100冊の本・まとめ読みの本– category –
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読書論基本3書まとめ読み
読書論の基本3書を選ぶ 3書選択の理由 「本の森_好奇心・問い・知識」を支えのは、本棚ではなく読書であることは当然なので、どうすれば上手く読書できるかということを論じた基本3書を選んでみよう。読書論の基本3書としては、これまでも様々なところで言及してきた次の3書が適当であろう。①本を読む本:モーティマー・J・アドラー、... -
批判的思考を学ぶ3書まとめ読み
批判的思考を学ぶ3書を選ぶ 批判的思考を学ぶ3書を選ぶ 「批判的思考」とは、証拠に基づく論理的で偏りのない思考であり、単に「批判」することではなく、情報や論証を多面的・客観的に分析し、根拠に基づいて判断を下す反省的思考(リフレクション)であるとされる。これについて、①「より良い思考の技法 クリティカル・シンキングへの招... -
思考実験100の問いの本まとめ読み
思考実験100の問い3書 思考実験3書をテーマとする次の3書を取り上げよう。ただし3は「科学書」であるが、自然科学も「思考実験」を端緒とすることが多いことがわかる。1,2については、100の問いをすべて要約で取り上げた。これを見ると生成AI時代にも、矯めつ眇めつの思考がいかに重要かがわかるこの投稿は、私と来訪者への純粋... -
老死を知る2書を読む
Mのコメント いうまでもなくすべての生物は「生老病死」という物理的化学的過程を辿り進むが、人はそれを言語化し、意味と価値から眺める。「生」は仏教では生まれることで「生きる」ことではなく、インド宗教での転生という特殊な前提がある。また病は、科学的検討の対象である。当面、私の目の前にあるのは、老と死としよう。ところで、私... -
知覚力・観察力が世界を拓く
Mのコメント 序 知覚力・観察力は、「問い」を充実させる基盤となる。その知覚について論述した後記の「観察力を磨く」、「知覚力を磨く」という似通った本がある。いずれも絵画の研究者、愛好者として、基本に絵画を据え、知覚力・観察力を磨く議論を展開する。レオナルド・ダ・ヴィンチや、シャーロック・ホームズに注目する点も重なってい... -
秋の夜長に読もうこの10冊
夜長に読むこの10+2冊 よそに鳴る夜長の時計数へけり 杉田久女 孫娘の「けろけろ時計」の不規則に叫ぶ「実家にカエラセテいただきます」、「この部屋好きケロ」、「夢は自分で見つケロ?」との声を数えながら、秋の夜長に読むこの10冊を選んでみた。というより、今このWebに手を入れていて大分形ができてきたが、ずらずらと参考本を... -
「問題解決と創造の方法」基本3書の詳細目次
「問題解決と創造の方法」基本3書 新版[図解]問題解決入門 創造はシステムである 問題解決大全 詳細目次 新版[図解]問題解決入門~問題の見つけ方と手の打ち方 著者:佐藤 允一 目次 はしがき 1 問題とは何か 1 見える問題と見えない問題 /2 問題意識はどこからくるか /3 問題をとらえるものの見方 /4 目標と現状のギャップ... -
社会の行方を読む本
未読・半読・一読の本 3 (180607) 最近,コーポレートガバナンスについての本を読み,派生してドラッカーにいき,更にこのWebに手を入れたりで,なかなか購入済みの本を読めないが,たまたまこの2,3日で,Kindleストアを検索していて,今後の社会がどうなるかについて書かれた(のであろう)「面白そうな本」を4冊見つけた。未読の... -
出張先でこんな本を読んだ
未読・半読・一読の本 2 (180412) 先週金,土と仕事で長崎に行き,その行き帰りと宿泊先で,3冊ばかりのKindle本に目を通した(おいしい魚のお店で一杯やることも忘れなかった。)。今見ると,1冊は前日,もう一冊は滞在中に購入している。 教養としてのテクノロジー 「教養としてのテクノロジー AI,仮想通貨,ブロックチェーン」( ... -
未読・半読・一読の本 序
未読・半読・一読の本 序 (180410) 「未読・半読・一読(みどく・はんどく・いちどく)の本」では,ざっと目を通し,あるいはそれも途中で止めてしまった本,買っただけで目も通してもいない本,さらにはKindle本でサンプルだけダウンロードしそのうち買おうと思っている本,まとめれば積読本(つんどくぼん)を紹介していこうと思います。...