労働法務へのアクセス

労働法務は,事案(立場)によって,異なる風景が展開する領域だ。私は労働事件をさほど多く手掛けているわけではないが,労働者側からも使用者側からも相談を受け,訴訟をしたことが何度かある。

どちらにもそれなりの理由がある場合がほとんどだが,なかには,使用者側が全く無知な場合や,労働者側が巧緻に立ち回る場合もあるという印象だ。法制度が頻繁に変わり,内容も細分化の一途をたどっていること,労働基準監督署の介入も多いこと,かなり人為的な約束事のもとに成り立っていること等から,血の気の多い人には最適で,ここを主戦場とする人も多い。ただ私はビジネスの観点もふまえて,冷静にとらえたいと思う。

労働法務実務書・体系書

一覧

①「2018年 労働事件ハンドブック」

②「法と経済で読み解く雇用の世界」

③「労災・過労死の裁判」

簡単なコメント

上記に述べたことから,「体系書」が成立しがたい領域かもしれない。

全体をフォローした最新の実務書として「2018年 労働事件ハンドブック」(著者:第二東京弁護士会労働問題検討委員会」を紹介する。法と経済学の領域に属するのだろうが「法と経済で読み解く雇用の世界 働くことの不安と楽しみ」(著者:大内伸哉ほか)は冷静になるのにいい。特に避けたい「労災・過労死の裁判」(著者:佐久間大輔)にも目を通しておくと,別の意味で冷静になれる。

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