著者:増井 敏克)

英書2冊を読む

  • Tomorrow’s Lawyers: An Introduction to Your Future  :by Richard Susskind
  • Artificial Intelligence and Legal Analytics: New Tools for Law Practice in the Digital Age :by Kevin D. Ashley

ITが切り開く社会を考える基礎となる4冊

この4冊は,重要な4冊だ。ポストキャピタリズムは,すでに「本の森」で紹介した。

  • 「限界費用ゼロ社会 ~〈モノのインターネット〉と共有型経済の台頭」(著者:ジェレミー・リフキン)
  • 「テクニウム ~テクノロジーはどこへ向かうのか?」(著者:ケヴィン・ケリー)
  • 「プラットフォーム革命 ~経済を支配するビジネスモデルはどう機能し、どう作られるのか」(著者:アレックス・モザド, ニコラス・L・ジョンソン)
  • 「ポストキャピタリズム」(著者:ポール・メイソン)

社会の行方を読む本4冊

これについては,すでに簡易な目次だけだが,「本の森」の「社会の行方を読む本4冊」で紹介した。次の4冊である。

  • 「遅刻してくれて、ありがとう(上) (下)常識が通じない時代の生き方」(著者:トーマス・フリードマン)
  • 「シャルマの未来予測 これから成長する国 沈む国」(著者: ルチル・シャルマ)
  • 「拡張の世紀―テクノロジーによる破壊と創造」(著者:ブレット・キング)
  • 「世界経済 大いなる収斂 ITがもたらす新次元のグローバリゼーション」(著者:リチャード・ボールドウィン)

誰もかれもが飛びつくAI・IT本

最近の和書だが,時流に乗っただけか,核心を突く内容か。

  • 「ブロックチェーンをめぐる実務・政策と法」(著者:久保田 隆)
  • 「AIの法律と論点」( 著者:福岡 真之介)
  • 「ロボット・AIと法」(著者:弥永 真生他)
  • 「弁護士が教える IT契約の教科書」(著者:上山 浩)
  • 「AI経営で会社は甦る」(著者:冨山 和彦)
  • 「実践フェーズに突入 最強のAI活用術」(著者:野村 直之)

その他

  • 「チューリングの考えるキカイ ~人工知能の父に学ぶコンピュータ・サイエンスの基礎」(著者:阿部 彩芽, 笠井 琢美)
  • 「ベイズ推定入門 ~モデル選択からベイズ的最適化まで」(著者:大関真之)
  • 「Pythonゲームプログラミング~知っておきたい数学と物理の基本」(著者:田中 賢一郎)
  • 「人狼知能で学ぶAIプログラミング~欺瞞・推理・会話で不完全情報ゲームを戦う人工知能の作り方」(著者:狩野 芳伸)
  • 「人工知能プログラミングのための数学がわかる本」(著者:石川 聡彦)
  • 「モデルベース要件定義テクニック」(著者:神崎善司)