個と集団-「集団と集合知の心理学」を読む
- はじめに―集合知とは何か
- 1 社会的認知
- 1-1 認知心理学
- 1-1-1 パターン認識 / 1-1-2 注意と認知 / 1-1-3 記憶 / 1-1-4 知識構造 / 1-1-5 推論過程 / 1-1-6 メタ認知
- 1-2 ゲーム理論
- 1-2-1 囚人のジレンマ / 1-2-2 共有地の悲劇 / 1-2-3 やってみよう NetLogo
- 1-3 進化心理
- 1-3-1 進化ゲーム理論
- 1-4 社会的認知
- 1-4-1 社会的認知の人間観 / 1-4-2 二過程理論 / 1-4-3 自己制御 / 1-4-4 動機づけ / 1-4-5 目標感染 / 1-4-6 関係スキーマ / 1-4-7 態度
- 1-5 社会神経心理学
- 1-5-1 認知神経心理学 / 1-5-2 共感 / 1-5-3 自己制御と脳 / 1-5-4 デフォルトモードネットワーク
- 1-6 コモンセンス
- 第1章のまとめ
- 1-1 認知心理学
- 2 集団過程
- 2-1 集団とは何か
- 2-1-1 組織と集団 / 2-1-2 協同行為 / 2-1-3 集団の記憶
- 2-2 集団過程研究
- 2-2-1 グループシンク / 2-2-2 リーダーシップ / 2-2-3 社会的影響過程 / 2-2-4 状況の力 / 2-2-5 少数者からの影響
- 2-3 社会的アイデンティティ
- 2-3-1 集団成立の要件 / 2-3-2 自己カテゴリー化理論 / 2-3-3 社会的比較理論 / 2-3-4 最適顕現性理論 / 2-3-5 カテゴリー化の効果
- 2-4 社会的共有認知
- 2-4-1 共有知識効果 / 2-4-2 認知的チューニング 2-5 集団討議による態度変容 2-5-1 リスキーシフト実験 / 2-5-2 集団極化現象
- 第2章のまとめ
- 2-1 集団とは何か
- 3 集合行動
- 3-1 群れの行動
- 3-1-1 群れの動き / 3-1-2 環境情報と社会情報 / 3-1-3 群れの同調行動
- 3-2 群れの知性
- 3-2-1 昆虫の知性 / 3-2-2 昆虫の知性の事例 / 3-2-3 集約型意思決定 / 3-2-4 ヒトの群集行動
- 3-3 同調と感染
- 3-3-1 情動感染 / 3-3-2 行動模倣
- 3-4 ネットワークの科学
- 3-4-1 スモールワールド実験 / 3-4-2 バランス理論 / 3-4-3 正のフィードバック / 3-4-4 べき分布とスケールフリーネットワーク / 3-4-5 情報カスケード / 3-4-6 現実社会のネットワーク
- 第3章のまとめ
- 3-1 群れの行動
- 4 集団の集合知
- 4-1 みんなの意見は案外正しい?
- 4-1-1 多様性 / 4-1-2 独立性 / 4-1-3 分散性 / 4-1-4 集約性
- 4-2 集合知の指標
- 4-2-1 集合知研究に用いられるさまざまな指標 / 4-2-2 課題の分類 / 4-2-3 正解のある課題 / 4-2-4 正解のない課題 / 4-2-5 情報の分類
- 4-3 Pageの理論
- 4-3-1 多様性予測定理
- 4-4 集合知の実証研究
- 4-4-1 多数決ルール / 4-4-2 正解のある課題の集合知
- 4-5 社会的影響力が集合知に及ぼす影響
- 4-5-1 社会的影響力のネガティブな効果 / 4-5-2 少数者が有効な情報を持つ場合の集合知 / 4-5-3 社会的影響のポジティブな効果 / 4-5-4 社会的影響のモデル / 4-5-5 認識的ツールボックス
- 4-6 チームの分散認知
- 4-6-1 共有メンタルモデル / 4-6-2 IPO理論 / 4-6-3 共有メンタルモデルの測定 / 4-6-4 トランザクティブメモリー / 4-6-5 推論過程の共有 / 4-6-6 トレーニングの効果 / 4-6-7 共有メンタルモデルの形成過程
- 第4章のまとめ
- 4-1 みんなの意見は案外正しい?
- 5 組織の集合知
- 5-1 組織心理学
- 5-1-1 パフォーマンス / 5-1-2 職務満足感 5-1-3 職業性ストレス / 5-1-4 組織の発達 / 5-1-5 組織開発
- 5-2 集合知を用いた組織科学
- 5-2-1 ピープル・アナリティクス / 5-2-2 社会物理学 / 5-2-3 チーム
- 5-3 専門家をどのように選出するか
- 5-3-1 専門家による集合知 / 5-3-2 専門家のシグナル / 5-3-3 予測市場 / 5-3-4 評判
- 5-4 社会と集合知
- 5-4-1 言語と認知 / 5-4-2 多元的無知 / 5-4-3 文化としての言語 / 5-4-4 集合的記憶
- 第5章のまとめ
- 5-1 組織心理学
- 6 インターネットの集合知
- 6-1 インターネット
- 6-1-1 Web2.0
- 6-2 インターネット上の集合知
- 6-2-1 ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS) / 6-2-2 機械学習
- 6-3 オンライン集団の課題解決
- 6-3-1 分散型課題解決 / 6-3-2 情報量と課題の要因 / 6-3-3 オンライン上の共有知識
- 6-4 人間-コンピュータ相互作用
- 6-4-1 ウェブサービスと集合知 / 6-4-2 クラウドソーシング
- 6-5 インターネットを用いた集合知研究
- 6-5-1 広域ネットワークを用いた課題解決 / 6-5-2 アイディア創出 / 6-5-3 近未来予測研究
- 6-6 情報圏の分断
- 6-6-1 教育の必要性 / 6-6-2 オンライン学習
- 第6章のまとめ 結び―結合振動子としての人間
- 6-1 インターネット
- 0 補足事項
- 0-1 情報科学
- 0-2 ネットワークの科学
- 0-3 意思決定研究の概念
- 0-4 人工知能
- 0-5 ベイズ統計
- 0-6 マインドフルネス認知療法
- 0-7 シミュレーション研究