方法論– category –
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方法論
「デジタル情報とネット・ITをめぐる諸問題」への導入
デジタル情報とネット・ITをめぐる諸問題で何を検討するのか 情報とは 情報についての定義はいろいろあるが、社会学者の吉田民人は、①物質・エネルギーのパターンを「広義の情報」とし、②パターン同士が生物によって連合されて成立する「有意味な記号集合」を「狭義の情報」としたとされ、西垣通は、これに加えて、③人間社会に関連するもので... -
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PC・IT・AI技法
この記事は,これまでに作成した記事を利用した部分が多く含まれています。「人:健康と行動」,「行動各論」,「仕事」の,<この項目に関連する記事>です。 PC・IT・AI技法をめぐる現状 この項目では,PC・IT・AI技法を,実践的な「仕事に役立つPC・IT・AI技法」と,これを支える「PC・IT・AIの理論と技術」にわけて検... -
方法論
IT・AI本がたまっていく
未読・半読・一読の本 5 (18/07/06) IT・IAの技術的な面とは別に,IT・AIがビジネス,文化,社会に及ぼす影響やその動向をしっかりと見きわめていこうと思い,あれこれ本を買ったり買おうと思ったりしているが,さすがにIT・AI本がたまる一方では視野から雲散霧消してしまうので,ここに備忘のために掲記しておこう。これらを「本... -
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問題解決と創造の頁
今まで「新しい社会とビジネスを創る」としていた項目を,「問題解決と創造の頁」に改めることにしました。これに応じて,あちこち見直す必要があるので面倒くさそうです。 「問題」を生活・仕事,政府・企業,環境という観点から考える このメニューはこれまで「新しい社会とビジネスを創る」としていたが,考えてみれば私が注力したいと思... -
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ツールとしての統計学
ピーチ(P値) 大分前のことになると思うが,「nature ダイジェスト」に,P値(ピーチ)の使用に気を付けようという趣旨の記事がでていて,「P値」に気を付けるといっても「ピーチ ツリー フィズ」を飲みすぎるなということではないよ,というギャグを書こうと思って,そのままになってしまった。 今確認すると,「nature ダイジェスト」... -
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「「人工超知能」 -生命と機械の間にあるもの-」を読む
著者:井上智洋 後半は混乱している? 著者は、AIに堪能な経済学者ということだが、私は「人工知能は資本主義を終焉させるか」という著者と齊藤元章氏(医師で、スパコンの開発者だが、つい最近詐欺で逮捕されたことを知り、いささか驚いた。)との対談を読んでいて、経済分析はさておき、著者のAI論が知りたくなって、急遽、この本を読んで... -
方法論
AIの最先端を知る
AIのわかりやすいとらえ方 今AIは何を目指しているのだろうか。 カーネマンのシステム1(直観的ないし無意識的思考)とシステム2(論理的思考)を持ち出すと、人間の思考は、システム1とシステム2の複雑な絡み合いで成り立っているが、生物誕生以来の進化と共にあるシステム1が圧倒的な影響力を持つと共に繁殖、生存レベルで優れている... -
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IT・AIの基本を学ぶ
「IT・AIの基本を学ぶ」を「AIと法」の下位メニューの固定ページに設けました。今は、「DSを支える理論と技術」にあり、そちらを改定していきます。 IT・AIの基本を学ぶ ITとAIについてきちんと理解し、AIを今後の法実務に生かしていくためには、その論理と現在の技術をきちんと押さえる必要がある。そうでないと単なる「物好き」に終... -
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<働きたくないイタチと言葉がわかるロボット>を読む
~人工知能から考える「人と言葉」 著者:川添愛 イタチがAIを作る? 著者は、「こちらの言うことが何でも分かって、何でもできるロボット。そんなものができるかもしれないとか、そうなったら私たち人間の生活はどう変わる?とか、そういう話が今の世の中にはあふれて」いるが、そううまくはいかない、「言葉が分かる」という言葉の意味を... -
方法論
社会を理解する方法・ツールを探す-年末・年始の頭の旅-
遅ればせながら社会と向き合う 私はある時期から政治や社会の問題に積極的には関わることをやめ,弁護士として,法によって縛られるのはもっぱら国家(立法,行政,司法)だという限りで,政治や社会の問題と関わればよいと考えてきた。政治や社会の方向付けについては,自信満々の多くの政治家,官僚,企業家,実務家,学者等々が,世界中に...