山ある日々

今日(10月14日)の午後は、雨模様で、いつものように野毛山公園を走るのは無理かなと思っていたが、夕方前に何とか上がったので、1時間ほど走ることができた。といっても、私のは、走るというと「走る」という単語に失礼となるような、ゆっくり、ばたばた、よたよた走りである。でも1週間に1度野毛山公園を走るとずいぶん身体が軽くなるのは間違いない。

走りながら思い出したのだが、昨日の夜、NHKで,「日本アルプス大縦走-トランス・ジャパン・アルプス・レース」をやっていた。途中から見たし、相当お酒も入っていたので、今年のレースの全体像はよく分からなかったが、私は、トランス・ジャパンのことを考えると、何故か「私もいつか。でも、もう遅い」という気持ちがこみ上げてきて胸が熱くなってしまう。

トランス・ジャパンは富山と静岡の海岸の間415キロを、8日間で、北アルプス、中央アルプス、南アルプスの登山道を駆け抜ける。普通に登山として歩けば26日かかるそうだ。多分、世界でももっとも難易度の高いトレランレース、ウルトラマラソンであろう。2年に1回開催され、今年で6回目だ。

コースの概要は、早月川河口~馬場島~北ア(剣岳~槍ヶ岳)~上高地CP 関門◎〔8/14 8:00〕~境峠~木曽駒高原スキー場~中央ア(駒ケ岳~空木岳)~駒ヶ根~市野瀬CP 関門◎〔8/16 17:00〕~南ア(仙丈岳~三伏峠CP ◎関門〔8/18 9:00〕~茶臼岳)~畑薙第一ダムCP ◎関門〔8/19 0:00〕~井川~笠張峠~静岡~太平洋/駿河湾・大浜海岸(ゴール)◎関門〔8/19 24:00〕。北アルプスほぼ全山を1日半、南アルプスもほぼ全山を1日半で通過することになる。

体力・技術的な参加条件は、①長時間行動後、標高2,000m以上の場所において、2回以上の▽ビバーク体験があること。⇒露営技術、②1日に、コースタイム20時間以上の山岳トレイルコースをコースタイムの55%以下のタイムで走りきれる体力と全身持久力を有すること。⇒山岳/走力 例:日本山岳耐久レース(71.5km)レベルの大会において、11時間10分以内で完走できること。③フルマラソンを3時間20分以内あるいは100kmマラソンを10時間30分以内に完走できる体力を有すること。⇒平地/走力、となる。

単純に計算しても、1日に50キロ以上、山を走り、山に泊まる(ビバークする)という普通では考えられないレースだ。しかも、今回は、台風以上の暴風雨だったそうで、山ではすごい風雨にさらされたようだ。生きた心地がしないというのが実際だったろう。とにかく優勝した望月将悟さん、完走した選手、残念ながらできなかった選手、レースを支えた関係者、応援した人すべてに敬意を表したい。

確か過去の大会では、間瀬ちがやさんという子連れの主婦ランナーが優勝したことがあったのではないかな。絶句です。星野緑さんもかっこいい。

本の森

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一口コメント

“THINKING,FAST and SLOW"への橋渡し。カーネマンは、今後の社会や人間の理解に不可欠となるだろう。ただ、「前提」の検討が十分かという問題がある。

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IT・AI・DX,日々雑感

昨日、今日と、多くの人には、お出かけモードの土・日であったろう。横浜の赤レンガでは、世界のビール祭りが行われ、山下公園では、インド祭り?が行われたはずだ。また、赤レンガを起点とするウオーキング大会が行われ、なぜか私の自宅の前もそのコースになったようだ。大桟橋には、自衛隊の「ひゅうが」という大きな護衛艦が入っていた(写真の下のバスと人の大きさ!)。大桟橋からまじまじと見てしまった。

私は両日とも奥さんと朝散歩に出かけただけで、山歩きには出かけなかった。ホームページの内容やレイアウトが気になって、とにかこの土日で何とか「使い物になる」程度にはしたいと思ったからだ。あれこれ試行錯誤の結果、つたないなりに一応の目途がついた。来週は、どこか適当な山に出かけられるだろう。

今回、よく分からなかったのは、見出しのフォント調整で、どうも有料のフォントサービスで調整していて、CSSではうまくいかないのかも知れない。無料のWORDPRESSブログであるから、いろいろな思惑があって、作るのが楽なだけ、ブラックボックスが生じるのはやむを得ないだろう。この土日の自慢は、TOPページの下部の「最近の投稿」で、右にでる「コメントを受け付けない」旨の余計な表示を、display noneで消せたことだ。分かる人には分かるだろう。

ところで、ブラックボックスといえば、バージョンアップしたホームページビルダー17を少し触ってみてそういう傾向が強いように感じた。このバージョンからWORDPRESSとの連携を強めたというだけあって、適宜のレイアウト(テーマ)を選び、あれこれ選択して文章を入力すれば、何も分からなくてもすぐに立派なホームページができるという触れ込みはよく分かるが、これは要するにすべてがブラックボックスであるということだ。これでうまくいくのかどうか、今暫く様子を見てみたい。ただ、触った限りでは、WORDPRESSブログでは作成補助に使えなさそうなので、DREAMWEAVERに習熟するのがよさそうだ。それ以前に、CSSの基本をよく理解するのがもっと大事だが。