大型液晶モニターを使ってみる

ワープロを縦置き画面で使いたい

それこそどのくらい前だろうか,通常仕事で使う文書は,B5にせよ,A4にせよ,縦長だから,モニター(ワープロ)も縦置きで使うのが使いやすいという人がいてもっともだと思った。しかし,その頃は,モニターは厚くて重く,縦置きで使うことは,かなり技術的なハードルが高そうに思えたので,「あこがれ」以上にはならず,また私の周りにそのように使っている人もいなかったのでそのままになってしまった。

24インチモニターを買った

私が今仕事で使っているパソコンは,だいぶ前のタワー型だが,以前から使っていた古いモニターをそのまま使っていた。特に不自由はなかったが,モニターの性能も上がっただろうと思い,1年ほど前に,ACERの24インチのモニターを買ってみた。画面も以前より大きくなったし,解像度もあがったので,それなりに満足し,縦置きの野望は封印して横置きのまま使っていた。

固定レイアウトのKindle本を快適に読みたい

私はKindle本を多く買うが,かねがね固定レイアウト本やリント・レプリカ本が読みにくく,それだけはR本を買うことも多かった。一昨年の10月に購入した,Fire HD 10タブレットは,解像度が1920×1200だが,それでも固定レイアウト本やプリント・レプリカ本は読みにくい。

最近,テレビやパソコンのモニターは,より細密な画像が提供できるようになったと聞き,ふとこれらのKindle本をパソコンで縦置きのモニターで読めば快適ではないかと思い付いた。

31.5インチモニターを買った

そこで,先週,エイヤッと「I-O DATA モニター 31.5インチ WQHD ADSパネル」とこれを回転させて使うことができる「アーム」を買い,事務所で,縦横兼用で使おうと思ったのだが,机の具合で アームの設置ができないこと,また,解像度は横置きの使用で固定レイアウト本やプリント・レプリカ本を読むのにも十分であることが分かったので,事務所ではこれを横置きで使用することにした。

そこで,古いACERのモニターとアームを自宅に持って帰り,自宅でモニターを縦横兼用で使用してみることにした。自宅のパソコンは,3万7000円弱で買った「Jumper Ezbook 3L Pro」なので,一抹の不安はよぎったが,結果,きちんと使えている(最初モニター端子の種類を誤解して,間違ったものを買ってしまったが(正しくは,Micro HDMI ケーブル),そこはご愛嬌としよう。)。

とにかく,モニターを縦置きで使用すれば,固定レイアウト本やプリント・レプリカ本,さらには漫画も極めて快適に読めることが分かった。ただ,事務所の31.5インチのモニターも含めて,ごく一部に拡大しないと読みづらいレイアウト,色遣いのものがあるが,これはKindle本を作る側の問題だろう。

Fireタブレットをテレビに映す

その過程であれこれ調べているうちに,今のFireタブレットには,モニター端子はないが,Fire TV Stickを使ってテレビでNetflix,Hulu等を見ている人は,Fireタブレットをテレビの画面に映せるという記事を見つけ早速やってみた(こちらの記事-https://ygkb.jp/9576-)。

まずFire TV Stick側に,AirReceiverというアプリをインストールする。これは305円だったような気がする。

Fireタブレット側にGoogle Home というアプリをインストールするが,そのためにはGoogle  Playをインストールする必要がある。これが怖くていや,ないし面倒くさそうだという人にはできない。私は持っていてインストールが可能なFireタブレットにはすべてGoogle  Playをインストールしているが何の支障もない。

あと上記の記事とは,Google Homeのバージョンが変わっていて,少しわかりにくい。上記説明書にある「画面や音声をキャスト」は,あれこれやる中で,画面の一番右下の記号(アカウント)をクリックすると「デバイスのキャスト」が出てくるので,それをクリックすれば出てくる。

こういうことは本当に楽しい。