残された日々を生きる,戯れ言日録,人の心と行動

参考図書

  • Q思考:ウォーレン・バーガー
  • A More Beautiful Question: The Power of Inquiry to Spark Breakthrough Ideas (English Edition):Berger, Warren
  • ChatGPTプロンプト逆引き!API活用ガイド:太田和樹
  • 生成AIスキルとしての言語学 誰もが「AIと話す」時代におけるヒトとテクノロジーをつなぐ言葉の入門書:佐野大樹
  • 問いを問う ―哲学入門講義 (ちくま新書):入不ニ基義

    今、問うことについて?

    今、問うこと、質問することに、焦点が当たっている。もちろん、生成AIのプロンプトとの関係でだ。 生成AI登場の少し前、ウォーレン・バーガーさんという人が「A More Beautiful Question: The Power of Inquiry to Spark Breakthrough Ideas」(和訳名「Q思考」)という本を書いて、結構ブレイクした。内容はあちこちと飛んで落ち着かないが、質問することが創造につながっていることは充分に理解できる。私が持っている英語版は、「UPdated & Expanded」とあり、和訳版と目次も違うようだが、両書がどう変わっているかまでは追っていない。ただ、両書を通じて強調される「Beautiful Question」が、英語版の4~6章で次のようにまとめられていて腑に落ちる。

  • 4 Asking Why (to Understand)
  • 5 Asking What If (to Imagine Possibilities)
  • 6 Asking How (to Innovate)

    問うことの種類

    このようにQ思考は、WHYとHOW系の問いだが、もう一つの系統にWHAT系の問いがあるだろう。好奇心に基づく問いの多くは、WHAT系の問いだろうし、検索することもWHAT系の問いが多いだろう。そして、WHAT系の問いは、回答がなされれば(概念化・言語化されれば)、一応納得することができる。 もちろん、WHAT系の問いも、WHYとHOW系の問いと交錯しているのだが、WHAT系の問いは、概念に置き換えることで、それ以上、WHYとHOWの問いに踏み込まないことが多いと言えるだろう。

    「問いを問う」哲学

    「問いを問う」は、丁寧な哲学入門書であるが、4章の「心と脳の関係とはどのような問題か?」の最期に「五つの見解を俯瞰する──認識論・存在論・意味論の観点から」として次の記述がある。 「ここまで、五つの見解が登場した。二元論も「関係的な二元論」と「無関係的な二元論」に分かれるし、物理主義の鏡像のような「汎心論あるいは唯心論」もあり、見解の総数はもっと増えるが、本書では言及しただけなので、数に入れていない。 1 二元論 2 物理主義 3 機能主義あるいは関数主義 4 二重様相説あるいは中立一元論 5 情報主義あるいは情報実体論 これらの五つの見解について、認識の水準・存在の水準・意味(概念)の水準という三つの観点から振り返り、俯瞰しておこう。 そもそも、この第4章のテーマである「心身問題」「心脳問題」では、「心」と「脳」「身体」に関して、その存在領域の「数」と「何であるか」が問われていた。その点で第4章は、第2章や第3章の「どのようにして……知るのか?」という認識論的な問いと比べると、当初から存在論的な問いとして始まっていた。 しかし、その存在論的な問いの内部では、さらに認識の水準・存在の水準・意味(概念)の水準が、互いに優位性を争いながら、絡み合うことになる。いわば、認識・存在・意味の三者は、自己相似的に(フラクタルのように)、それぞれの内にそれぞれが入り込む仕方で、大小の三者関係を反復し続けることになる(次の図を参照)」。

    私はこのような切り口は嫌いではないのだが、さすがにこれは有効な問題の整理か、何かを解決できるのだろうかと思ってしまう。これは寄り道だ、

    プロンプト

    プロンプトの本は多くあるが(多くはブームへの「便乗組」だが)、問題をよく理解して知識もあり、自分で実践もしている人の本として「「ChatGPTプロンプト逆引き!API活用ガイド」が有用だ。プロンプトとは何か、少しずつ実践していくとどうなるかが、プロンプトエンジニアリングガイド(Prompt Engineering Guide | Prompt Engineering Guide<!– –>)も参照しながら要領よくまとめられている。 ここでの問題は、プロンプトに習熟することと、ともすればWHAT系の問いで終わりがちな生成AIの利用を、WHY・WHAT IF・HOW系の問いに活用することだ。 ただそれを導く「道標」が必要だが、実務書ではなかなか届かないので、「哲学」でどうかと思いたいが、上記をみるとどうだろう。 そこで「言語学」はどうか。

    言語学はどうか

    「生成AIスキルとしての言語学 誰もが「AIと話す」時代におけるヒトとテクノロジーをつなぐ言葉の入門書」は、創造をもたらす問いと質問、実務的なプロンプトをつなぐ地位にあるように思われる。ただ内容を咀嚼するのはこれからなのでおって「戯れ言日録」で取り上げよう。

残された日々を生きる

 総論

しばらく前までは、運動というと、ダイエットをターゲットにしていたが、さすがに年齢を重ねると。身心を平静に保つことが運動の目的となる。内容も簡易なものだ。 「東大が考える100歳までの人生設計 ヘルシーエイジング」は、運動は次の4つのタイプの運動を組み合わせて行う必要があるとする。 ①ストレッチ ②筋力強化のための筋トレ ③バランス運動:たとえば、開眼片脚起立運動(フラミンゴ体操:両手を腰に当て、片脚を床から5cm程挙げ、立つ)である。1回1分間の開眼・片足立ちを毎日3回行うだけで下肢筋力が改善する。 ④有酸素運動:もっとも手軽なのがウォーキング。自転車エルゴメーターは膝や腰の痛い人でもできる運動。水中エアロビクスや水泳も良い。 これを踏まえて何をするのがいいか、備忘メモを作っておこう。

バランス運動が重要だ

最近までは、私は多少バランス能力に欠けるなと思ってはいたが、余り気にもしていなかった。しかし、70歳ぐらいになるととにかくこれが重要なようだ。しかも習慣に組み込まないと先ず実行しない。1日3分のフラミンゴ体操を心掛けよう。

筋トレはスクワットから

筋トレはスクワットに、腕立て伏せ+フロントブリッジぐらいは実行したい。

ストレッチはしっかりするなら真向法はどうだろう

有酸素運動はできるならスロージョギングがいい

スロージョギングはそこそこやってきたのだが、最近は朝なかなか外に踏み出せない。駅まで30分は歩くので、それでもいいやぐらいに考えよう。

戯れ言日録,自然を経験する

庭の巣箱に四十雀が来た

家の庭の木に古ぼけた巣箱がある。子どもが小さいときに設置したか、孫のときか、それも定かではないが、随分昔に、鳥が巣立ったが、それ以来しばらく居着かなかった記憶がある。 最近、電線から2匹連れの四十雀がよく見ているということを妻が言っていたが、居着くかなと思っているうちに、いつしか巣箱の中でかわいらしいヒナの鳴き声が聞こえるようになった。最初は本当にか細い声であったが、だんだん大きくなる。親鳥がえさを運んでいるようだ。あまり近づくと、親鳥が警戒するというので、遠くからそっと見るだけなので、まだヒナ見たことがない。 四十雀がどういう生態なのかよく知らないので。ChatGPTで調べてみた。次のとおりである。途中で止まったりしたのでつながりが少し悪い。 ついでに。この記事にはChatGPTが描いた絵も付けておこう。

 

四十雀の生態

日本における四十雀の生態(巣作り、子育て、食餌)について説明してください

四十雀(しじゅうから、Parusマイナー)は、日本全国に広く分布する小型の鳥です。その生態について詳しく説明します。

巣作り

巣の場所:四十雀は主に樹洞や人工的な巣箱に巣を作ります。 特に、古い木の穴や人間が設置した巣箱を好むことが多いです。 巣の構造:巣は柔らかい素材で作られ、苔や羽、毛、草などを使用します。特に苔を多く使用することが特徴です。 巣の作り方:メスが本体となって巣を作りますが、オスも材料を運ぶなど協力することがあります。巣作りは春から初夏にかけて行われることが多いです。

子育て

産卵:四十雀は1シーズンに1〜2回繁殖します。一度の繁殖で5〜10個の卵を産むことが一般的です。 培養:卵はメスが主に温め、培養までには約13〜14日かかります。 育雛:発掘後、親鳥は約15〜20日間、ひなに餌を与え続けます。ひなはこの期間に急速に成長し、飛べるようになります。 親離れ:ひなは巣立ち後も数日間親に依存し、その後独立します。

食餌

主な食餌:四十雀は雑食性で、昆虫やクモ、小型の無脊椎動物を主な助けとします。 特に繁殖期にはひなに高い栄養価の昆虫を与えます。 冬季の食餌:冬季には植物の種子や果実、木の芽なども食べられます。また、都市部では人間が提供する餌(パンくずや脂肪の塊など)も利用することがあります。 採餌行動:木の枝や葉の間、地面などで慎重に採餌します。 四十雀は非常に機敏で、飛び回りながら餌を探す姿がよく見られます。

保護と観察

保護の重要性:四十雀は自然環境の変化に敏感であり、現地で減少が評価されています。 森林の保護や巣箱の設置が推奨されます。 観察のポイント:四十雀は都市部の公園や庭でも観察できるため、巣箱を設置することでその生態を身近に観察することができます。 これらの情報をもとに、四十雀の生態に関することができます。

繁殖行動

繁殖期:繁殖期は主に春から初夏にかけて(4月から6月頃)です。この時期にはオスがさえずりを行い、メスにアピールします。 縄張り形成:オスは繁殖期に縄張りを持ち、さえずりや飛翔行動で他のオスに対してその領域を主張します。縄張り予想は環境によって異なります。 求愛行動:オスはメスに対して羽を広げたり、さえずりを行うことで愛します。成功すると、ペアになって巣作りを開始します。

冬季の行動

集まり形成:冬季には他のシジュウカラ科の鳥やエナガなどと混群(混合群)を形成することがございます。これにより、効率的に餌を探すことができます。 越冬の行動:厳しい寒さをしのぐため、樹洞や人工の巣箱で夜を過ごすことが多いです。

鳴き声

種類と目的:四十雀の鳴き声にはさまざまな種類があり、それぞれに異なる目的があります。例えば、警告音、繁殖期のさえずり、ひなの呼び声などがあります。 コミュニケーション:鳴き声はコミュニケーション手段として重要で、特に警告音は全体に危険を知らせる役割を果たします。

環境

地元の選好:四十雀は広葉樹林や混交林、公園、庭園など、木が豊富な環境を好みます。特に、森林の縁や人間の生活環境に近い場所に多く見られます。 今後の変化への適応:都市化されることに基づく変化にも適応する能力があり、都市公園や庭などでもよく見られています。

保全活動

巣箱の設置:巣箱を設置することで、繁殖の場を提供し、個体数の増加を支援することができます。巣箱の設置は、森林伐採や都市化による巣の減少を補うために重要です。 餌の提供:冬季には鳥フィーダーを設置して、餌を提供することで、四十雀の生存を支援することができます。 特に脂肪分が豊富な餌(ピーナッツやスエットケーキ)が推奨されます。 環境教育:四十雀を含む野鳥の保護活動に関する教育や啓発活動、一般市民の関心を高めることが重要です。