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試行錯誤の中の「本_を読む」投稿作り

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「本_を読む」投稿をどう作るか

「本_を読む」投稿作りは試行錯誤の繰り返しだった

本を読み、その要点をまとめ、感想を記すという内容を有する「本_を読む」ないしそれに類似した名称の投稿作りは、10数年に渡って試行錯誤を繰り返しながらなかなかその内容は定まらず、行方が見えなかった。
原因は、記事の形式がどうこうと言うより、材料であるその要点をまとめ、感想を記すことが絶望的に困難だったからである。何回目かの繰り返しになるが、Kindle本に移行してから、
私はいつ来るかわからない「要点をまとめ、感想を記す」という将来を夢見てせっせとKindle本の目次作りに精を出してきた。ハイライトを集め画像本は文字化する作業が主流だが、単ある事務作業である。目次作成の過程で、残念ながら通読できることはあまりないが、少なくても「流し読み」や「ちらっと読み」はできる。それは楽しいのだが、ただそれだけでは「停滞」というしかない。

読んでいない本について堂々と語ることは冗談だった

「読んでいない本について堂々と語る方法」を最初に手にしたのはいつだろうか。単行本は2008年出版のようなので、それからしばらくしてだろう。冗談としかいいようのない人を食った題名と、中身の真摯さ・視野の広さとの対比に心動かされた記憶がある。ただ詳細は同書がいう(忘)=読んだことはあるが忘れてしまったというしかない。

読んでいない本について堂々と語る時代が来た

それから約15年が経過し、今や、一冊の本のテキストやPDFが用意できれば、Notebook LMやGensparkを利用すると、「読んでいない本について堂々と語る」ことができる時代がやって来た。
これは実例を見てもらうほうが早い。下掲の「読んでいない本について堂々と語る方法_を読む」の「要約」は、Notebook LMのレポートにほとんど手を入れていないが、細部の正確さはなお検証すべきだが、文章の質が極めて高いのは一読して明らかである。
ということは私が目次作りの先にあるが、ほとんど着手できなかった「要約」が生成AIによってあっという間にできてしまうということである。

もっとも重要なこと

そうすると今後重要なことは、当面「読む」対象とする本について、「要約」を踏まえ、対象とする本の言語空間がどのようなものか(記述の内容と方法は何か)、それは総体的な世界(言語世界)の中にどのように位置付けられるのか(意味・価値を持つのか)を、批判的思考をツールにして検討していくことだろう。今後はその各論的実践を試みるが、それを「 Mのコメント(内容・方法及び意味・価値の批判的検討)」としよう。ただこの表現は今後も変わる可能性が大きいが。その際、「AIライティングへの途 – 弁護士Mの知的生産の学習実験室&未来の法律事務所で指摘したが、

  • 「行動力 多面的な「プロンプト」を作り質の高い情報を仕入れる行動力 情報収集にずぼらはダメだ」
  • 「判断力 AIが加工した情報の良し悪しを見極める判断力 やりっぱなし・横流しはダメだ」
  • 「表現力 仕入れた情報を自分の言葉でまとめる表現力 自分で創造しよう」

が重要なことを、改めて指摘したい。 今は、「要約」にはほとんど手が入っていないが、今後「内容・方法及び意味・価値の批判的検討」をするコメントを作成する中で「要約」を見直すことは必須だ。

なお「本_を読む」投稿には、その本が紹介されている適切なサイトを掲載したいと思っていたが、Amazonアフェリエイトとの相性が良くないので、「版元ドットコム」にした。「 オンライン書店で購入」や「各書店の検索機能を確認」もできて適切だ。

最後に今後の「本_を読む」の構成モデルを掲載する

本_への道標

書誌

短い紹介と概略目次

400字の紹介文

概略目次

一口コメント

本_要約と詳細目次(資料)

Mのコメント(内容・方法及び意味・価値の批判的検討)

ここでは、対象となる本の言語空間がどのようなものか(記述の内容と方法は何か)、それは総体的な世界(言語世界)の中にどのように位置付けられるのか(意味・価値を持つのか)を、批判的思考をツールにして検討していきたいと思います。ただサイト全体の多くの本の紹介の整理でアタフタしているので、個々の本のMのコメントは「追って」にします。

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