100冊の本– category –
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人生の短さについて_を読む
※修正中です 書誌 人生の短さについて:セネカ(光文社古典新訳文庫) 備忘録 出版社や解説者の紹介 人生は浪費すれば短いが、過ごし方しだいで長くなると説く表題作。逆境にある息子の不運を嘆き悲しむ母親を、みずからなぐさめ励ます「母ヘルウィアへのなぐさめ」。仕事や友人、財産との付き合い方をアドヴァイスする「心の安定について」... -
今求められる問いと質問
参考図書 Q思考:ウォーレン・バーガー A More Beautiful Question: The Power of Inquiry to Spark Breakthrough Ideas (English Edition):Berger, Warren ChatGPTプロンプト逆引き!API活用ガイド:太田和樹 生成AIスキルとしての言語学 誰もが「AIと話す」時代におけるヒトとテクノロジーをつなぐ言葉の入門書:佐野大樹 問いを問う ―... -
生成AIを利用する
私が利用している生成AIとその現状 生成AIとは、言語や画像などのデータをもとに、新しいデータを自動的に生成する人工知能のことであるが、自然言語処理、コード生成、、画像生成、音声生成等に利用されている。 後3者及び外国語への翻訳はかなりの実用レベルに達しているように見受けられるが、私が最も興味を持つ自然言語処理の現状は、判... -
学びを極めたシニアに学ぶ本2冊
学びを極めたシニアに学ぶ本2冊 学びを極めたと自負していると思われる男女のシニアによる、それぞれ「学び」のエッセンスを主張する2冊の本が目に止まった。これこそが本当の「学び」だと主張している本は世の中に何十冊もあるが、たまたま私とほぼ同年代で、学びの経験を重ねたシニアが、それぞれ目次に学びのエッセンスとなる項目を掲記... -
<因果推論の科学>を読む
書誌 因果推論の科学 「なぜ?」の問いにどう答えるか:ジューディア・パール、ダナ・マッケンジー (文藝春秋) The Book of Why: The New Science of Cause and Effect (English Edition):Judea Pearl、Dana Mackenzie 今一押しの本を記事作成の「練習」として紹介しよう 今私が一番読み込みたいと思っている本は「因果推論の科学」だ... -
<問題解決と創造>を見直す
なかなか大変だ 「問題解決と創造」などという大それたコンテンツ(項目)を作り始めて大分時間が経ったが、何を目指し、どういう内容にするのかが、なかなか落ち着かなかった。普段目に入った面白そうで重要なKindle本を批判的に読んで紹介していくこと、「問題解決」に資することを着地点にすること、小項目を、問題解決とその方法を踏まえ... -
イノベーションと戦略
坂村健さん 先日(2021年3月16日)、あるオンラインセミナーで坂村健さんの話を聞いた。話したことは「イノベーションはいかに起こすか AI・IoT時代の社会革新 (NHK出版新書) :坂村 健」(Amazonにリンク)のエッセンスだといっていたから、聞く機会のなかった人はこれに目を通せばいいだろう。 まず話の核心部分はとても有... -
精神現象学から認知科学へ
ヘーゲルは分からない ヘーゲルの法哲学、歴史哲学、あるいは論理学等は、読んでいて何を論じているのかが全く分からないわけではない。しかし、「精神現象学」、それも前半部分はお手上げだ。読んでいて、論じている対象が分からない、内容も分からない、言葉遣いが不快だ、等々がごく普通の反応だと思う。今後、こういう本を手に取ることも... -
地域の行方と災害
検討すべき課題 地域の(今後の)行方の「地域」には、大都市、地方都市、農山村を含んでいる。地方消滅という観点から、地域の自立、再生が唱えられているが、頻発する「災害」やパンデミック、食糧自給の困難さ、あるいは「テレワーク」により、大分様変わりしてくるだろう。「地域の行方」と「災害」に分けて検討するのがよいだろう。ここ... -
資本主義は持続可能な世界を実現出来るか-多角的に読む6冊の最初の2冊
MORE from LESS(モア・フロム・レス) 資本主義は脱物質化する (日本経済新聞出版) :アンドリュー・マカフィー デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か:伊藤亜聖 問題の所在を考える あたりまえのことだが、私たちは子や孫の世代においても「持続可能な世界」を、何とかして、作りあげなければならない。知恵なく気候...