世界史の中の経済史
「経済史」(著者:小野塚知二)は,必ずしも経済活動だけに焦点が当てられているわけではないが,文明,文化,思想,宗教等についての扱いが二次的になるのはやむを得ない。
ところで,つい最近まで,私たちの関心や知的エネル ...
このサイトの構成を少し見直します
最近,ほぼコンスタントにこのWebの記事を作成することができるようになり,記事数も増えてきた。そこで,まず最低限の変更として,私も閲覧してくれる人も,混乱せず,かつ目的とする記事に到達しやす ...
イノベーションを志す人が社会を理解するための基本書8選-試論
※2018年3月14日に表題を変え,内容を一部修正した。
私たちがいる,今,ここにある世界を理解したい私は昔から抽象的な思考が好きだったのか,面倒くさがりだったのか,一冊の本で,今,ここにある世界全体を理解したいという強い ...
「行政学講義」を読む
この本は,本屋で手に取ってみて,内容が整理され,しかも情報量が豊富に見えたので,その場で買ったものだが,読もうとすると,極めて分厚くかつ字も小さかったので,リアル本を ...
IT活用を妨げるもの-生産性上昇の方法
ビジネスあるいは生活の場で,ITはどのように受け止められているのだろうか。パソコンがセットされて「情報」「プログラミング」の授業を受けた世代はともかく,それより上の世代にとっては,「何かすごい能力を持っている」が, ...
「社会保障」という「窓」を通して社会の構造を理解する
著者:香取照幸
社会保障制度を理解する「公共政策」という「窓」を通して社会を理解する上で,社会保障制度(継続して実行される「公共政策」を「制度」と呼んでいいだろう。)は,政府の活動における比重 ...
日本経済の問題は生産性が低いことらしい
~潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋 著者:デービッド・アトキンソン
著者 WHO?「新・所得倍増論」(以下「本書」)の著者デービッド・アトキンソンはイギリスで生まれ,オックスフォード大学 ...
「公共政策」という「窓」を通して社会の構造を理解する
「入門 公共政策学」を読む ~社会問題を解決する「新しい知」 著者:秋吉貴雄
「入門 公共政策学」を読む相当以前から「公共政策学」という,何をしているのか,中味を想定しづらい学問領域があることは知っていたが,中学社会科の「 ...
中高年のお医者さんへ-医業の承継と相続その他
私の友達に,診療所(医療法人)を経営,診療しているお医者さんがいる。彼が抱えている問題について,簡単なレポートを書いて見たので,デフォルメして紹介する。私と同年代の中高年のお医者さんの参考になるのではないかと思う。経済学徒と孫守 ...
経済指標からマクロ経済学の入口にたどり着く
経済指標について,先行する記事として「「経済」は分からないー経済指標にアクセスするー」,「経済指標を理解する」を掲載したが,これらはいわば食材の野菜を買ってきて並べたただけで,まだ調理する段階には至っていない(まして ...