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老死を知る2書を読む
Mのコメント いうまでもなくすべての生物は「生老病死」という物理的化学的過程を辿り進むが、人はそれを言語化し、意味と価値から眺める。「生」は仏教では生まれることで「生きる」ことではなく、インド宗教での転生という特殊な前提がある。また病は、科学的検討の対象である。当面、私の目の前にあるのは、老と死としよう。ところで、私... -
身心を正常に保つ運動 改訂版
先に「身心を正常に保つ運動」を投稿したが、より使いやすく、運動だけの改訂版としよう。 フラミンゴ運動+ストレッチ 1日3分のフラミンゴ体操を心掛けよう。両手を腰に当て、片脚を床から5cm程挙げ、立つ。1回1分間の開眼・片足立ちを毎日3回行う。 ストレッチは、腕を回したり、体を枉げたり、好きなように、適宜でいいだろう。 ス... -
複雑な問題を検討するための方法論
「山ある日々:問題解決と創造」で用いる方法 注 この論述は、固定ページの後半に記載され埋もれていたので、切り離して新たに投稿する。若干文献等のバージョンアップをする必要があるが、投稿した方がやりやすいので、投稿後、対応する。 序 「問題解決と創造」のための方法論として「持続可能性と複雑系」、及び社会・世界を把握・モデル... -
創造はシステムである_を読む
書誌 創造はシステムである 「失敗学」から「創造学」へ (角川oneテーマ21):中尾政之(Amazonにリンク)新書は絶版のようだが、Kindle本がある。 Mのコメント この本を最初に手にしたのは、十数年前だろう。「創造」とあるが、「問題解決論」として読めば秀逸である。なかなかその魅力を伝えられないが、「機械的要約」を試みたところ、十... -
AI時代の質問力_を読む
この投稿は、固定ページの「問いは世界を創造する:問題解決と創造」のために作成した記事の一部を投稿したものです。 現代の問いープロンプティング プロンプティングは付き合い方が少し難しい という「いちづけだろうか・プロンプティングとは、生成AIに指示・質問する「問い」(プロンプト)のやり方のことである。当然自然言語で行う。従... -
知覚力・観察力が世界を拓く
Mのコメント 序 知覚力・観察力は、「問い」を充実させる基盤となる。その知覚について論述した後記の「観察力を磨く」、「知覚力を磨く」という似通った本がある。いずれも絵画の研究者、愛好者として、基本に絵画を据え、知覚力・観察力を磨く議論を展開する。レオナルド・ダ・ヴィンチや、シャーロック・ホームズに注目する点も重なってい... -
<問いの編集力:安藤昭子>を読む
Mのコメント 「問いの編集力 思考の「はじまり」を探究する:安藤昭子」は、故松岡正剛のスキーム(例えば「知の編集工学」)と重なる部分があるが、文化・教養に関わる問題をきちんと整理していて、格好いいし、応用範囲も広いので参考になる。 CNoteのまとめ ところで本書について、作者が重要だとと考えている点について、GNoteに5点挙げ... -
<知的生産の技術:梅棹忠夫>を読む
Mのコメント まず手始めに「知的生産の技術」の「目次と要約」を生成AIを利用して作成してみた。少し長すぎるが、この本を振り返り、新たな領域を解体するには悪くないできだ。ただこれを見る人は参考に止めてほしい。私は「要約」の内容についてはざっと見ただけで、チェックしていない。あくまで一つの手掛かりだ。この本の中で私が今で... -
2025年 年賀状
謹んで新春のおよろこびを申し上げます。皆様方にとってこの一年が希望に満ちた年でありますように心よりお祈り申し上げます。 そうはいっても、今、世界のあらゆる場所(パレスチナ、ウクライナ、アフリカ等々)で戦争と対立が燃えさかり、どうして?と頭を抱えてしまいますが、最近これらをもたらす要因を「物語」(ナラティブ)に求... -
問いは世界を創造する:生成AIと共に
問いは世界を創造する 「問い」は、世界を理解し、変えていく上でのすべての出発点であり、折り返し点でもある。この過程を「問いは世界を創造する」と捉えよう。「問いは世界を創造する」というのはいささか大仰な物言いだし、「問題解決と創造_総論」を付加すると「創造」がダブるので、一度、編集工学研究所の安藤昭子さんの「問いの編集...