哲学・思想

2020-10-26

検討すべき課題

私は、むかしから、どちらからといえば、「哲学・思想好き」である。ただ、今は、哲学も思想もかなり限られた領域の作業であって「真理」とはあまり関係がないと思っている。
哲学は、ある問題領域について、ある地点から見える「風景」を整合的、論理的に整理する作業であるし、思想は、「風景」をぶち壊し、新しい価値を生み出す作業だと思っている。

だから、ある問題領域、ある地点について無自覚な「哲学」を読むと苛立つし、「思想」は」何を勝手なことをいっているのだと相手にせず、ときおり、感心する。その程度の付き合いだ。

以下、この分野は論じやすいのだが、今の私の課題は、「問題解決と創造」であるので、ひとまず、この分野の充実は、今後の課題にしよう。

哲学・思想

コメント

「放送大学の講義」は、哲学・思想を纏めたが、丹念に見ていけばまだあるだろう。あるいは、現代において「哲学と思想」の占める意図はこの程度ということだろうか。哲学の中では今「存在論」(形而上学)が目立っている。

「思想」は、「日本の思想家」、「様々な思想」、「仏教」、「ストア派」に分類した。掲載した本が異常に少ないが、この分野は、まだまとめていないということである。

参考本

放送大学の講義

  • 哲学・思想を今考える(’18)-歴史の中で- 1740067(ラジオ) 魚住 孝至
  • 西洋哲学の起源(’16) 1740016(ラジオ) 荻野 弘之、桑原 直己
  • 日本仏教を捉え直す(’18) 1554972(ラジオ) 末木 文美士、頼住 光子
  • 現代フランス哲学に学ぶ(’17) 1554905(ラジオ) 戸島 貴代志、本郷 均
  • 現代の危機と哲学(’18) 1554964(ラジオ) 森 一郎

哲学

参考本

  • 「現代哲学」(著者:門脇 俊介)(Amazonにリンク
  • 「哲学入門」(著者:戸田山 和久)(Amazonにリンク
  • 「意味と目的の哲学 生物学の哲学から」(著者:ルース・G・ミリカン)
  • 「〈概念工学〉宣言! ―哲学×心理学による知のエンジニアリング―」」(著者:戸田山 和久)
  • 「生物学の哲学入門」(著者:森元良太)
  • プラトンとの哲学 対話篇をよむ (岩波新書):納富 信留
  • プラトン (岩波新書):斎藤 忍随
  • アリストテレス はじめての形而上学 :富松 保文
  • アリストテレス入門 (ちくま新書) :山口義久
  • NHK 100分 de 名著 カント『純粋理性批判』 2020年 6月
  • ヘーゲル・セレクション (平凡社ライブラリー852) :G.W.F. ヘーゲル, 廣松 渉, and 加藤 尚武
  • 分析哲学講義 (ちくま新書):青山拓央
  • 現代形而上学-分析哲学が問う、人・因果・存在の謎:鈴木生郎・秋葉剛史・谷川卓・倉田剛
  • 現代存在論講義:倉田剛 R
  • 日常世界を哲学する~存在論からのアプローチ~ (光文社新書):倉田 剛
  • ノイマン・ゲーデル・チューリング (筑摩選書):高橋昌一郎 未購入
  • 知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性 限界シリーズ (講談社現代新書) :高橋昌一郎
  • 理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性 限界シリーズ :高橋昌一郎
  • 感性の限界 不合理性・不自由性・不条理性 限界シリーズ :高橋昌一郎
  • 哲学入門一歩前 モノからコトへ (講談社現代新書) :廣松渉
  • 廣松渉哲学論集 (平凡社ライブラリー678) :廣松 渉 and 熊野 純彦
  • 現代哲学の名著 20世紀の20冊 (中公新書):熊野純彦編
  • 哲学入門 (ちくま新書) (Japanese Edition):戸田山和久
  • 意味と目的の世界 生物学の哲学から:ルース・G・ミリカン
  • 概念工学宣言! 哲学×心理学による知のエンジニアリング:戸田山和久・唐沢かおり
  • 現代哲学 (哲学教科書シリーズ) 門脇 俊介
  • 哲学の起源
  • 哲学がわかる因果性 R
  • アリストテレス入門 (ちくま新書) 山口義久
  • アリストテレス 形而上学
  • 哲学がわかる形而上学
  • ワードマップ現代形而上学: 分析哲学が問う、人・因果・存在の謎  秋葉 剛史
  • 現代存在論講義Ⅰ
  • 現代存在論講義Ⅱ
  • 日常世界を哲学する~存在論からのアプローチ~ (光文社新書) 倉田 剛
  • 善悪は実在するか アフォーダンスの倫理学 (講談社選書メチエ) 河野哲也

思想

日本の思想家
  • 戦後思想の到達点 柄谷行人、自身を語る 見田宗介、自身を語る シリーズ・戦後思想のエッセンス: 柄谷 行人, 見田 宗介, 大澤 真幸
  • 吉本隆明と柄谷行人:合田正人
  • 吉本隆明: 思想家にとって戦争とは何か シリーズ・戦後思想のエッセンス:安藤 礼二 未購入
  • 新版 吉本隆明 1968 (平凡社ライブラリー861):鹿島 茂
  • トランスクリティーク ― カントとマルクス :柄谷行人
  • 世界史の実験:柄谷行人
  • 時間の比較社会学 (岩波現代文庫):真木 悠介
  • 自我の起源:真木 悠介
  • 気流の鳴る音 交響するコミューン (ちくま学芸文庫) :真木悠介
  • 社会学入門-人間と社会の未来 (岩波新書):見田 宗介
  • 現代社会の理論-情報化・消費化社会の現在と未来 (岩波新書):見田 宗介
  • 現代社会はどこに向かうか-高原の見晴らしを切り開くこと(岩波新書):見田宗介
  • 日本語のゆくえ (光文社知恵の森文庫) :吉本 隆明
  • 共同幻想論 (角川ソフィア文庫) :吉本 隆明
  • NHK 100分 de 名著吉本隆明『共同幻想論』 2020年7月
  • 心的現象論序説 (角川ソフィア文庫):吉本 隆明
  • 言語にとって美とはなにか (角川ソフィア文庫) :吉本 隆明 
  • 読書の方法~なにを、どう読むか~ (光文社文庫):吉本 隆明
様々な思想
  • 自己を見つめる (放送大学叢書) :渡邊 二郎
  • 〈わたし〉の哲学 オートポイエーシス入門 (角川選書):河本 英夫
  • 飽きる力:河本 英夫
  • 哲学の練習問題 (講談社学術文庫):河本英夫
  • なぜ今、仏教なのか―瞑想・マインドフルネス・悟りの科学 :ロバート ライト
  • ネットカルマ 邪悪なバーチャル世界からの脱出:佐々木 閑
仏教
  • 仏典
    • 阿含経典1 
    • 阿含経典2
    • 阿含経典3
    • 原始仏典
    • 和英対照仏教聖典
    • 仏教聖典 nK
  • ブッダの実践心理学
  • 自分を変える気づきの瞑想法
  • スマナサーラ長老の仏教塾
  • 仏教は宗教ではない
  • 日本の未来 アイデアがあればグローバル化だって怖くない ulK
  • 今、ここを生きる ulK
  • 「限界を乗り超える最強の心身 チベット高僧が教える瞑想とランニング 」(著者:サキョン・ミパム)
  • いきなりはじめる仏教入門
  • なぜ今、仏教なのか―瞑想・マインドフルネス・悟りの科学 :ロバート・ライト
  • ブッダが説いたこと
  • 初期仏教 ブッダの思想をたどる (岩波新書) :馬場 紀寿
  • アップデートする仏教 :藤田一照 and 山下良道
  • 科学するブッダ 犀の角たち (角川ソフィア文庫) :佐々木 閑
  • ブッダが考えたこと 仏教のはじまりを読む (角川ソフィア文庫) :宮元 啓一
  • 大乗非仏説をこえて: 大乗仏教は何のためにあるのか: 大竹晋
  • 本当の仏教を学ぶ一日講座 ゴータマは、いかにしてブッダとなったのか (NHK出版新書) :佐々木閑
  • 集中講義 大乗仏教 こうしてブッダの教えは変容した  別冊NHK100分de名著 :佐々木 閑
ストア派
  • Stoic Six Pack
  • 奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業-この生きづらい世の中で「よく生きる」ために
  • 迷いを断つためのストア哲学:マッシモ ピリウーチ
  • 良き人生について―ローマの哲人に学ぶ生き方の知恵 A guide to the good life. ウィリアム・B・アーヴァイン
  • ストア派哲学入門:ライアン・ホリデイ
  • 『自省録』の教え ~折れない心をつくるローマ皇帝の人生訓 マーク・フォステイター
  • ストア派 文庫クセジュ:ジャン=バティスト・グリナ

Posted by murachan54