問題解決と創造の知識

アイデア倉庫とは

アイデア倉庫は、アイデアをカタチにする上で、参考となる本(原則として私が所有するKindle本。一部紙本(Rと表記)及び購入予定本(nと表記)も含む。)を集めたものです。今後、改定していきます。

内容によって「アイデア・デザイン編」、「IT・AI編」、「経営編」、「心身の向上技法編」、「世界の構造と論理編」、及び「冷水編」に分けていますが、重なっているものも多く、厳密ではありません。「冷水編」は。あまり浮かれては駄目だというもの。

そのうちAmazonにリンクさせますが、「本の森」で紹介したものは紹介記事にもリンクさせることにしよう。固定頁にあります。

アイデア・デザイン編

  • アイデア大全 
  • アイデア・バイブル R
  • IDEA FACTORY 頭をアイデア工場にする20のステップ
  • アイデアはどこからやってくるのか 考具 基礎編治
  • ∞アイデアのつくり方 R  A Technique for Producing Ideas
  • アイデアのちから R Made to Stick: Why Some Ideas Survive and Others Die
  • トリーズ(TRIZ)の発明原理40 nK
  • 創造はシステムである
  • <アイデア>の教科書
  • アイデアを形にする発明教室 1
  • アイデアを形にする発明教室 2
  • 思いが伝わる! 心を動かす!アイデアを「カタチ」にする技術
  • アイデアをカタチにする仕事術―ビジネス・プロデューサーの7つの能力
  • デザインの次に来るもの
  • デザイン思考が世界を変える nR
  • クリエイティブマインンドセット
  • 選ばれ続ける必然 誰でもできる「ブランディング」のはじめ方
  • 明日のプランニング 伝わらない時代の「伝わる」方法 nK
  • ブランド論 nK
  • 「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義 nK
  • 考えることリスト
  • ロジカル・シンキング
  • 美の幾何学 天のたくらみ、人のたくみ R
  • 流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則 R
  • かたち 自然が創り出す美しいパターン1 R
  • 流れ 自然が創り出す美しいパターン2 R
  • 枝分かれ  自然が創り出す美しいパターン3 R
  • メディア、編集、テクノロジー

IT・AI編

  • 情報 第2版
  • 角川インターネット講座合本版
  • インフォーメ-ション
    • The Information
  • 〈インターネット〉の次に 来るもの 未来を決める12の法則 The Inevitable: Understanding the 12 Technological Forces That Will Shape Our Future 
  • 9プリンシプルズ Whiplash
  • 世界でもっとも強力な9のアルゴリズム Nine Algorithms that Changed the Future n
  • シリコンバレー発アルゴリズム革命の衝撃
  • アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書) 
  • 史上最大の発明アルゴリズム: 現代社会を造りあげた根本原理 R
  • 楽しく学ぶ アルゴリズムとプログラミングの図鑑 R
  • シンギュラリティは近い [エッセンス版] 人類が生命を超越するとき
  • ヒューチャー・オブ・マインド
  • ビッグデータの正体 情報の産業革命が世界のすべてを変える 
  • ナンバーセンス 
  • データの見えざる手
  • 「データの見えざる手」がオフィスの生産性を高める DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文
  • カルチャロミクス 
  • Information Science and Technology 
  • 入門コンピュータ科学ーITを支える技術と理論の基礎知識 
  • コンピュータは私たちをどう進化させるか 
  • コンピューターは私たちをどう進化させるか
  • 脳・心・人工知能
  • 通信の数学的理論 R
  • 知の進化論
  • 話すだけで書ける究極の文章法
  • 人工知能は人間を超えるか
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」
  • AIは「心」を持てるのか 脳に近いアーキテクチャ
  • ビッグデータと人工知能 可能性と罠を見極める
  • 人間と機械のあいだ 心はどこにあるのか
  • あたらしい人工知能の教科書
  • 人工知能と人工生命の基礎 創発する知能
  • はじめての人工知能
  • 進化計算と深層計算
  • AIが人間を殺す
  • AIの衝撃
  • ゲノム編集とは何か
  • 人工知能を超える人間の強み
  • なぜ人工知能は人と会話ができるのか (マイナビ新書) 
  • 人工知能解体新書 
  • 人工知能と人工知性
  • 人工知能のための哲学塾
  • 人工知能と商業デザイン
  • 決定版AI 人口知能
  • 量子コンピューターが人工知能を加速する
  • 情報科学入門 nR
  • 情報科学基礎―コンピュータとネットワークの基本 R
  • コンピュータのしくみ R
  • パソコンが動くしくみ
  • パソコンのしくみ
  • 通信のしくみ
  • この一冊で全部わかるサーバーの基本 R
  • おうちで学べるサーバのきほん
  • ポートとソケットがわかればインターネットがわかる
  • イーサネット&TCP/IP入門
  • HTML5&CSS3
  • HTML5&CSS3 スタンダード・デザインガイド

経営編 

  • 経営理論大全 すぐに使える最強のビジネスセオリー (朝日新聞出版) ジェームス・マクグラス
  • スタートアップ・バイブル
  • スタートアップ・マニュアル
  • リーン・スタートアップ
  • シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法 ビジネスを指数関数的に急成長させる
  • 経済的価値と社会的価値を同時実現する 共通価値の戦略
  • SIMPLE RULES
  • HARD THINGS
  • ZERO TO ONE
  • BOLD
  • ピクサー流創造する力
  • ぼくらの仮説が世界をつくる
  • 未来を発明するために今できること
  • 20歳のときに知っておきたかったこと
  • スタンフォードの自分を変える教室
  • 機械との競争
  • なぜ、間違えたのか
  • フレームワークの教科書
  • アメリカ海軍に学ぶ最強のチームのつくり方
  • カール教授が女子高生にハーバードのビジネス理論を説明してみた
  • カール教授のビジネス集中講義 経営戦略 nK
  • カール教授のビジネス集中講義 ビジネスモデル nK
  • カール教授のビジネス集中講義 マーケッティング nK
  • 経営は何をすべきか ゲイリー ハメル
  • ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学 入山 章栄
  • 鬼速PDCA 冨田和成 #copy
  • 経営戦略全史 50 Giants of Strategy (ディスカヴァー・レボリューションズ) 三谷宏治
  • 新しい市場のつくりかた―明日のための「余談の多い」経営学 三宅 秀道
  • ビジネスモデルの教科書【合本版】―経営戦略を見る目と考える力を養う nK
  • ビジネスモデル全史 nK
  • ビジネスモデル ギャラリー  1 図解!ペニーオークションからAKB48まで話題の会社を読み解く最新事例集
  • ビジネスモデル ギャラリー 2 図解!ビジネスモデルキャンバスで読み比べる注目事例27選
  • ITビジネスの原理
  • 利益モデルの方程式
  • オープン・サービス・イノベーション
  • 道具としてのファイナンス
  • ザ・プラットフォーム:IT企業はなぜ世界を変えるのか? 
  • プラットフォーム戦略―21世紀の競争を支配する「場をつくる」技術 平野 敦士カール
  • プラットフォームビジネス最前線 26の分野を図解とデータで徹底解剖 
  • プラットフォームの教科書 超速成長ネットワーク効果の基本と応用
  • 進化するプラットフォーム(角川講座11)
  • 会社法の入門書を読む前におさえとく ゼロからの簿記・会計と経理・経営のオハナシ
  • IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ
  • IGPI流 ビジネスプランニングのリアル・ノウハウ
  • IGPI流 セルフマネジメントのリアル・ノウハウ nK
  • オールタイムベストビジネス書100

心身とその向上技法編

  • 人体600万年史
  • つながる脳科学 「心のしくみ」に迫る脳研究の最前線
  • メカ屋のための脳科学入門-脳をリバースエンジニアリングする-  R
  • 続 メカ屋のための脳科学入門-記憶・学習/意識 編 R
  • リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法 R 
  • 意識はいつ生まれるのか
  • あなたの知らない脳
  • 脳はいい加減にできている
  • ことばと思考
  • ペンタゴン式 目標達成の技術
  • 手ごわい頭脳
  • 脳が認める勉強法
  • 脳にまかせる勉強法
  • 脳を最適化する
  • GRIT やり抜く力
  • メンタルが強い人がやめた13の習慣
  • チェンジ・エニシング
    • Change anything
  • 知的複眼思考法 nK
  • サイエンスの発想法
  • 上達の法則

世界の構造と論理編

  • ソーシャル物理学
  • 偶然の科学
  • 情報と秩序
  • ファスト&スロー 上・下
  • 人類が知っていることすべての短い歴史 上・下
  • この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた
  • 世界のたね 上・下
  • Physics Girls 物理法則
  • 目に見える世界は幻想か?
  • ロウソクの科学
  • マンガで分かる有機化学
  • マンガで分かる無機化学
  • 炭素文明論
  • 進化とは何か
  • Evolution: The Triumph of an Idea Carl Zimmer
  • 生物はなぜ誕生したのか
  • 生物に学ぶイノベーション
  • 進化は万能である The Evolution of Everything: How New Ideas Emerge Matt Ridley
  • 繁栄
  • 生命・エネルギー・進化
  • 弱者の戦略
  • 植物のあっぱれな生き方
  • 植物はすごい
  • 新動物生態学入門
  • 異文化理解力
  • 幸福の資本論
  • 経済は地理から学べ
  • 経済は世界史から学べ
  • 日本経済入門
  • 世界はシステムで動く
  • 〈わたし〉の哲学 オートポイエーシス入門 (角川選書) 
  • 原因を推論する 
  • 神は数学者か?: 万能な数学につい
  • コンピュータは数学者になれるのか
  • 数学の言葉で世界を見たら
  • 心はすべて数学である
  • 数学的な宇宙
  • 哲学入門
  • 思考と推論
  • 考えることの科学
  • ことばと思考 
  • 創造の方法学
  • 「原因と結果」の経済学
  • 計量経済学の第一歩
  • データ分析の力 因果関係に迫る思考法
  • 入門 犯罪心理学 nK
  • Know This: Today’s Most Interesting and Important Scientific Ideas, Discoveries, and Developments John Brockman

冷水編

  • 人類が絶滅する6のシナリオ R
  • 人類は絶滅を逃れられるのか
  • スタートアップ・バブル

 

本の森

「本の森」はなかなか増えていかないので、カテゴリーの見直しを契機に、各カテゴリーのお薦めの本を、適宜2、3、ピックアップしておきます。暫定的なものです。

 

Ⅰ 宇宙と科学…エネルギー・物質・情報・宇宙・地球

「情報と秩序」「宇宙からいかにヒトは生まれたか」

Ⅱ 生命と知能…生命・進化・遺伝・知能・言語・自然

「なぜ生物は誕生したのか」「生命、エネルギー、進化」

Ⅲ 人体・医療・健康…Ⅱから取り出したもの

「ジエンド・オブ・イルネス」「人体600万年史」

Ⅳ 人類と社会…人類・集団・社会・文化・政治・経済

「啓蒙思想2.0」「決断科学のすすめ」「繁栄」

Ⅴ 経営・アイデア・技術…Ⅳから取り出したもの

「経済的価値と社会的価値を同時実現する 共通価値の戦略」「創造はシステムである」

Ⅵ 国家と法制度…Ⅳから取り出したもの

「法と社会科学をつなぐ」「法哲学」「数理法務のすすめ」

Ⅶ 論理とIT…論理・数学・計算・データ・PC・IT・AI

「哲学入門」「インフォメーション」「<インターネット>の次にくるもの」

Ⅷ 文芸・登山・その他

「Born to Run」、「芭蕉連句集」

Ⅸ まとめ読み

 

日々雑感

生産性運動60周年

昨日(2015年3月2日)、日本生産性本部が、「生産性運動60周年」を記念し、標題のシンポを開催した。記録として残されるかどうか知らないが、備忘のために、取り急ぎ印象に残ったことだけを記述しておく(ただ手許にメモ帳もなかったので、本当に印象だけである。)。

私は生産性本部が取り組んでいる「マクロ領域での構造改革」の一つである佐々木毅元東大総長率いる21世紀臨調で、公職選挙法や政治資金規正法を抜本的に改正しようという提言の作成に参加したことがあり(残念ながらこれは今のところ全く生かされていないが)、生産性本部の活動には深い敬意を抱いているが、弁護士という職業柄、「生産性運動」には余りなじみがなかったし、シンポに参加する気もなかった。しかし「とにかくめまぐるしい40日でした」に書いたように、会社の代表者の代わりのようなことを始めたので、こういうことにも目配りしなければと思い、急遽参加することにした。

シンポの内容

シンポのコーディネーターは、冨山和彦氏(経営共創基盤CEO)、パネリストは小島順彦氏(三菱商事会長)、相原康伸氏(自動車総連会長)、大田弘子氏(政策研究大学院大学教授)で、3氏とも日本生産性本部の副会長だそうだ。

内容は、「生産性運動60周年」に敬意を表して「生産性」という切り口ではあるが、要するに逼迫した状況にあるわが国の現状をどう変革するかという、それぞれの「見立て」の披露会である。

冨山氏が最初に、参加者の手許に紙資料がないことを知ってか知らずか、多分外の企画のために作成したパワーポイントの画面で、聞き取れないくらいの早口で、かつ滑舌もあまりよくない語り口で、前提となるデータ、すなわち現在人手不足であること、L(ローカル)を基盤とするわが国のサービス産業の労働生産性が低いこと、G(グローバル)に展開する製造業について資本効率性が低いこと(だったと思う)、したがって伸びる余地があること(だったかなあ)、自身が関与する東北地方のバス会社も人手不足であり需要はあるのに充分なサービスが供給できないこと、ブラック企業は労働生産性が退場すべきだ等々を説明した。

これを受けてパネラーが自分の「意見」を述べていくわけだが、本当に参考になったのは小島氏と冨山氏で、彼らの「意見はそれぞれの実践に裏打ちされたものであるから、データとか、わが国や世界の政治、経済情勢と照らし合わせると、光り輝く感じがした。相原氏はこれらとは一線を画し、労働組合という立場からの一種苦渋に満ちた「洞察」でなかなか聞かせた。違和感があるのは大田氏で、政策提言はいいけど、それは誰がやるの、経営者?労働者?政治家、役人?(例えば、役人は経営をしないよね。)という感じで、誰に何ができるのかをまずよく整理した方がいいかなという感じだった。そうすれば、「知識」も役に立つだろう。とはいえ、大田氏も私と同じ還暦だそうで、本当にこれからですね。

あとは順不同だけど(こういうシンポでは誰が何をいおうと対立することもないので)、地方、国際展開、労働の問題が大事だ、グローバル化とイノベーションが重要だ、TPP、、東京オリンピックを視野に入れて国際環境と向き合い「開国」することが重要だ、商社は今や投資企業で海外600社にCEOを出している(200社だったかも知れない。)、労働者の移動がポイントだ、若い人がもっと留学しなければ、若い人は英語なんかより、議論すること、自国の文化を理解すること、志が大事だ、英会話に現在完了や三単現を使わなくたってとにかく意見をいおう、老いも若きもとにかく国際的な場で活躍しよう、安倍総理も歴代総理に比べて段違いに海外に行き、フランクな関係を作っている等々。アベノミクスの、金融政策、財政政策の評価はさておき、成長戦略にコーディネーター、パネラーをはじめ多くの人が協力しようとするのは、安倍さんに人を見る目があるのか、運がいいのか、なかなか得がたい状況を実現したなという感想を持った。

私としてはこのような中で、BJ機をどのように浸透、活躍させるべきかを、真剣に考えた次第である。

その後

その後の記念パーティに安倍総理がいらっしゃるとアナウンスされていたけど、立食パーティは面倒なので、久しぶりに横須賀線グリーン車、保土ヶ谷駅の居酒屋で、私的なパーティを実行した。