新しい法律問題

2021-03-22

「新しい法律問題」の紹介

「新しい法律問題」という言葉は,魅惑的である。でもこれまでは,本当の意味での「新しい法律問題」があっただろうか。私が見るところ,微視的な現実の変化に対し,「立法者」が法令の改正をし,それが「新しい法律問題」と大騒ぎされるのが,ほとんどであった。でも,今の現実は,「立法者」(要するに,「行政担当者」であるが)は,現実の変容を想定できない。それどころか,「行政担当者」は,現実の障害になっている。「新しい法律問題」とは文字どおり,新しい問題に対して,ルール(その一部である法律)が,どうあるべきかを,旧来の手法を捨てて,考え直す作業である。

「新しい法律問題」には,今問題となっている新しい法律問題,今後問題となる法律問題,これまでも検討されてきたが今後も重要な法律問題を,弁護士(法律家)の視野に捕らわれず,幅広い視点から検討する記事を集めていく。下位項目(下位メニュー)に「法律問題(投稿)」,「新しい法令に成立を知る」,「ジュリスト 目次」を設けた。

「法律問題(投稿)」には,このWebの,「法律問題」に関連する投稿が新しい順に掲載される。

新しい法令の成立を調べる」には,新しい法律問題を知る上で必須となる,最新の法令の成立状況にアクセスできる情報を集めた。

「新しい法律問題」は,常識的な「法律問題」であれば,法律雑誌が追ってくれるので,ここには「ジュリスト 目次」を掲載し,必要に応じて投稿として検討する。

なお「IT・AI・DX法務」は,「新しい法律問題」であるが,私の主たる関心は,AIの発展が,法のあり方や法実務にどのような変化をもたらす(ことができる)のかということであり,商売ネタにしようというのとは少し違うので,「DX Project」の下位項目とした。

要となる問題である。ただし。なお「法律家の視野に捕らわれず,幅広い視点」を支える基礎となる理論は,「法を問題解決と創造に活かす」で検討する。

新しい法律問題各論

現時点(2020年10月)では,おおよそ次のような法律問題の関連する記事を投稿している。これはなかなかふえないなあ。

 

 

 

 

 

Posted by murachan54