IT・AI・DX,日々雑感

テーマを変えるしかない

昨日のお詫びに書いたように、形が崩れるのでテーマをいじっていたら、うっかりこれまでのテーマ(Lighrning Pro)から新しいテーマ(Cocoon)に切り替えてしまい、すぐには元に戻せないので、暫定的にこのテーマで公開します。こんなことをする気ではなかったのですが。しかしこれは単純だから、これにしようかな。

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サイドバーの内容が中央に表示される

前々から気になっていたのですが、一部の固定頁でスクロールしていくとサイドバーの内容が中央に本文と重なって表示されて読みにくくなっています。特にこれから手を入れていく「問題解決と創造のヒント」(問題解決と創造に改称予定)で起きているようです。単純な設定ミスならいいのですが、これは多分複雑な原因が重なって起きていると思うので、すぐには直らないようです。根本的にやり直さなければならないと思いますので、どうするか、テーマの変更も含めて検討していきますので、しばしご容赦ください。

しかしこういうのって自分ではどうしようもないのでストレスになりますよね。

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私が第一に取り組むべきこと

私が今後このWebで第一に取り組むべきことは、問題解決のための「法とルール」が、適切な内容で作成されて実行され、社会をよくする方向で機能するよう、立法、行政、司法の過程を監視することだと思っています。今までは、立法、行政、司法の過程が人権を擁護する憲法に適合するかどうかということが監視の中心だったわけであり、それが重要だったことはそのとおりですが、でもこれからは、少なくても私にとっては それは課題の一部でしかなく、より重要なのは、加速度的に複雑になっている環境の中の社会、世界のシステムの中で問題解決のための「法とルール」がどうあるべきかを見定めることだと思っています。憲法適合性ならこれまでの法律の庭での問題ですが、弁護士という実務家が、社会、世界の複雑性を踏まえ問題解決のための「法とルール」のあり方を考察・監視することは、全ての時間を研究に費やせる学者の人と違って、なかなか大変です。でも、分析と説明で終わらずに、問題の焦点を「法とルール」にあわせてチェックすることは、法律実務家でこそ可能なことではないかと思っています。

今までも漠然とはこのような方向で、このWebの構成を考えてはいたのですが、なかなか焦点が絞れませんでした。ながーい中断を経てやっと構成がまとまってきましたので、これを次ページに掲載し、今後これに沿ってこのWebを作り直していきたいと思います。ただ構成そのものは今までとそれほど違ってくるわけではありません。要は、複雑性の中で「法とルール」の問題をどこに位置づけるかということです。

何が問題なのか

何が問題かというとき、<私>を前面に出せば、目をつぶれば世界は見えなくなる(端的にいえば死ねば世界はなくなる)わけですから、まず<私>から見える個の不定・不作為・依存状態を解消し、自立・充足することがもっとも重要ですが、ただ個は共同性(社会)なしには生存できませんから、社会、世界の問題を同時に視野に入れて取り組んでいかないと、個の自立・充足もできないでしょう。

さて現時の世界のもっとも重要な問題は、持続可能な地球ということです。地球の現状は、人類の活動で満杯状態なので、資源は急激に不足し、環境を汚染するので、それを前提にして、地球の資源を利用して生産、消費、廃棄等の活動をしていかないと、持続できないということです。持続できないのは、地球ではありません。今の人類です。地球は、惑星が衝突しようと、全球凍結になろうと、全面核戦争がおころうと、太陽に飲み込まれるまでは生命を育んで存続するでしょう。問題は今の人類の存続であって、地球の問題と考えるのは勘違いです。ここでも、<私>を前面に出せば、少なくても私が死ぬまでは多分人類は存続するでしょうから、子、孫の世代の人類の存続を望むかどうかという問題です。

このように数十年前から地持続可能な地球が問題とされ、それが今アップアップの状態です。それのコロラリーとして、資本主義、日本経済と企業、都市と地方がどうなるのか、どうすれば人類の破滅を招かず存続できるのかという問題も、極めて難しい問題です。

加えてもうひとつの問題は、同じ頃から始まり、最近AI・ビッグデータと共に拍車がかかりつつある<情報の氾濫・暴走と社会の崩壊>という問題です。共同性(社会システム)の要素は、コミュニケーションですが、最近のネットやメディアを流通する厖大な情報は、そのほとんどが匿名で現実との対応関係を持たない(人との関係でいえば、身体性を持たない)無意味、無内容で、かつ悪意に充ちた情報です。最近の政治状況の混乱はこれがひとつの大きな原因でしょう。情報の氾濫・暴走によって社会・世界は、統御できない状態に入りつつあり、早晩崩壊するのではないかとも思えます。そういう中で「法とルール」も同様の道をたどりつつあるように思えます。今作成される多くの「法とルール」は、複雑な社会、世界の中で、現実との対応性(リアリティ)を欠いた、言葉だけ飾り立てた、立法の根拠も、論理性も欠く、解読不能な代物の横行と捉えていいのだと思います。「法とルール」が社会の崩壊を準備しつつあるように思えます。

まずは、持続可能な地球(持続可能性)いう理解の上に立った、身体性を有する情報の確保が大切なことでしょう。

そのような方向を目指し、このWebの項目として、「法律業務案内」のほかに、「問題解決と創造のヒント」、「IT・AI・DX(情報)」、「持続可能性:世界の複雑な問題群」を作成します。

次の頁に項目の詳細を掲載します。