アイデアをカタチにする
アイデアをカタチにする手順・方法
3過程を想定する
アイデアをカタチにするには、手順・方法があるだろう。アイデアを、①作ること(創出すること)と②カタチにすることが中心であることは当然だが、頭に浮かんだアイデアを「組み合わせ」るだけでOKということでいいのだろうか。アイデアの材料は、人の日々の生活における知覚内容やその記憶、要は「経験」から「言語」を含む「イメージ」としてもたらされるものであるから、その材料の開拓である「経験」を拡大する「アイデアの泉」の発掘も重要であろう。そうすると私の心的世界が経験した世界、思想、行動、生活、文化、社会、自然等すべてが「アイデアの泉」だ。
ただそれでは切りがないので、とりあえずここではその取っ掛かりとして、放送大学教材から2冊と、その他から2冊の本を挙げよう。あれこれ経験しようというだけで、選択にさほど必然性はない。
⓪準備ーアイデアの泉
- イメージの力 (放送大学教材):佐藤仁美
- 総合人類学としてのヒト学(放送大学教材):高倉浩樹
- 観察力を磨く 名画読解 (早川書房) :エイミー E ハーマン
- 生物に学ぶイノベーション ── 進化 38 億年の超技術:赤池 学
①アイデアを創出することについての本は多いが、次の5冊に目を通してみよう。少し多いが、読み飛ばすこともアイデアのイメージ作りになるだろう。
①アイデアの創出
- アイデアのつくり方:ジェームス W.ヤング
- 「使える」アイデアを「無限に」生み出す方法:スタンフォードdスクール
- IDEA FACTORY 頭をアイデア工場にする20のステップ:アンドリー・セドニエフ
- アイデア・バイブル:マイケル・マハルコ
- 言葉でアイデアをつくる。―問題解決スキルがアップする思考と技術:仁藤 安久
実際は、②アイデアをカタチにする過程が重要だ。カタチとしては、「言語」、「デジタルソフト」、「ハード」が考えられるだろう。カタチにする過程では「思考」と「協同」が重要だろうか。
ところで最近、私は改めて気がついたのだが、「思考」や「協同」を経てカタチにたどり着くには、その過程でうまくいかないこと(目的に到達していないこと)に対する自分のイライラを克服すること、というより、イライラは片目で見て少し突き放し、やりつつあることを投げ出さないこと、あるいはイライラに彩られた試行錯誤を楽しむことが重要である。継続が重要だというとイライラするが、イライラがあってこそ目的に到達できるのだからイライラを楽しもうということだ。もっともなかなかうまくはいかないが。
ここでは次の3冊を挙げておく。
②アイデアをカタチにする
- 創造はシステムである~「失敗学」から「創造学」へ:中尾政之
- トリーズ(TRIZ)の発明原理40 あらゆる問題解決に使える科学的思考支援ツール:高木芳徳
- アイデアの99%―「1%のひらめき」を形にする3つの力:スコット・ベルスキ
アコーディオンを利用した詳細目次を挙げておく。
アイデアをカタチにする基本書12冊
アイデアの泉
イメージの力 :佐藤 仁美
- 1 イメージをめぐる物語
- 1.イメージをひも解く
- 2.アートに表現されたイメージ色
- 3.心理臨床におけるイメージとことば
- 4.アートとアートセラピー−アートの持つ力−
- 2 イメージの本質
- 1.太古の叫び
- 2.物にひそむたましい
- 3.シュヴァルの理想宮(仏:Palais idéal du facteur Cheval)
- 3 言葉とイメージ
- 1.言霊(ことだま)
- 2.ことばによる癒し
- 3.詩歌療法
- 4.俳句療法
- 5.連句療法
- 6.言葉をめぐって
- 4 自然とイメージ1
- 1.バウムの扉を開ける
- 2.バウムの力
- 3.おわりに
- 5 自然とイメージ2
- 1.風景と情動・記憶
- 2.心理療法における原風景
- 3.風景構成法という方法
- 4.風景構成法の実施
- 5 画題の順序
- 6.描画プロセスを見守る
- 7.事例
- 8.物語としての風景構成法
- 6 自然とイメージ3−火と水の祭り−
- 1.イメージの力と祭り
- 2.イメージと象徴
- 3.火と水の祭り−那智の火祭
- 4.那智の火祭における象徴操作
- 7 自然とイメージ4−海と山の祭り−
- 1.祭りと風土
- 2.海と山の祭り−ウンガミ
- 3.風土を創造する祭り
- 8 自然と人1
- 1.一針に込められた思い
- 2.染織に込められた思い志村ふくみ
- 3.テキスタイルに込められた思いグアテマラ・マヤ
- 4.染織の世界幾何学模様に潜むもの
- 9 自然と人2
- 1.ムンクの告白
- 2.ムンクゆかりの地
- 3.北欧神話と作品
- 4.自然と人と太古から息づくイメージ
- 10 身体性とイメージ1
- 1.心と体
- 2.心・脳・体
- 3.腹痛の事例
- 4.症状形成のモデルと治療の流れ
- 5.痛いのは体か心か
- 6.心と体の間にあるものとしてのイメージ
- 7.無意識的身体心像
- 11 身体性とイメージ2−音・音楽と人との響き合い−
- 1.音が人に与える効果
- 2.日本の音の特性(日本的感性)
- 3.人の発達と音楽
- 4.病理との関係
- 5.音楽表現が生まれてくるというコト
- 6.音楽療法の起源
- 7.音楽療法とは
- 8.音楽療法に現れるイメージの世界(回想,身体性,音響・震えを事例を通して考える)
- 9.音を使ったワーク
- 10.さいごに
- 12 イメージの現場から1−異文化と芸術療法(アートセラピー)−
- 1.異文化のイメージ
- 2.異文化と心理臨床の場
- 3.異文化と芸術療法(アートセラピー)の場
- 4.異文化と芸術療法の具体例−交互感覚詩を用いて
- 5.おわりに
- 13 イメージの現場から2−精神科病院における芸術療法−
- 1.治療の場における芸術療法
- 2.具体的な現場から1(統合失調症)
- 3.具体的な現場から2(認知症高齢者)
- 14 イメージの現場から3−素材と環境−
- 1.イメージを紡ぎ出す器としての環境
- 2.素材
- 3.ものがたり・ものづくり
- 4.アート・アズ・セラピー
- 5.対話としての存在
- 15 イメージの力
- 1.イメージの源泉
- 2.イメージの発展唯一性と複製技術
- 3.リモートとリアル現代とイメージ
- 4.おわりに
総合人類学としてのヒト学:高倉浩樹
- 1 地球におけるヒトの存在
- 1.太陽の恵み
- 2.共通言語としてのエネルギー
- 3.エネルギー循環の人体と社会
- 4.エネルギーの最大消費の起源と石油文明
- 5.エネルギーと文化
- 2 文化としてのドメスティケーション
- 1.食べ物は誰がつくるのか
- 2.植物のドメスティケーション
- 3.動物のドメスティケーション
- 4.まとめ:ドメスティケーションの捉え方
- 3 からだの進化
- 1.なぜ人間のみかけは多様なのか
- 2.ホモ・サピエンスの進化と出アフリカ
- 3.暑さ寒さへの適応
- 4.人類集団ごとの生物的特徴と健康
- 5.まとめ
- 4 食べものをとる
- 1.初期人類の生活
- 2.現代の狩猟採集民
- 3.狩猟採集民の多様性
- 4.食物の社会道具化
- 5 家畜とともに暮らす
- 1.遊牧の風景
- 2.牧畜社会の特徴
- 3.乾燥地牧畜
- 4.多様な牧畜社会
- 5.共生的牧畜
- 6 食べものをつくりだす技と場
- 1.はじめに
- 2.焼畑農耕
- 3.水田耕作
- 4.在来知のあり方
- 5.農耕の現代化で人類が失ったもの
- 7 ヒトの家族の起源
- 1.家族とは何か
- 2.霊長類の社会構造
- 3.インセスト・タブー,そして外婚
- 4.重層的社会
- 5.分配と性別分業
- 8 ヒトの繫がりと社会集団
- 1.社会的動物としてのヒト
- 2.親族という繫がり
- 3.いろいろな繫がり
- 9 時間と空間を区切る
- 1.鳴くこととしゃべること
- 2.世界の切り分けと再統合
- 3.二項対立と料理の三角形
- 4.境界と通過儀礼
- 5.世界観と宗教
- 10 遊ぶことと祈ること
- 1.遊びと模倣
- 2.サンの子どもの遊び
- 3.ダンスと祈り
- 4.祈りの世界の創造
- 11 もののやりとりと社会関係
- 1.ものを贈る
- 2.ものをやりとりする
- 3.ものを売買する
- 12 支配の仕組み
- 1.群れを超えて生きる
- 2.有力者から支配者へ,部族から首長制と国家へ
- 3.支配の正当性
- 4.支配の仕組みの複雑化と多元化
- 13 近代世界の成立と国民国家の形成
- 1.古代,中世から近代へ
- 2.イノベーションの時代
- 3.ナショナリズムの広まり
- 4.国民統合
- 5.ヨーロッパ近代の受容、克服、限界
- 14 グローバリゼーションとローカル社会
- 1.グローバリゼーションとは何か
- 2.近代以前のグローバリゼーション
- 3.近代以降のグローバリゼーション
- 4.グローバリゼーションとローカル社会
- 5.グローバリゼーションの諸相−ツバルのフィールドワークから
- 15 地球温暖化と人類社会
- 1.「人類世」という視点
- 2.気候変動と災害
- 3.地球温暖化と国際政治
- 4.気候変動とヒト学
- 5.おわりに
観察力を磨く 名画読解 (早川書房) :エイミー E ハーマン
- 著者より
- 始まり
- 第一部 観察
- レオナルド・ダ・ヴィンチのカの秘密—大事なものを見る
- 名探偵、参上 —観察の技をマスターする
- カモノハシと泥棒紳士—どうして人によって見え方がちがうのか
- 客室乗務員が無意識に行なうこと—客観的観察のポイント
- マヨネーズはどこに?— 全体も細部も見る
- 第二部 分析
- 全周に目を配れ—あらゆる角度から分析する
- 私はなぜ、引き金を引いたのか—情報の優先順位
- 第三部 伝達
- ワインの値段—コミュニケーションの不具合を防ぐ方法
- ビツグ・スー—厳しい現実を適切に伝えるには
- 第四部 応用
- 介護施設でストリップショー—生まれ持つたバイアスを克服する
- 担架がないときはどうするか—不確かな状況に対応する方法
- 終わりに—知覚の技法をマスターする
- 謝辞 原注
生物に学ぶイノベーション ─ 進化 38 億年の超技術:赤池 学
- まえがき
- 序章 生物から学べることは無限にある
- あらゆる分野で活躍する「生物模倣技術」
- ナノテクノロジーがもたらしたパラダイムシフト
- 注目を集める「バイオのパイオニア」たち
- 日本発「生物規範工学」の挑戦
- 「生物の進化」は最大のイノベーション
- 人工生命のシミュレーション研究からわかること
- 生物研究の裾野は限りなく広い
- 第一章 生物の形をまねる
- 生物の形が語る進化のものがたり
- 水着や自動車に応用される魚類の皮膚構造
- ハムシの水中歩行から新しい接着技術が生まれた
- 超撥水技術を持つハスの葉とバラの花びら
- カタツムリの殻から学んだ汚れにくい建築素材
- 研究者を魅了してやまないトンボの飛翔研究
- 台風でも壊れない風力発電機のつくり方
- 生物の知恵が家電製品をバージョンアップする
- 宇宙進出を遂げた昆虫の翅の折り畳み術
- さまざまな用途で活躍する生物の構造色
- 夜行性昆虫の眼からヒントを得た無反射パネル
- 形や構造の進化が教えてくれる新しいリアリティ
- 第二章 生物の仕組みを利用する
- 単純でありながら無駄がない生物の仕組み
- ハエトリソウからわかる「記憶」の原理
- 発熱する植物ザゼンソウの温度調整術
- 食品の衛生検査に使われるホタルの光
- 無敵の生物ネムリユスリカの臓器保存法
- 魚の群れはなぜバラバラにならないのか
- 次世代自動車のヒントは昆虫にあり
- アメーバの動きと自律分散制御システム
- 災害時に活躍するヘビ型ロボット 生
- 物の設計原理から学べること
- 第三章 生物がつくったものを活用する
- 植物の生き残り戦略と技術開発
- 動けない植物はどうやって身を守ってきたか
- みどりの香りでコミュニケーション
- ナガイモがインフルエンザを無害化する
- カブトムシでスーパー病原菌を退治する
- ヤママユガのホルモンを用いた制ガン剤
- 長寿遺伝子を活性化させる方法
- 老化しないハダカデバネズミの遺伝子研究
- 食品の衛生検査に使われるホタルの光
- 無敵の生物ネムリユスリカの臓器保存法
- 魚の群れはなぜバラバラにならないのか
- 次世代自動車のヒントは昆虫にあり
- アメーバの動きと自律分散制御システム
- 災害時に活躍するヘビ型ロボット
- 生物の設計原理から学べること
- 第四章 生物そのものを扱う
- 人類は「工場としての生物」に頼ってきた
- 生ゴミまで分解するキノコの驚くべき力
- 害虫シロアリがエネルギー問題を解決する
- 微細藻類は二一世紀の油田になり得るか
- 宇宙での活躍を期待される意外な生物
- 昆虫を用いた画期的なリサイクルシステム
- ハエのサナギが養殖産業を救う
- 生命力を活性化する昆虫の鳴き声
- 完全密閉型の植物工場で医薬品をつくる
- 「海上農業システム」によって何が変わるか
- 第五章 生態系に寄り添う
- 「バイオスフィア2」の失敗と工業的養蜂の悲劇
- 自然界には「共生」と「循環」があふれている
- 「森は海の恋人」運動と「魚付林」
- 森と海をつなぐクマとサケから何を学ぶか
- 斜面のがけ崩れを防ぐ「人工の根っ子」
- 都市にも築け、エコロジカルネットワーク
- 生物多様性が住宅業界を変える キ
- レるコオロギと飛べないコオロギの教訓
- 終章 生物の進化が教えてくれること
- 世界的に見直されるものづくりのあり方
- 生物の出産方法とリエンジニアリング
- 恵まれた環境でのみ通用する出産
- 陸に上がった生物の戦略と涙ぐましい努力
- 育てていくことの大事さを考える
- イノベーションを生み出すものは何か
- あとがき
アイデアの創出
アイデアのつくり方:ジェームス W.ヤング
- この考察をはじめたいきさつ
- 経験による公式
- パレートの学説
- 心を訓練すること
- 既存の要素を組み合わせること
- アイデアは新しい組み合わせである
- 心の消化過程
- つねにそれを考えていること
- 最後の段階
- 2、3の追記
- A Technique for Producing Ideas:James Webb Young
- Contents
- Contents Foreword by Keith Reinhard
- Foreword by William
- Bernbach
- Prefatory Note
- How It Started
- The Formula of Experience
- The Pareto Theory
- Training the Mind
- Combining Old Elements
- Ideas Are New Combinations
- The Mental Digestive
- Process
- “Constantly Thinking About It"
- The Final Stage
- Some After-Thoughts
- Contents
「使える」アイデアを「無限に」生み出す方法:スタンフォードdスクール
- はしがき
- アイデアを必要としているのは誰か?
- 序論
- 第1部 Innovate 革新する
- 第1章 今日のアイデアで明日の成功を測る
- 新しいアイデアという危険なビジネス パタゴニアの失敗
- すべての問題は「アイデアの問題」である
- アイデアフローを測定する 2分間テスト
- 発想を逆転させる アイデアのためのマインドセット
- 活発なアイデアフローがもたらすもの
- 第2章 アイデアフローを増強する
- 2人のリーダーの話 アイデアはどこから降ってくる?
- アイデア・ノルマを日課にしよう
- 種まき(Seed)
- 睡眠(Sleep)
- 解決(Solve)
- アイデアを潰してはいけない あなたの「脳」をしつけよう
- 書きとめる訓練 大きく、アナログで書こう
- 厳密な見直し 書きとめたものは捨てない
- スケジュールをやりくりする バッファーの重要性
- 創造力を実践する 失敗を恐れるのは損
- 第3章 問題をアイデアで満たす
- アイデア比率 「2000対1」の法則
- なぜ人は、あまりにも早くやめてしまうのか 3つの障害
- 複雑な問題を解決するための簡単な方法
- ブレインストーミング①適切なメンバーを招集する
- ブレインストーミング②最初に出てくる提案を集める
- ブレインストーミング③ウォーミングアップで全員を適切なマインドセットにする
- ブレインストーミング④チーム分けをして進行役を決める
- ブレインストーミング⑤ペースを設定する
- ブレインストーミング⑥アイデアを取りこんで、マリネして、再構築する
- 第4章 イノベーション・パイプラインを構築する
- なぜ選別は難しいのか
- アイデアのテストをやめてはいけない GMの失敗
- 実験のポートフォリオを構築する 小さな賭けを数多く
- 「これは興奮するアイデアだろうか?」
- 「コルクボードの研究開発部」をつくろう
- 少なく選んで、多くをテストする 予測はあてにならない
- 第5章 あなたのアイデアをテストする
- 周囲の抵抗に打ち勝つためのツール「遡及」
- 「手軽なテスト」こそが実験効率を最大化する
- アディダスとナイキの「継続的なイノベーション」
- ネットフリックスの「うまく設計された実験」
- テストを設計する 人の欲求を測る簡単な方法
- 仮説を構築する あなたは何を証明したいのか?
- データを収集する 基準値の設定
- ループを閉じる フォローアップの重要性
- 修正、反復、方向転換が成功を招く
- 第6章 世界をあなたの研究所にする
- つくる前に売ってみる マン・クレイツ
- 許可を求めるより許しを請う サイベックス
- 実験をすばやく繰り返す ウエストパック・ニュージーランド
- 実現するまでは、実現したふりをする ブリヂストン
- 大きなアイデアのための小さなテスト レンドリース
- 完成を遅らせる マニミーとラヴェル・ロー
- わざと間違えてみる ビージェーズ・レストラン
- 第1章 今日のアイデアで明日の成功を測る
- 第2部 Elevate 向上させる
- 第7章 他者の視点を取り入れる
- パタゴニアが「サーフィンの素人」を探した理由
- 視点のポートフォリオを多様化する
- ツール①学習サークル
- ツール②ペンパル
- ツール③顧客評議会
- ツール④異花受粉
- ツール⑤未経験という経験
- ツール⑥補完的な協力者
- ツール⑦率直である自由
- 第8章 視点を一新する
- よりよい問題を見つける 口臭より重大なペットの問題とは?
- 前提を逆転させる 投資銀行が若者向け衣料品店で学んだこと
- 共感してインタビューする 歯科保険会社の未来を変えた「質問」
- 長めに観察する タイマーを用意しよう
- 第9章 好奇心をかき立てる
- 好奇心がイノベーションを促進する 「白いもの」といえば?
- 枠組みのポートフォリオをつくる アイスクリームコーンの可能性
- 刺激を与えて誘発する 追い込まれたときに効く3ツール
- 第10章 創造的な衝突を促す
- フローを育てる 科学者の成果は研究所の「外」で決まる
- ワンダーワンダー ジョブズがフードプロセッサーを見てひらめいたこと
- 類似性の探求 ホテルや花屋が半導体業界に与えた影響
- 第11章 創造性の結び目をほどく
- 戦術としての撤退 問題と距離を置く
- 創造性を高める7つの気晴らし
- 第7章 他者の視点を取り入れる
- 結論
- 謝辞
- 原注
IDEA FACTORY 頭をアイデア工場にする20のステップ:アンドリー・セドニエフ
- はじめに
- STEP1:アイデア発想は技術である
- ウォルト・ディズニーの3段階の思考戦略
- アイデアは才能の問題ではない
- 100ドルを稼ぐ方法を1時間考える
- STEP2:潜在意識を働かせる
- 眠っているあいだも潜在意識は働きつづける
- シルバメソッド─「グラスの水」のテクニック
- STEP3:自分に質問を投げかける
- 質問が多いほど、アイデアを生みだす可能性は高まる
- 適切な質問が、アイデアの質と量を高める
- 「5回のなぜ」で質問の抽象度を上げる
- 課題を細分化して具体的にする
- STEP4:考えて休む
- 努力不要のアイデア発想法とは?
- 熟成する─意識的に考えない時間の大きな効果
- 複数の問題について同時に考える
- 視覚的に考える習慣を身につける
- STEP5:アイデアの質より量を重視する
- 最高のアイデアは大量のアイデアから生まれる
- 目標数を設定してアイデアを出し尽くす
- 制約を設定し、脳に方向性を与える
- STEP6:アイデア発想の要点を押さえる
- 要点1 アイデアは既存のアイデアから生まれる
- 要点2 独自のアイデアである必要はない
- 要点3 他の人が成果を上げたアイデアを応用する
- 要点4 いち早くアイデアを採用した人が勝つ
- 要点5 その他大勢と違う考え方をする
- STEP7:アイデアの原材料を集める
- さまざまな人生経験が新しいアイデアを生む
- STEP8:アイデアを書いて保存する
- 書きとめる方法がないときのアイデア記憶法
- STEP9:アイデアを引き寄せる考え方
- 人は自分が考えているものを手に入れる
- STEP 10:ハイパフォーマンス状態になる
- ハイパフォーマンスになる5つの条件
- STEP 11:ゲームのように楽しむ
- STEP 12:完璧さより、たゆまぬ改善
- 最初から完璧なアイデアを期待しない
- STEP 13:既存のアイデアを取り入れる
- 既存のアイデアを変形する
- 既存のアイデアからアイデアを生む7つのテクニック
- 置換、結合、調整、限定、転用、排除、逆転
- STEP 14:失敗と偶然を歓迎する
- たくさん失敗した人が成功する
- 偶然の発見を楽しみにする
- STEP 15:休息と運動でエネルギーを得る
- 睡眠は最も生産的な時間
- 定期的に運動をして創造性を刺激する
- STEP 16:脳を創造的モードにする
- 職場・自宅の風景を変える
- 散歩で思考を加速させる
- すき間時間は絶好のチャンス
- 外国旅行の意外な効用
- 単純作業で右脳をフル稼働させる
- 最高のアイデアはバスルームで!?
- アイデアはアイデアから生まれる
- 脳にアイデアの猛攻撃を浴びせる
- アイデアの雪だるま効果
- STEP 17:雑談をしながらアイデアを磨く
- 自分のアイデアに固執しない
- STEP 18:有望なアイデアを選んで実行する
- 信頼する人を「アイデアパートナー」にする
- リスクを減らしてアイデアを実行する
- 「100、 20、5、1」のルール
- STEP 19:生みの苦しみの壁を乗り越える
- 粘り強く取り組め。創造的思考はマラソンだ
- STEP 20:創造性の筋肉を鍛え続ける
- 才能よりも努力と継続
- おわりに
アイデア・バイブル:マイケル・マハルコ
- アイデア・バイブル取扱説明書 Part1 加藤昌治
- はしがき マイケル・マハルコ
- 序部 イニシエーション
- 第1章 最初の一歩チック・タックどうやって「最初の一歩」を踏み出すか?サマリー
- 第2章 ワークアウトサマリー
- 第3章 課題は何か?課題を明確化するサマリー
- 第4章 『アイデア・バイブル』の使い方発想法を身に付けるには?ガイドライン
- 第1部 左脳型発想法
- 第5章 根本を疑う──「前提逆転」発想法前提を逆転させて発想するサマリー
- 第6章 属性に切る──「属性列挙」発想法サマリー
- 第7章 分割する──「さくらんぼ分割」発想法グループワークで発想する サマリー
- 第8章 代替する──「SCAMPER」発想法ハンバーガー×「SCAMPER」=?「SCAMPER」を使ってみよう!サマリー
- 第9章 強み/弱みを知る──「プロ/コン」発想法サマリー
- 第10章 パラメーターを設定する──「アイデア・ボックス」発想法新しいランドリーバスケット洗車場の新しいビジネス展開書籍のマーケティングサマリー
- 第11章 ポジショニング・マップ──「アイデア・グリッド」発想法アイデア・グリッドから発想するアイデア・グリッドでアイデアを落とし込むサマリー
- 第12章 視野を広げる──「マンダラチャート」発想法マンダラチャートサマリー
- 第13章 チェックリスト──「フェニックス」発想法「フェニックス」チェックリストサマリー
- 第14章 自らを見直す──「ビジネスドメイン・マトリクス」発想法ビジネスドメインとは何か?サマリー
- 第15章 未来シナリオを描く──「シナリオ・プランニング」発想法サマリー
- 第16章 大胆な飛躍──「ブルートシンク」発想法なぜ「ブルートシンク」発想法が効く?サマリー soap,soup,andsand(石鹸、スープ、砂)
- 第17章 先人の知恵──「賢人会議」発想法サマリー
- 第18章 属性を絞る──「オポチュニティ・サークル」発想法サマリー
- 第19章 視覚的思考──「パターン・ランゲージ」発想法サマリー
- 第20章 耳を傾ける──「クレバー・トレヴァー」発想法サマリー
- 第2部 右脳型発想法
- 第21章 α波──「リラックス・テクニック」7つのリラックス・テクニックサマリー
- 第22章 青い薔薇──「直感力」直感力で問題を解決するサマリー
- 第23章 ユーリカ!──「インキュベーション」サマリー
- 第24章 類推する──「アナロジー」発想法馴質異化サマリー
- 第25章 もしも話──「フィクションストーリー」発想法サマリー
- 第26章 論理を超える──「パラドックス」発想法アインシュタインのパラドックス社会起業サマリー
- 第27章 アイデアの宝庫──「夢日記」発想法サマリー
- 第28章 潜在意識からのメッセージ──「ダ・ヴィンチ・スケッチ」発想法自然界の「手描き」に学ぶ サマリー
- 第29章 入眠時幻視──「ダリ・テクニック」発想法サマリー
- 第30章 幻視の旅──「シナリオ・ジャーニー」発想法ただ、潜在意識に尋ねるだけサマリー
- 第31章 潜在意識の人格化──「メンターズ・トーク」発想法サマリー第
- 32章 象形文字──「死者の書」発想法サマリー
- 第3部 協働型発想法
- 第33章 アイスブレイクアイスブレイク・アクティビティサマリー
- 第34章 ブレーンストーミングブレーンストーミング・ケースタディブレーンストーミングを成功に導くTips“優等生”への対応「壁」を使ったブレーンストーミングソロ・ブレーンストーミング目で考えるイメージ・ボードサマリー
- 第35章 ブレーンストーミング・バリエーションズブレーンライティング(バリエーション#1)ノートブック・ブレーンストーミング(バリエーション#2)ストラヴィンスキー効果(バリエーション#3)SIL(バリエーション#4)オープン・ミーティング(バリエーション#5)ストーリーボード(バリエーション#6)ブレーンストーミングのヘルプメニュー サマリー
- 第36章 生来の創造性本質とは何か?クレイジーなアイデアの本質とは?空想家、現実主義者、批評家魔法の杖優美な屍骸「箱庭」発想法「コラージュ」発想法「思考散歩」発想法子どもに尋ねようカニに尋ねようサマリー
- 第4部 最後のハードル
- 第37章 フィードバックサマリー
- 第38章 すべては人間が作り出すサマリー
- 取扱説明書 Part2
- 『バイブル』に登場した便利なツール集
- 監訳者あとがき
言葉でアイデアをつくる。―問題解決スキルがアップする思考と技術:仁藤 安久
- はじめに
- いま、どんなアイデアを必要としていますか?
- アイデアとは、何らかの問題解決に役立つもののこと
- 言葉は、最速で最安のプロトタイピングツール
- 「アイデアを出すのが苦手」と、思い込んでいる人にこそ読んでほしい
- 第1章 「アイデア発想法」の前に必要なこと
- アイデアの才能がゼロだった私
- なぜ、いまアイデアが重要視されているのか
- アイデアにブレーキをかける4つの思い込み
- 1 「アイデアはゼロから生みだすもの」という思い込み
- 2 「自分は創造的ではない」という思い込み
- 3 「ホームランのアイデアでなければいけない」という思い込み
- 4 「正しいことこそが答え」という思い込み
- 思い込みを取り払うアンラーンには時間がかかる
- コラム アイデア筋トレ1 コンビニはアイデア筋トレのジムである
- 第2章 「アイデア発想」の基礎技術
- どんな「基礎技術」を身につけるべきなのか
- アイデアが生まれる基本的な仕組み
- なぜ、アイデア発想法の前に「コツ」からお伝えするのか
- どうしたら「たくさんのアイデア」を出せるのか
- 「同質化の罠」にはまらないために
- 事例勉強とアイデア構築の両方ができる「アイデア分解構築シート」
- アイデア構築:記入しやすいところから記入してアイデアを構築する
- コラム アイデア筋トレ2 目の前の課題に「どう取り組みはじめるか」
- 第3章 「アイデア発想」の応用技術
- アイデア発想のアクセルとなる技術
- 【①偉人ブレスト】アイデアに詰まったら偉人のチカラを借りよう
- 【②ひとりワークショップ】ファシリテーター兼参加者となって妄想ワークショップを開催する
- 【③越境した横展開】アナロジー的思考で「借りてきて横展開」させる技術
- 【④憑依思考法】凡人も天才に変わることができる技術
- 【⑤フレームアウト思考法】アイデアが飛ばないときの救済法
- 【⑥多面指し思考法】仕事をたくさん抱えている方に贈る、手を止めないための方法
- 【⑦前提ひっくり返し発想法】既存の制約をひっくり返すことで新しいコンセプトを生みだす技術
- 【⑧無責任に置き換え法】行き詰まったらターゲットやサービスを置き換える
- 【⑨強制単語法】行き詰まったら外部刺激で発想を膨らます
- 【⑩欠点起点法】既存製品や小さなサービス改善に使える技術
- 【⑪AIと一緒にブレスト】ChatGPTなどAIとアイデア出しをするときに使えるアイデア発想法
- 【⑫教えることによって進化する】ベテランが進化しつづけるために実践したいこと
- コラム アイデア筋トレ3 初回こそ期待を超えるべきの法則
- 第4章 チームでアイデアを生みだす技術
- ひとりでアイデアを出すには限界がある
- 「正解」という呪縛をどう解き放つか
- そもそも、アイデア出しに「いいやり方」はあるのか
- ブレストでいいアイデアが出ないときの対処法
- 持ち寄りでアイデアが出ないのはリーダーの責任
- ラテラルシンキングという「場」の設定をする
- 停滞したアイデア出しの現場を変える方法
- 出てきたアイデアをどう発展させていくのか
- アイデアが「正直微妙」だと思ったときに何を見ていくか
- まとめるのもリーダーが責任を持つ
- プロトタイピングとしてアイデアのステートメントを書く
- いいチームになるにはリターンの設計が必要
- コラム アイデア筋トレ4 誰とでも一日で「親友」になる方法
- 第5章 「いいアイデア」を見極める技術
- どのアイデアを実行するのか「選ぶ」ことは難しい
- 「いいアイデアとは何か」を定義しよう
- 自邸の塀への立ち小便をやめさせた「すごいアイデア」
- インサイト発見力は「周辺領域の知識」でつくられる
- トレンドからインサイトを導き出す
- コラム アイデア筋トレ5 基準点ずらし
- 第6章 アイデアの実現を加速させるための仲間を増やす技術
- アイデアを実現させるためには、仲間が必要
- デレク・シヴァーズの言う「2人目」の重要性
- アイデアの共有において大切なのは「応援される」をゴールに置くこと
- 【応援されるためのアイデアを伝える技術①】「思考のプロセスをそのまま伝える」
- 【応援されるためのアイデアを伝える技術②】「抽象→具体の順番で話をする」
- 【応援されるためのアイデアを伝える技術③】「アイデアに1行の名前をつける」
- 「応援される関係性構築」も技術だと考えてみる
- 【応援されるための関係をつくる技術①】「目的と理由が明確」
- 【応援されるための関係をつくる技術②】「主人公力があるか」
- 【応援されるための関係をつくる技術③】「ヴァルネラビリティ」
- 【応援されるための関係をつくる技術④】「共感と想像を呼び起こす言葉を使う」
- コラム アイデア筋トレ6 文体練習
- 第7章 成長しつづけるためのアイデア
- 消費のスピードに抗うために
- マザーハウスの場合
- 個人の思いから広がったクエストロの活動
- 機能する問いを、ビジョンに含ませること
- コラム アイデア筋トレ7 なんとなく好きの「なんとなく」を大切にしよう
- おわりに
アイデアをカタチにする
創造はシステムである~「失敗学」から「創造学」へ:中尾政之
- 第1章 創造は要求から
- 1 試しに創造してみよう
- 2 思いを言葉にしよう
- 3 創造を言葉で示すのは難しい
- 4 日本の企業は以心伝心が大好きだった
- 5 夢を言葉にして語れば,必ず実現する
- 6 目的を定量的に設定しよう
- 7 明治以来,要求機能も輸入してきた
- 8 リサーチとソリューションを分離してみょう
- 9 要求機能を列挙してみょう
- 10 不況時に研究室をどうやってサバイバルさせるか
- 11 目的を持つには,生きる力が必要である
- 第2章 思考方法はワンパターン
- 1 簡単な思考演算を用いると,新たな設計解か導ける
- 2 「凍結させる」の思考演算を使う
- 3 思考演算子を用いるには,思考の上下運動が不可欠である
- 4 TRIZを用いて思考を上下運動させる
- 5 頻繁に用いる思考演算子にはどのようなものがあるのか
- 6 挿入付加の思考演算子の応用-第3物質の挿人
- 7 分割の思考演算子の応用-機能分離,並列化,副次排除
- 8 変形・交換・流線の思考演算子の応用-逆さにする
- 9 困ったときは,思考演算をやってみよう
- 第3章 システムは可視化できる
- 1 要求機能を整理しないと,創造したいものの全体像がわからない
- 2 ジャガイモ皮剥ぎ器の要求機能をあげよう
- 3 干渉を逆手にとって成功させよう
- 4 組織間で干渉が生じて,コミュニケーションエラーが起きる
- 5 いまどきの干渉管理をやってみよう
- 第4章 真似ができない創造化
- 1 干渉設計よりもわかりにくい複雑設計が続々と生まれた
- 2 人智を超えるような複雑な設計で失敗する
- 3 モジュラーとインテダレイテッドで戦わせてみよう
- 4 干渉が大好きな日本の大企業はどうやって失敗を減らすか
- 5 外見は面倒,中身は単純,真似ができない創造化
- 6 インテグレイテッドな頭の使い方が中小企業の武器である
- 7 高級レストランは インテグレイテッドである
- 8 世の中には インテグレイテッドとモジュラーの両方が必要である
- おわりに
トリーズ(TRIZ)の発明原理40 あらゆる問題解決に使える[科学的]思考支援ツール:高木芳徳
- 第1部 入門! TRIZの発明原理
- TRIZ(トリーズ)の発明原理 TRIZ(トリーズ)の発明原理とは? 問題を抽象化しよう 悩みのタネは39種類! どのように問題を抽象化するか? 問題点を明らかにしよう 何が悩みのタネなのか
- 第2部 40の発明原理
- 問題解決のフローチャート 発明原理を覚えよう 発明原理のシンボル化 発明原理の順番と9グループ化 発明原理紹介ページの見方
- 構想系 ~特定のものにしばられず、広く活用できる発明原理~
- 構想系 グループ1:分ける
- 発明原理観察 「分ける」4原理:お風呂
- 発明原理観察 「分ける」4原理:食事&料理
- [WORK] 「分ける」4原理:手
- [WORK] 「分ける」4原理:カレー作り
- [もっとTRIZ] 賢い小人(SLP)
- 構想系 グループ2:合わせ
- 発明原理観察 「合わせ」4原理:発明原理シンボル
- [WORK] 「合わせ」4原理:列車
- [WORK] 「合わせ」4原理:寝室
- [もっとTRIZ] 科学的事実(Effects)
- 構想系 グループ3:事前に
- 発明原理観察 「事前に」4原理:コンビニ
- 発明原理観察 「事前に」4原理:人体
- [WORK] 「事前に」4原理:トイレ
- [WORK] 「事前に」4原理:サービス
- [もっとTRIZ] 事前、事中、事後
- 構想系 グループ1:分ける
- 技巧系 ~システム一般にあてはめることができる発明原理~
- 技巧系 グループ4:変形
- 発明原理観察 「変形」の4原理:人体
- 発明原理観察 「変形」の4原理:洗濯機 [WORK] 「変形」4原理:回転寿司
- [WORK] 「変形」4原理:エスカレーター [もっとTRIZ] 9画面法
- 技巧系 グループ5:効率化
- 発明原理観察 「効率化」4原理:人体 発明原理観察 「効率化」4原理:電車 [WORK] 「効率化」4原理:調理器具 [もっとTRIZ] 進化パターン(Prediction)
- 技巧系 グループ6:無害化
- 発明原理観察 「無害化」4原理:人体 発明原理観察 「無害化」4原理:通勤電車 [WORK] 「無害化」4原理:天ぷら [もっとTRIZ] 究極の理想解(IUR)
- 技巧系 グループ7:省力化
- 発明原理観察 「省力化」4原理:トイレ 発明原理観察 「省力化」4原理:カメラ [WORK] 「省力化」4原理:スマートフォン [もっとTRIZ] トリミングと資源の発見
- 技巧系 グループ4:変形
- 物質系 ~具体性が強く、即効性がある発明原理~
- 物質系 グループ8:変材 [WORK] 「変材」6原理:料理
- 物質系 グループ9:変相 [WORK] 「変相」6原理:料理
- 第3部 発明原理実践編
- [総合WORK] 身近な発明原理 [もっとTRIZ] リバースTRIZのススメ [もっとTRIZ] もっとTRIZを学ぶには? 発明原理シンボルマーキング 発明原理シンボル on 9画面法
- 索引 おわりに
アイデアの99%―「1%のひらめき」を形にする3つの力:スコット・ベルスキ
- ◆序章 アイデアを形にできないのはなぜだろう
- アイデア実現力とは
- この本を書いたわけ
- なぜアイデアを実現できないのか
- 「1%のひらめき」を形にする3つの力
- さあ、はじめましょう!
- ◆第1章 整理力
- ●整理力の大切さに気づく
- 整理力がアイデア実現のカギになる
- ●アクション・メソッド──仕事も人生も行動志向に変える
- プロジェクト管理法を見直す
- プロジェクトを3つの要素に落とし込む
- アクション・ステップはプロジェクトの命
- バックバーナーを保管する
- レファレンスを整理する
- アクション・メソッドを実践する
- 情報処理の時間をとる
- ●優先順位をつける──エネルギーを正しく配分する
- 活力の限界を知る
- 緊急性と重要性のバランスをとる
- 自然淘汰によって優先順位をつける
- ●実行力──ボールを前にころがし続ける
- 確信がなくても行動する
- 心おきなくアイデアを捨てる
- 会議を行動につなげる
- 実行の心理学と生物学
- 追いかけ続ける
- 自ら制約を課す
- 変化を受け入れ、同時に抑制する
- 進歩は進歩をよぶ
- 視覚に訴えてやる気を促す
- ●精神力を高める──集中を持続する
- 行動を習慣化する
- 仕事の空間を見直す
- 「不安が生む作業」を減らす
- ●整理力の大切さに気づく
- ◆第2章 仲間力
- ●周囲の力を借りる
- 夢追い人、片づけ魔、両刀使い
- 1人ではなにも成し遂げられない
- アイデアをみんなで共有する
- フィードバックを活用する
- 透明性がコミュニティの力を強める
- コミュニティの力はサークルを通して発揮される
- あえてライバルを求める
- 周囲を引き入れるには、まず自分が全力で取り組む
- 責任のシステムをつくる
- 注目を利用する
- ネットワークの力を使う
- シェアオフィスの利点を取り入れる
- セレンディピティ(偶然の幸福)を探す
- ●コミュニティにアイデアを広める
- 自分を売り込むことに罪悪感を持たない
- 賢い自己宣伝は尊敬につながる
- 自分の周波数を見つけ、周囲に合わせて調整する
- コミュニティの外にアイデアを広める
- 1人ではないことに気づく
- ●周囲の力を借りる
- ◆第3章 統率力
- ●「働く見返り」を見直す
- 報酬制度を根本から見直す
- 遊びの要素を取り入れる
- 仲間の貢献を認める
- ●チームの雰囲気を上げる
- 率先して働く人(イニシエーター)を引き入れる
- 補完的なスキルを育てる
- 真に生産性を上げるために、柔軟に取り組む
- 免疫システムを育て、弱いアイデアを淘汰する
- ブレークスルーのために闘う
- コンセンサスに縛られない
- ●クリエイティブチームを育てる
- あなたのアイデアをみんなのものにする
- リーダーが最後に話す
- 対立を利用する
- 褒めて育てる
- ホットスポット(情報が集まる人材)を見つける
- ●自己統率力を引き上げる
- 自分をよく知る
- あいまいさを受け入れる
- 失敗から学ぶ
- 自分だけは特別だと思わない
- 逆張りで常識に挑む
- 起業家として考える
- 反骨精神を持つ
- 人生の期限に目をむける
- 愛の不思議を知る
- チャンスと責任
- ●「働く見返り」を見直す
- 訳者あとがき
- 著者・訳者紹介
私はどのようなアイデアをカタチにしよう
今このサイトの大改修をしつつあることは積年の躓きを脱する「アイデアをカタチにする」行動の一内容としてとても楽しいのだが、要は報告手段の整備と表現だから、報告する内容こそ焦点だ。
だから、私の生活における「日々の創意工夫」(毎日、プチ創造だ!)、私の仕事における「アイデアをカタチに支援法務」は須く態勢を整備しよう。
さて問題は私の世界を構成しない眺めるだけの世界や社会の問題だ。今後「山ある日々:問題解決と創造」でできるだけ緻密に議論したいが、ここでは「社会制度を改革するアイデア」として考えてみよう。
日々の創意工夫
「日々の創意工夫」は、「アイデアをカタチにする」実例の宝庫である。「自然」、「生活」、「文化」、「仕事」等のいずれをとってもそれぞれ面白いことだらけだが、そのためには、上記したように、私が直面するイライラを克服すること、イライラに彩られた試行錯誤を楽しむことが重要である。
特にデジタル関係はそうだ。もうブロックエディターに負けないぞ。プラグインを投げ出さないぞ。WordやExcelだって、水準を超えて使いこなすぞ。購入したアプリもすぐに投げ出さないぞ。
日本で一番山に行っていた弁護士であったときと同じように、生成AIを日本で一番使いこなす弁護士になるぞ、というのが、日々の創意工夫のポ最大イントだ。もちろん言い過ぎだが。
アイデアをカタチにする_支援法務
弁護士として「アイデアをカタチにする」仕事を支援する法務ができないかと考えている。これは、通常の弁護士がする法律事務を踏まえつつ、より創造的な(不定型な)ビジネス分野に関わろうということだ。
このアイデアは6年以上前に一度頭を過って投稿したようだが、そのままになってしまった。実はこのようなことを考えていたことも忘れていたのだが、思いつく必然性があったのであろう。この項目は早晩、「アイデアをカタチにする_支援法務」という固定記事にして、「残された日々を生きる_支援法務」共々、「 弁護士が取り組むこれからの法律事務」の下位頁にすることにしよう。
社会制度を改革するアイデア
社会制度の改革
私が若いころは、「過剰」な政治の時代であり、私は一時期から「政治」とは弁護士の仕事と関係する限りで関わり、それ以上にはみ出さないこととし、以後、基本的にそのようにしてきた。もちろん、投票はしている。だから山に行き、孫守をしてきた。
ただ最近は、「政治」の変質が目に余るようになったので(「啓蒙思想2.0」)、私は改めて「政治」を含む社会制度の改革について、提言・実現する必要があるのではないかと考えるようになってきた。「遅れてきた元青年」である。とはいえ、すぐに用意できる現実的な提言があるわけでもないので、しばらく準備をしたいと思っている。
私がこれまで何らかの関与をしたのは、せいぜい次のとおりだ。
政治資金規正法の改正提言をした。その内容は、「選挙運動の自由化と政治資金のあり方(自由と正義2008年4月号)」を参照されたい。同時に、公職選挙法の改正提言をしている。
二つほどの自治体で太陽光発電設備を規制する条例策定に関与した。
南アルプスの山体をぶち抜き後世代に負担を掛けるだけのリニア計画に反対する住民に一時期法的アドバイスをした。
直接関係はないが、ジェフリー・サックスの「貧困の終焉」(表紙に、「2025年までに世界を変える」とあう。)やジョゼフ・ヒースの「啓蒙思想2.0」を高く評価していた。
そして今、もっとも重要なことは地球環境と資本主義の行方の問題だと考えている。私が少しひねくれているのは、地球環境を守ることに焦点を当てるのではなく、人が地球への過剰な負荷をかけることをやめなければ人(文明)は滅亡し、それと関係なく地球の自然は繁栄するだろうと考えていることだ。地球は強靱だ。資本主義(産業社会)は、有り余る(偏在する)財・サービスの取り合いにうつつを抜かすのではなく、地球への過剰な負荷をかけることをやめることに能力を費やさなければ、財共々なくなりますよ、あの世には持って行けませんよということだ。
「社会制度を改革する」方法と理論
これについては数理的な分析を含め、非常に有効な方法と理論が生み出されつつあると理解している。ゆっくりと整理していきたい。
貧困の終焉:ジェフリー サックス
- 謝 辞
- 序 文(ボノ)
- イントロダクション
- 1 地球家族のさまざまな肖像
- 2 経済的な繁栄の広がり
- 3 なぜ繁栄を享受できない国があるのか
- 4 臨床経済学
- 5 ボリビアの高海抜ハイパーインフレーション
- 6 ポーランドがEUに復帰するまで
- 7 ロシアが普通の国になるための闘い
- 8 五百年の遅れを取り戻す──中国の場合
- 9 インドのマーケット再編成──恐怖を乗り越えた希望の勝利
- 10 声なき死──アフリカと病
- 11 ミレニアム、9・11、そして国連
- 12 貧困をなくすための地に足のついた解決策
- 13 貧困をなくすために必要な投資
- 14 貧困をなくすためのグローバルな協約
- 15 豊かな社会は貧しい人びとを助けることができるか?
- 16 まちがった神話、効かない万能薬
- 17 なぜ私たちがそれをすべきなのか
- 18 私たちの世代の挑戦
- 訳者あとがき
- 原 注
- 読書ガイド
- 引用一覧
- 索引にかえて
啓蒙思想2.0〔新版〕 政治・経済・生活を正気に戻すために :ジョセフ ヒース
- 文庫版序文
- 序章 頭 vs 心
- 第1部 古い心、新しい心
- 第1章 冷静な情熱 理性──その本質、起源、目的
- 第2章 クルージの技法 あり合わせの材料から生まれた脳について
- 第3章 文明の基本 保守主義がうまくいく場合
- 第4章 直感が間違うとき そして、なぜまだ理性が必要か
- 第5章 理路整然と考えるのは難しい 新しい啓蒙思想の落とし穴と課題
- 第2部 非合理の時代
- 第6章 世界は正気をなくしたか ……それとも私だけ?
- 第7章 ウイルス社会 心の有害ソフト
- 第8章 「ワインと血を滴らせて」 現代左派の理屈嫌い
- 第9章 フォレスト、走って! 常識保守主義の台頭
- 第3部 正気を取り戻す
- 第 10 章 目には目を あるいは、なぜブタと闘うべきではないのか
- 第 11 章 もっとよく考えろ! 啓蒙思想からのその他の無益な助言
- 第 12 章 精神的環境を守る 選択アーキテクチャー再考
- 第 13 章 正気の世界への小さな一歩 スロー・ポリティクス宣言
- エピローグ
- 謝辞
- 訳者あとがき
- 解説/宇野重規
アイデア倉庫
ところで、アイデアの湧出を活性化するアイデアツールを集めた本(内容によって「アイデア・デザイン編」、「IT・AI編」、「経営編」、「心身の向上技法編」、「世界の構造と論理編」、及び「冷水編」に分けています。)を整理した「アイデア倉庫」を作成していた。これは数年前の整理で少し古いバージョンのアイデアの泉だ。補足しつつ、重要な本については、適宜追加介していきたい。