まとめ読みの本– category –
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読書論の基本3書まとめ読み
読書論の基本3書の選択 読書論の基本3書としては、次の3書が適当であろう。①本を読む本②読書の技法③読書とは何か①は読書論の嚆矢といえるだろうし、②③はいずれも読書好きの作者の試行錯誤に満ちている。要約と目次を見るだけで、かなりの地点まで行ける。今はやっと要約と目次が搭載できたのでコメントは追ってということにしよう。 読書... -
批判的思考を学ぶ3書まとめ読み
批判的思考を学ぶ3書を選ぶ 批判的思考とは何か 「批判的思考」とは、証拠に基づく論理的で偏りのない思考であり、単に「批判」することではなく、情報や論証を多面的・客観的に分析し、根拠に基づいて判断を下す反省的思考(リフレクション)であるとされる。これについて、①「より良い思考の技法 クリティカル・シンキングへの招待:放送... -
老死を知る2書を読む
Mのコメント いうまでもなくすべての生物は「生老病死」という物理的化学的過程を辿り進むが、人はそれを言語化し、意味と価値から眺める。「生」は仏教では生まれることで「生きる」ことではなく、インド宗教での転生という特殊な前提がある。また病は、科学的検討の対象である。当面、私の目の前にあるのは、老と死としよう。ところで私は... -
知覚力・観察力が世界を拓く
Mのコメント 序 知覚力・観察力は、「問い」を充実させる基盤となる。その知覚について論述した後記の「観察力を磨く」、「知覚力を磨く」という似通った本がある。いずれも絵画の研究者、愛好者として、基本に絵画を据え、知覚力・観察力を磨く議論を展開する。レオナルド・ダ・ヴィンチや、シャーロック・ホームズに注目する点も重なってい... -
秋の夜長に読もうこの10冊
夜長に読むこの10+2冊 よそに鳴る夜長の時計数へけり 杉田久女 孫娘の「けろけろ時計」の不規則に叫ぶ「実家にカエラセテいただきます」、「この部屋好きケロ」、「夢は自分で見つケロ?」との声を数えながら、秋の夜長に読むこの10冊を選んでみた。というより、今このWebに手を入れていて大分形ができてきたが、ずらずらと参考本を... -
「問題解決と創造の方法」基本3書の詳細目次
「問題解決と創造の方法」基本3書 新版[図解]問題解決入門 創造はシステムである 問題解決大全 詳細目次 新版[図解]問題解決入門~問題の見つけ方と手の打ち方 著者:佐藤 允一 目次 はしがき 1 問題とは何か 1 見える問題と見えない問題 /2 問題意識はどこからくるか /3 問題をとらえるものの見方 /4 目標と現状のギャップ... -
社会の行方を読む本
未読・半読・一読の本 3 (180607) 最近,コーポレートガバナンスについての本を読み,派生してドラッカーにいき,更にこのWebに手を入れたりで,なかなか購入済みの本を読めないが,たまたまこの2,3日で,Kindleストアを検索していて,今後の社会がどうなるかについて書かれた(のであろう)「面白そうな本」を4冊見つけた。未読の... -
出張先でこんな本を読んだ
未読・半読・一読の本 2 (180412) 先週金,土と仕事で長崎に行き,その行き帰りと宿泊先で,3冊ばかりのKindle本に目を通した(おいしい魚のお店で一杯やることも忘れなかった。)。今見ると,1冊は前日,もう一冊は滞在中に購入している。 教養としてのテクノロジー 「教養としてのテクノロジー AI,仮想通貨,ブロックチェーン」( ... -
未読・半読・一読の本 序
未読・半読・一読の本 序 (180410) 「未読・半読・一読(みどく・はんどく・いちどく)の本」では,ざっと目を通し,あるいはそれも途中で止めてしまった本,買っただけで目も通してもいない本,さらにはKindle本でサンプルだけダウンロードしそのうち買おうと思っている本,まとめれば積読本(つんどくぼん)を紹介していこうと思います。... -
イノベーションを志す人が社会を理解するための基本書8選-試論
※2018年3月14日に表題を変え,内容を一部修正した。 私たちがいる,今,ここにある世界を理解したい 私は昔から抽象的な思考が好きだったのか,面倒くさがりだったのか,一冊の本で,今,ここにある世界全体を理解したいという強い嗜好を持っていた。「これですべてがわかる」という売り込みに弱かったのだ。ただ読んだ直後は「この一...
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