NotebookLMは使える

2024-06-16

文章の内容の把握と分析はどうすればいいか

つい最近、Googleの「NotebookLM」(NotebookLM | Note Taking & Research Assistant Powered by AI)が利用できるようになった。私は今日初めてその存在を知り、触ってみた。 これまで私は、ある文章について、その内容の把握や分析が生成AIを利用してできないかと、WORDの「Co-Pilot」や、Googleの「WorkSpace」を触ってみていたが、前者は私が期待するレベルに達しておらず、後者は共同作業スペースで私の期待とは異なっていた。

NotebookLMは使える!!

しかしGoogleの「NotebookLM」は使える!! 自分が内容の把握や分析をしたい文章について(本であれば、丸々1冊でも可能だ。)、サイトを開いて、名前をつけた「Notebook」を作成し、当該文書をアップロードすれば、それについての簡単な紹介文はすぐに作成されるし、「よくある質問」、「学習ガイド」、「目次」、「タイムライン」、「ブリーフィング・ドキュメント」という項目が準備されているので、それぞれをクリックすれば、充分に実用的なそれぞれについての「新しいメモ」が作成される。必要なものだけ保存すればよい。 そして「CHAT」に当該文書についての質問を入れれば、引用箇所付きで回答を返してくれる。私は、久しぶりに感動した。マッキントッシュの登場、Google検索以来だろうか。 使われているのはGemini1.5proとのことで、これはマルチモーダルといわれているがどういう文書が扱えるかでまだまだはねられるし、当たり前だが、生成AI固有の問題はある。しかし、それにしても…である。 詳細な使用法は、色々紹介され始めているが、例えば「 情報整理の決定版「NotebookLM」が最高すぎる。こういうのがほしかったのよ!!」「Site Unreachable」を見て頂きたい。 ひとつ、取っ掛かりとして混乱するが、「Notebook」には基本的にソースは一つだけアップロードしよう。それを対象に検討するわけだ。

本の分析に使いたい

これは長文、就中、本について利用するのが本道だが、そのためには、本のテキスト化という高いハードルがある。紙の本について出版社は、PDF化(自炊)について、業界挙げて反対した。その結果(とばかりは言えないが)、紙の本は衰退する一方である。有効に利用したい人に対して、「著作権」侵害の虞を持ちだすとこういうことになる。電子書籍の、DRMについても同じことが繰り返されるだろう。だが、道はある。かすかな細い道だが(確か「ヒカルの碁」でSaiがこのようなことを言っていた記憶だが)。

なおスマホ用のアプリがあるのを発見した。料金は今は無料だが、有料になってもGemini Advancedの範囲、ないし若干の上乗せで利用できると嬉しいが。