IT・AI・DX,本の森

「拡張の世紀-テクノロジーによる破壊と創造」(著者:ブレット キング )(Amazonにリンク)

著者サイドによる紹介と目次

ヒト型ロボット、寿命延長、ゲノム編集、ブロックチェーン、空飛ぶクルマ、3Dプリント、AR・VR、etc。こうしたテクノロジーは世の中をどう変えていくのか。ヒトはどう変わるのか? 働き方、医療、交通、金融、教育、都市は?Tech界のグルが描き出す衝撃の未来予測!10年後の世界がここにある!

目次 

スマート化された生活
第1部 ディスラプションの250年
テクノロジーによるディスラプションの歴史
「拡張」の時代
姿を消すコンピューター
ロボットの優位性
第2部 スマート・ワールドの進化の仕方
Human 2.0
人間の「拡張」
ライフストリーム、エージェント、アバター、アドバイザー
第3部 「拡張」の時代
鉄道、航空機、自動車、住宅
スマートバンキング、決済およびマネー
「拡張」世界における信頼とプライバシー
「拡張」都市とスマート市民
新時代のエンゲージメント

※詳細目次は次のページ

私の簡単なコメントと メモ

詳細目次

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「データレバレッジ経営 デジタルトランスフォーメーションの現実解」(著者:ベイカレント・コンサルティング)(Amazonにリンク)

著者サイドによる紹介と目次

AI、IoT活用で悩んだら、これを読め! DXに行き詰っても、これを読め! デジタル時代の日本企業に贈る指南書
  「IoT(インターネット・オブ・シングズ)を導入してみたが、見るべき成果が出ない」「AI(人工知能)を活用したいが、何に使ってよいのか見当がつかない」。そんな悩みを抱える経営者やIT担当者が増えています。
  本書は悩みにDX(デジタルトランスフォーメーション)の第一人者がずばり答える待望の一冊。AIやIoTといった手段に惑わされず、経営上の目的の実現に向けデータを活用する「データレバレッジ」の発想を学びましょう。
  データレバレッジは、経営意志の達成や経営課題の解決に向けた取り組みをデータ収集・分析により加速させる方法論。経営視点で何のために、どんなデータを、どこで活用するのかを整理し、そのうえでAIやIoTなどの適切なツールを活用する。これにより従来の場当たり的な施策と違い大きな成果が得られるはずです。
  本書では、ビジネスで必要となるデータの本質や、データレバレッジの方法論の体系に加えて、すぐに実践できる具体的なアクションも詳しく解説しました。さらに基幹系などレガシーシステムからデータを解放して活用するための施策などにも言及しています。
  膨大なデータの活用により猛威を振るうGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)の強みや事業戦略を分析し、日本企業の戦い方についても豊富な事例を基に解説しました。 データレバレッジはDXを推進するためにも、強力な武器となります。
前著に『デジタルトランスフォーメーション』『デジタルトランスフォーメーションの実際』がある。

目次

第1章  データレバレッジ時代の幕開け
第2章  データ神話とその真実
第3章  データ産業、その構造と戦い方
第4章  データとの向き合い方
第5章  データレバレッジ実現へのアクション
第6章  データをレガシーの牢獄から解き放て
第7章  データレバレッジを実現する組織
第8章  データレバレッジ始動、CXを研ぐ

※詳細目次は次のページ

私の簡単なコメントとメモ

データは大事だが、データ、データといってもうまくいかないよという、アメリカではこうだという1章から3章は、分かりやすいが、本当にデータにレバレッジを利かせることができるかは、今後、検討しよう。

・「データを価値につなげる考え方は、テコの原理(=レバレッジ)になぞらえることができる。経営上の目的を実現するために、自社のデータに外部のデータを加え分析アルゴリズムでテコを効かせる。それが自社のデータを価値に変え、その価値を最大化するのだ。この考え方を「データレバレッジ」と名付ける」。

・データレバレッジ実現へのアクションは「「打ち手策定」「データ調達」「データ分析」「ビジネス変革」の4ステップと、それを支える「データガバナンス」は、データレバレッジのフレームワークに対応している。それらを推進するうえで重要となるのが「意識改革」「活動変革」「一体感醸成」である。」。

詳細目次

IT・AI・DX,本の森

「AIをビジネスに実装する方法 「ディープラーニング」が利益を創出する」(著者:岡田陽介)(Amazonにリンク

著者サイドによる紹介と目次

もはや「AI(人工知能)を試験的に導入してみよう」という時代は過ぎ、様々な企業が、現実のビジネスにAIやディープラーニング技術を活かした事業展開を行っている。

そうした動きは決して製造業やハイテク企業に限ったことではなく、小売・流通業や物流などなど、業界や業種を問わず急速に広がっている。

本書は、設立わずか6年で、国内企業数社でのAI導入支援の実績をもち、ディープラーニングが成果を出し始めた2012年から、いち早く同技術に注目してきたITベンチャーであるABEJA(アベジャ)の経営トップが自ら語る「AIのビジネスへの実装の具体的方法」。

AI・ディープラーニングをどう現実のビジネスに活かせばいいのか? 基本的なしくみから、実装・運用の成功要件、最新事例までを、文系ビジネスマンでも理解できるように、わかりやすく解説する。

目次

  • 1章 なぜ、いまだにAI導入を躊躇するのか
  • 2章 ネコでもわかるディープラーニングの原理
  • 3章 AIの導入前に知っておきたいこと
  • 4章 データ取得から学習、デプロイ、運用まで ~AI導入のプロセスを知る~
  • 5章 AIを導入した企業のビフォー&アフター
  • 7章 レバレッジ・ポイントにAIの力を注ぎ込む

私の簡単なコメントとメモ

2018年10月10日発行。この本は、非常に正直な本だと思う。「設立わずか6年で、国内企業数社でのAI導入支援の実績」という記述が、そんなもん?という感想を抱かせるし、第5章で紹介されている「AIを導入した企業のビフォー& アフター」(ICI石井スポーツ、パルコ、武蔵精密工業、コマツ」の事例や、「画像、音声、テキストが新しいビジネスを生む」もびっくりしない。

第4章までのAI(機会学習)の基本的な説明と相まって、敷居の低い、手堅く正直な本といえるだろう。

詳細目次