IT・AI・DX,日々雑感

ノートパソコン「Jumper Ezbook 3L Pro」を買った

自宅にDELLの32G ROMのパソコンがあるが(USBカードをHDとして増設しているが,いささか面倒だ。),32GではUSBを使ってもなかなかWINDOWS10のアップデート(更新)がうまくいかず,何回もやり返し,結局インストールしているソフトをほとんどアンインストールしてやっとアップデートすることができた。こんなことをやっていてはストレスがたまるだけなので,かねがね「安い」 ノートパソコンを買おうと思っていて,目を付けたのが,中国製の「Jumper Ezbook 3L Pro」である。たまたまAmazonでセールだったようだが,3万7000円弱である。ネットの評判も悪くない。

Amazonの記載によると,「ハードウェア:正規Windows 10 64bit Intel Apollo Lake N3450 1.1GHz CPU 優れたデータ転送機能 ビデオを流暢に見ることができ 低消費電力でもうまくいきます。メモリ:6GB DDR3L RAM and 高速起動eMMC 64GB M2 SSD スロット搭載、自由にSSD容量を拡張でき、最大128GBのTFカード:タブレットがスムーズに動作できます。ネットワークから好きなものをダウンロードして保存できる巨大なストレージ容量を備がえています。スクリーン:14.1インチ IPSベーゼルレスデザインされたスクリーン8mmの狭いフレーム16:9 FHD 1920*1080解像度 Intel HD Graphics 500 GPU高解像度の超大画面に緻密で細部まで描写、美しく鮮やかなカラーを再現するディスプレイ。デュアル高速無線LAN 802.11 b/g/n & 2.4GHz+5Ghz、Bluetooth (機内モードon/offボタン付)、内蔵マイク、9600mAH 大容量バッテリ 最大10時間連続しようでき、小型サイズで、持ち運びやすくて外で仕事しても勉強してもらくらく.9600mAh大容量バッテリーと低消耗電源コントロールで、1回の充電で最大10時間使用可能です。6-10時間連続のゲーム、6-10時間の連続視聴ができる」だそうである。

まともな性能で,値段も安く,「自由にSSD容量を拡張でき、最大128GBのTFカード:タブレットがスムーズに動作できます」というのだから,魅力的である。

二つの問題

さて購入後,翌日,商品が手元に来る。そして今日の時点で120GのSSDを増設し,つつがなく稼働している。しかしここまでくるのに若干の問題もあった。詳しい「説明書があると書いてあったのだが,多国語翻訳された簡単なもので,あまり役に立たない。

まず最初,WINDOWS10のアップデートが「無効」という表示が出てうまくいかない。有効にする方法が分からない。何回か,足踏みしたが,結局,これを有効にする方法を検索して見つけ,ほどなく解決した。

すこし手間取ったのが,SSDの取り付けである。SSDにも何種類かあるようで,検索してみるとどうもSSD M.2 2242というものらしいので,これをえいやっと購入(5500円弱)。その際,どうも120Gが上限というような記事も見つけたので,それに従った(商品説明の「 SSD スロット搭載、自由にSSD容量を拡張でき、最大128GBのTFカード:タブレットがスムーズに動作できます」というのはどういう意味なんだろうか。)。
そしてこれもネットの記事に従い,下の小さなカバーをはずそうとしたが,100均のドライバーではうまくいきそうになかったので,改めて精密ドライバー(ZENKE 63in1精密ドライバーセット 57種ビット 磁石付き 修理工具 (ブラック)。これを中国製)なるものを購入したが,これの使い方が分からない。そこでこれもネットで検索し,この商品の使い方をきちんと説明しているサイトを見つけたものの,60数種類の中のどのビットを使ったらいいかがわからない。でもねじはどうもプラスに見えるので,適当に選んでやってみると,OK。カバーを外せば,取り付けは,多分こうだろうという方法でOK。無事にカバーを閉じ,記憶域を確保するプロセスを実行する。

以上の過程を経て,無事に,ROMとして,eMMC64GB+SSD120Gで使用できるようになった,

多少ひやひやしたが,こんなもんだろう。4万円ちょっとでこれは安い。なお,Jumper製のノートパソコンには,若干の違う種類もあるようで,値段にも多少ばらつきがある。私が購入したこの製品は,最新で,ほぼ最安値だと思う。

今,中国のIT関係の技術と,安価で製造する底力はすごい。おって深センの実態を描いた「ハードウェアハッカー~新しいモノをつくる破壊と創造の冒険」を紹介しよう。

ノートパソコン PC ラップトップ WIN10 6GB RAM+64GB ROM Intel Apollo Lake N3450 14インチ 1920*1080 FHD デュアルWIFI BT4.0 HD (2018)

山ある日々

仏教音楽祭~流音月聲~

ここのところ一心に取り組んでいた書面書きが昨日の16時45分にやっと終わり,提出することができたので,今日(2018年11月10日)は,かねて誘われていた總持寺で行われた「宗派を超え,五大へ響く仏教音楽祭~流音月聲~」を聞きに行った。全日本仏教青年会全国大会と同時に開催された催しのようで,總持寺の境内ではお坊さんらの様々な内容のテントのブースが開かれていた。私は少し早く行き,レトルトの精進カレーを買い,野菜ラーメンを食べた。

内容は2部からなり,前半は「西川悟平ピアノ&トーク 奉納コンサート」,後半は「仏教音楽祭~流音月聲~」である。実は私は事前にその内容を全く把握しておらず,パンフもみなかったので,白紙で聞き始めたのだが,西川悟平さんの,ピアノとトークには本当に感銘を受けた。

西川悟平さん

西川さんは,ピアニストとしての修行中の30歳の時,ジストニアと診断され,最初は指が全く動かなかったがそれを克服して徐々に使えるように克服していったもののそれでも限られた指しか使えず,「7本指のピアニスト」と呼ばれているそうだ。そのことは,言葉は悪いが「そうですか」と言うしかないが,西川さんはその行動力を関連分野にもどんどんぶつけて事態を切り開いていく,その姿に感動させられる。例えば西川さんは,ニューヨーク在住でその住まいに「泥棒」に入られ脅されたが,震えながらも率直なやり取りをする中で,最後はピアノを弾き,泥棒らが家を直してくれたこと,その後,その時の希望をかなえ,カーネギーホールで開かれたコンサートに呼んだこと。いじめにあって自殺したアメリカの子が作った曲を演奏することを頼まれてその両親のところに行き,その子の部屋で一晩過ごしたり,その曲を映画で使うときに両親を日本に呼んだこと。その他,話される西川さん一つ一つの行動が思わぬ展開をするにつけ,自分の思いをぶつけて事態を切り開いていっていることがよくわかる。さて,私はどうしたらいいのか。なお「西川悟平,動画」等で検索すると,西川さんの活動が描かれたドキュメンタリーやその他の情報が得られるので,ご覧になることをお薦めする。

仏教音楽祭

後半は,7つの仏教団体の,主として声と太鼓,法螺,雅楽等の演奏に,男性俳優の女装の踊り,演奏家の,和太鼓,三弦,二五弦筝が加わり,多様な展開があって楽しかった。ただ,私は,例えば真言宗系の読経はそれ自体が美しく感動的なことを知っていたので,今回の演奏は衝撃とまではいえなかった。

最後に主催者のいかにも仏教家らしい挨拶があり,参加者で般若心経の読誦をしたが,なんと途中で詰まってしまった,昔はすらすらだったのに。

ただ,青年僧たちが,「世界平和祈念」と題してこのような活動をしていることには感動を覚える。今の世界の宗教の多くは平和を忘れているし,我が国のほとんどの人もこのことを忘れつつあるようだ。今後とも活動が発展していくことを期待したい。

IT・AI・DX,日々雑感

ここ両日の本の紹介の目的は?

自分の行動改革

昨日,今日と3冊の本を紹介しているが,これは特に重要な本というわけではない。ここしばらくの間,「問題解決と創造」と,その下位メニューである「問題解決の方法」,「ヒトの行動と生活」に手を入れており,今後どのような本を読み,どのような記事を作成していくのかが,おおよそ,固まってきたので,その方向に沿っている,手軽な本を紹介したまでだ。

今一番読み込んでいるのは,まず自分の行動改革を果たすべく,「習慣」に関わる何冊かの本だ。これらは,本や,その考え方の紹介と言うよりも,まず,私自身が悪い習慣を止め,良い習慣を身につけるという実践の問題である。ただあまり自分を前面に出すと,相当格好悪い事態も予想されるので,ほどほどにしよう。「「やり抜く人の9つの習慣 」を読む」は,分かりやすいその手掛かりというところだ。

「スロージョギングで人生が変わる」を読む」は,自分の行動改革の運動面の手引書だ,もちろん,継続が問題だ。

「ルールを守る心」を読む

「ルールを守る心」を読む」は,しばらく手をつけていない「法とルールの基礎理論」に落とし込む気で購入し,気になっていたのでざっと目を通してみたが,このままでは使えないなと思い,備忘のために紹介だけしておいた。

今後の展開

今後,自分の行動改革論がまとまれば,次は,複雑な問題の「問題解決」の手法であるシステム思考を押さえ,何より40年後の世界を予測,記述する「2052」(著者:ヨルゲン ランダース)と,「学習する組織」(著者:ピーター・センゲ)をマスターしたい。前者は,最も私が興味を引かれる分野の本であるのに,これまで気にもとめなかったのが「不思議」だ。

そして自分の行動改革の問題,複雑な世界の問題,企業の問題から目を転じ,法の基礎理論や,実務的な法律問題に取り組んで行くことにする。

なお1週間ほど仕事の書面の起案に追われるので,記事作成はその後になろう。