地方自治法務

この記事は約3分で読めます。

地方自治法務へのアクセス

地方自治体は,国のミニチュア版ではない。国と並ぶ別の「政府」だ。地方分権改革がなされるまでは,自治体は国の組織の一部と扱われ,屈辱的な思いをしてきた。しかし地方分権一括法の施行により,状況は大きく変わり,自治体は「政府」となった(はずだ。しかし揺り戻しも多い。)。なすべきことは多い(後記5)。

しかし「地方政府」にふさわしい「実力」を有しているかというと,疑問である自治体も多い。

問題は,ひとつは,自治体が,十分な法務能力(法による統治能力)を有していないということがある。これまでは国がすべてを取り仕切ってきたのに,いきなり放り出されたこともあって,法が使えないのである。議会の機能も不十分だ。

これは後記①ないし③の「政策法務」の問題である。自治体行政全般がそうだともいえるが,具体的には,まちづくり条例や,景観条例をうまく機能させることができない(⑥ないし⑨)。太陽光発電の問題も同様である。

もうひとつは,,会計能力が不足しているということだ(後記⑩,⑪)。首長が自治体の財政を自分の財布と勘違いし,自分の利益追求のために,やりたい放題をしている自治体もあるようだ。ただこの問題は,「地域経済」の問題と密接に関連している。その問題は[政府」でとりあげよう。

自治体は,本当に表に出れば恥ずかしいことを山のように抱えている。国の監督があった方がよかった?でも今の国の行政はどうなんだろう。そもそも政府はそんなもんだ,国民,住民が汗をかかないと,何もうまくいかないのかもしれない。

地方自治法務実務書・体系書

一覧

①「自治体政策法務講義」(著者:磯崎初仁)

②「政策法務の基礎知識」(著者:幸田雅治他)

③「法制執務の基礎知識」(著者:大島稔彦)

④「図解地方議会改革実践のポイント100」(著者:江藤俊昭)

⑤「地方自治法概説」(著者:宇賀克也)

⑥「都市法概説」(著者:安本典夫)

⑦「まちづくり条例の実態と理論」(著者:内海麻利)

⑧「Q&A わかりやすい景観法の解説」(著者:坂和章平)

⑨「景観法と地域政策を考える」(高崎経済大学地域政策研究センター)

⑩「政策づくりに役立つ自治体公共事業分析」(著者:永山利和)

⑪「習うより慣れろの市町村財政分析-基礎からステップアップまで」(著者:大和田一絃)

簡単なコメント

Kindle本には,①~③のような立派な「法務」,「政策法務」の本が多い。④は地方議会の改革を志した本だ。

実は地方自治体は,きわめて多くのことをしていて大変なのだが(⑤),ポイントが抜けていることが多い(⑥~⑨)。

地方財政についてあまり騒がなくなったが,現状分析の手法を身につける必要がある(⑩⑪)。

自治体の監視,改革は本当に難しい。

 

「地方自治法務実務書・体系書詳細目次」へジャンプします

 

 

その他の関連記事へのリンク

 

 

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました