本の森

「本の森」は、私が読んだor目を通したor買ったままになっている本から、現在取り組んでいることのために読み、あるいは好奇心、楽しみのために読んだ本の中から、備忘のために適当に選んで作成する、私自身のための主観的な資料集です。何かしないとその本を買ったことさえ忘れてしまうから!

一つの本を取り上げる「「・・」を読む」の外、ある分野の本んをまとめる「「・・の本」まとめ読み」も作成します。

紹介の仕方や記述について、どのようなスタイルが最も省力化できて、かつ有用かは、なお試行錯誤するしかないようです。ただAmazonとの連携は有用でしょう。

「本のタイプ」として、佐藤優さんの「読書の技法」が紹介する、②簡単に読むことができる本、③そこそこ時間がかかる本、⑤ものすごく時間がかかる本に、①必要なときに参照する本、④かなり時間がかかる本を加え、5分類にするのがよさそうです。

「読込度」は、M.J.アドラーの「本を読む本」に準じ、第2レベル「点検読書」を、「点読」と「通読」に、第3レベル「分析読書」を「精読」に、第4レベル「シントピカル読書」を「熟読」にし、さらに、それ以前の段階の「眺め読み」を加えるのが。適当だと思います。

最初は、本の紹介や評価に加えてこれも紹介しようと思ったのですが、煩雑ですね。本の紹介の仕方は、「適宜」がよさそうです。

山ある日々

山ある日々という言葉に、私はうっとりする。この言葉を思いついた頃は、「山ある日々」は、実際に登山している日々を指していた。でも今は、もっぱら街中にあって、思い出す登山の日々、思い出す山々の風景、あるいはもっと抽象的に、私が山の緑、紅葉に包まれているイメージを呼び起こす。

一方、その頃の日常を指す言葉は、「毎日がエベレスト」。でもこれはいささか羊頭狗肉で、あまり流行らなかった。

しかし毎日がエベレストだろうと、山ある日々だろうと、街中はうるさく汚い。ずっと頻度は減るがこれからも山に出かけるだろう。そして山から清らかな風と、汗だらけの身体を運んでくるのだ。

IT・AI・DX,日々雑感

ホームページを自作して、2年半がたったが、それから更新はゼロ。ただし、その更新用の記事の素材にしようと思ってTypePadのブログ「山ある日々」も作っていたが、それも1年半ぐらい手が付いていない。

ホームページは、HP作成支援ソフトのDreamWeaverを使い、XHTMLとCSSに苦闘して、自作したものだが、少し離れるとDreamWeaverの操作が面倒すぎて手を付けるのがおっくうになってしまった。そうなるとブログを更新する意味も薄れるし、百名山も完登して登山回数が激減したことから「山ある日々」もまた激減したことに加え、ちょうど私が小澤事件の指定弁護士に選任されたことから、それを言訳にして完全に更新を怠った結果、ついにHPとホームページは死んでしまった。

しかしわずか2年であっても、ことITとWEBの世界の動きは激しく面白そうだ。私が情報発信することはともかく、世の中にあふれかえった知識、情報をしっかり整理し、確実な根拠に基づいて思考することは今後益々重要だろう。私の頭脳はもはやその任に堪えないから、外部脳として、ホームページとブログは重要なので、またぞろ、ホームページの作成、再生に取りかかったのである。

まず、DreamWeaverの操作をもう一度一から覚え直す必要があるだろう。ちょうど、バージョンアップしてCS6になっていたが、Adobeは一年間、月額3000円(1年後からは、月額5000円)で、ホームページの作成に必要な製品をすべて使えるというサービスを始めたので、とにかく一年間は、これを利用してみようと思い、FireworkやPhotoShop、Illustratorもインストールして準備万全。あとは、DreamWeaverと、XHTMLとCSS(HTML5とCSS3も使われ出した。)、Javascriptと、Jqueryと、ついでにPHPにも目を通しておけば完璧だろう・・・。しかし私は、WEBクリエーターではない。そんなことをしていたらいつになってもホームページ再生の日は来ない。

そこで考えたのは、もう一度一からホームページの作成をするのではなく、何かのテンプレートを利用することだ。ブログソフトであるWordPressは、普通のホームページのような固定ページも作成できるということなので、よさそうだ。これにしよう。WordPressは、サーバーにインストールして利用するそうだが、何とかなるだろう。

そこで何冊かWordPressの本を購入して目を通した。WordPressをサーバーにインストールする前に自分のパソコンで動作を確認するために、Xamppというソフトを利用する必要がある。それもOK。

その結果、WordPressを利用して一からホームページの作成をするのでは、DreamWeaver+XHTMLとCSSの比にならないくらい複雑になるので、本末転倒。WordPressが用意しているテンプレートTwelveElevenなら、何とかなりそうだ。本当ならこれに手を加えるのだが、もうとにかく使えればよしとしよう。それには、サーバーにインストールして利用するより、WordPressのブログが無料で利用できるサイトWordpress.comを利用した方が当面良さそうだ。いろいろとカスタマイズできるようになれば、もちろん、サーバーで利用しなければならないが、当面最低減でいいだろう。

ということで、いまは、Wordpress.comのブログサービスで、マトリックス法律事務所のホームページ再生の準備中である。もっとも、Wordpressと、今利用しているブログTypepadの母体であるMovableTypeは,かなりよく似ているようなので、最初からTypepadの有料コースを利用すればほぼ同じことだったかも知れないが、この波瀾万丈の過程に栄光あれ。

ところで、2年半前、私を苦しめたのは、私がいくら厳密に計算してホームページをレイアウトしても、どうしても、形が崩れてしまうことだった。もちろんそのひとつの大きな理由は、私がタグについて不十分な理解しかしていないか、計算を間違えているかであるが、一方、それ以上に、ブラウザーにバグがあって私がXHTMLとCSSを完璧に作成しても崩れてしまうことであった。厳密であると思った世界で、堂々とそのようなことがまかり通っていることを知り、大きく怒り、小さくなるほどねと思ったのであった。そして今回、WordpressないしTwelveElevenのスクリプトレベルでのカスタマイズをあきらめて、当面、Wordpress.comにしたのは、実はTwelveElevenが、HTML5とCSS3を利用していて、ホームページの幅が可変であるということであった。これでは、どこをどういじればよいのか、HTML5とCSS3を理解しないと分からない。そんなことはもう後回しだ。

最後に追加グチ。Wordpress.comで、私は最初、最新のTwelveTwelveを利用しようと思ったのだ。しかし、TwelveTwelveではどうも、ショーケースページが利用できないようだ。それでTwelveElevenに逆戻り。

以上、このようなことをトレースしている人には、初心者である私の愚かな苦悩がよくわかるであろう。興味のない人には、およそ関係のない話だろう。世界はとてつもなく複雑になりつつあると、しみじみと感じる。